アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第14話 解散するクラクラ、デビューする歌苗 感想

※2018/07/15 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

今回はバダジェフスカの最初で最後のムジーク(※一期において)が登場します。第8話の女子会でかなりえげつなく言い合っていたクラクラの二人がブチギレ解散!?そしてもう一つの見所は、歌苗がアイドルとしてデビューする!?まあ、歌苗ちゃんはカワイイし見事な脚線美があるし、アイドル姿を見てみたい気がする。でも音羽館の大家として、また普通のJKとしてただでさえ忙しいんだから身体壊さないでほしいよ…。そして、今回は男子のみんなも親衛隊として大活躍♪それでは今回もレビューに入りましょうー。

第14話 解散するクラクラ、デビューする歌苗 (2017/07/09 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
誰もが一度は聞いたことがある名曲「乙女の祈り」を、『クラシカロイド』のスタッフが料理するとこんなお話になる、ある意味とても『クラシカロイド』らしい回とも言える第14話。あれ?13話でも同じ事を書いたよね私?そうなんですよ。「ます」の時とはまた違う意味でショックを受けるこの第14話。ムジークがまさかの演歌!初見の時は本当にビックリしましたよ私。それに「一発屋」で演歌というのがそのなんというか、ねえ。でも今となっては「乙女の祈り」のムジークアレンジは演歌以外は考えられなくなっています。それくらいインパクトがある証拠なのかも。

最初から最後までぶっ飛んでいるのは事実。しかしあともう一つだけ衝撃的なことをあげるならば、これですね。バダきゅんの台詞「一発も当てられない子」「本当に一発当てられる子なんて、世の中にどれだけいるっていうの」…。凡人が聞くと痛いよね。子供の頃ってさ、「頑張れば必ず成功する」って無責任な大人に言われるじゃないですか。最初からあきらめるのは論外としても、1%のひらめきがない限り努力しても掴めないものがある、それが凡人。才能があるかないかは早めに見極めて、適切に舵を切りなおす方が良いと個人的には思います。話がそれましたが、バダジェフスカはやはり天才だということですね。たとえ「一発屋」と呼ばれようとも。

以下は思ったことメモ。

  • 開始早々、奏助の顔芸ですか。なになに?「クラクラ大ゲンカブチギレ解散 か!」スポーツ紙みたいなwebニュースで泡吹いちゃったの?絶望だよね。視聴者もね。

     

  • リスト「女子会のときだって、かなりえげつなく言い合っていたじゃない」、ショパンはネット情報を教えてくれる、モーツァルト「そろそろ公式発表くるんじゃない?」もう何かどんどん話を進めてくれてありがたいんですが、まだ心の準備ができてないから追いつけないよー。奏助「やめてー!」わかるよわかる。
  • 倒れたソファを片足で起こす楽聖ベートーヴェン。ベト「人生は忙しい。忘れろ!」シュー「さっぱりと!」うん、ベトらしいね。先輩に合わせる後輩も、らしい。奏助「もうですか?」安定の一般人代表としてのふるまい。

     

  • えっと、公式発表がまさかのご本人登場(チャイコフスキー)で、メガホン持って大声でって…。奏助とどめを刺された感。そして有無を言わさずアバン終了オープニング曲って、今回も安定の最初から全力疾走の公式様。

     

  • チャイコ「ハハハ、なーんつってな。リハだリハ」「でもすぐ本番やっから」。奏助「なんなの?」って顔がピノコになっておる。

     

  • リッちゃんに泣きすがるチャイコかわいい。なになに?新曲でソロが削られたの?「バダのやつ一発屋のくせに!」一発屋はやめたげて。

     

  • 歌苗「でもそれ戦略じゃないですか?」。第12話でバッハがペラペラと喋ったこともチャイコにはこたえるよね。チャイコの表情がくるくる変化して端から見ている分には面白い。でも女性に蹴りを入れるのはやめよう。

     

  • リスト「うんうんわかる。一生懸命通訳していたのにね。別にいらなかったのね」それ慰めてない、傷口に塩を塗ってる。
  • チャイコの分まで夕食の心配をする歌苗は女神。「ビーフストロガノフ、ピロシキ」ここまではロシア料理だけど、「ポトフ」はフランスだね、「ガスパチョ」たぶんスペインだ。そもそもそういうのが作れるってすごいし、絶対にただのJKではないよね。
  • 第12話でもらったJSBの名刺が役に立ったけど、歌苗が事務所に行ったら有無を言わさずバダ「一緒に頑張ろうね」って、もうチャイコはいいの?それにしても長ネギは何の料理に使う予定だったんだろう?

     

  • ちょっとちょっと音羽館メンバー!アイドルデビューに誰一人反対しないしむしろ大喜びしてるってどうよ?特にベトモツは、因縁があるバッハが後ろにいることは心配にならないのかな?アイドルになりそこねたモツに対してシューさん辛辣だ。チャイコに氷嚢を用意してあげたのは誰なのか気になるよ。
  • 「当たれば一生モノ」の言葉に、音羽館の前に金貨が山盛りって想像が泣ける。歌苗はお嬢様なのにお金に苦労してきたもんね。バダ「一発ゆうな!」のビンタがすごい。芸能界って厳しいね。個性派揃いのコーチ陣に、デ○ーク更家っぽい人がいる?「頑張ろうね」のバダきゅん怖すぎ。

     

  • 音羽館の食堂で作戦会議。シューさんにとっては地方都市の名物が重要らしい。モツはやっぱり水着が気になるのね?リスト姐さん、天然素材がとっても刺激的です!奏助は撮った写真でグラビア本を作って下さい。チャイコの親父帰りがハマりすぎていてもう。

     

     

  • アイドルのレッスンに励むレオタード歌苗。歌唱力はバッハとミツルが目をそらしたレベルか…。ジュースの缶を片手で握りつぶせる握力はあるらしい。何か別の道で活用できるといいね。レッスンが過酷なためか、学校で授業も部活も寝ちゃってて、カワイソス。

     

  • 家事全般を取り仕切る大家が消えた音羽館は荒れ放題。食事もままならないらしい。頼みの綱のベトはカニギターに夢中でギョーザーもないという。ベトは2週間くらいはほとんど飲まず食わずでいられる実績があるもんね(第9話)。チャイコがお酒に手を伸ばしたのがリストにみつかるEテレ。未成年飲酒を咎めるシーンは、さすがEテレ。
  • 自分で酒造を試みるために畑からイモを育てるアイドル。他局の鉄○ダッシュのノリだよね、知ってる。「許可無くお酒を製造するのは法律で禁止」って、パッド君はさすがEテレアニメの鑑。
  • チョっちゃんのスマホに三弦からメール。歌苗の顔芸がすごい。無理、絶対無理(むり)!ベト「何になってしまったのだ?」それを言っちゃあおしまいよ。一人モツだけがピュアに喜んでる。デビューライブの案内記事を読み上げるチョっちゃん、最後の「ドンミスイッ」は記事には無かったよね。

     

  • ライブ前夜、歌苗はバダの部屋にお泊まり。パジャマの裾を踏んで転んだらバダ「脚の長さが違うんだから仕方が無いよ」って、さらっと嫌み言うんだこのアイドルは…。バダ「いつも私は月だった。でもね歌苗となら…」せっかく語っているのに、歌苗は布団に潜って熱心にサインの練習をしてたよ。これ、ベースはベトのメールにあったサイン案ですか?

     

  • 動画サイトにレッスン時の動画を投稿するチョッちゃん。「燃料投下完了~♪」鼻歌まで出て楽しそう。ニコ動っぽいサイトのコメントもなかなかだけど、つけられたタグがまたひどい。

     

  • 楽屋で鏡を前に最後の練習に励む歌苗。バダはさすが先輩の落ち着きぶり。「お客さんはみんな私(バダ)の事見てるって思えばいいの」また何気にひどいことを言うバダ。
  • 客席の「ギレドルカナナ」コールがすごい。本気出してきたオタ芸。燃料投下は確かにショパンだったけど、他の音羽館メンバーが生き生きとコールして煽ってきます。これは、おそらく善意なのよね?

     

  • 「普通の女の子に戻りたい」って、舞台に出ていけなかった歌苗。バダの表情、ガラかめですか!さあ、ここからはバダのターンだ。「一発屋の生き様、見せてやろう」見せて見せてー。

     

  • 親父コスを脱ぎ捨てながら舞台の真ん前に出たチャイコに名前を呼ばれるも、「もう太陽は私一人なの!」。そしてポーランド語のムジーク口上で変身!カッコイイです。「一度だけ」なんて言わないで!
  • そしてまさかの演歌に、絵がなぜか太陽系!?しかもチャイコがイカロスになって太陽に向かって飛んでいくし。今に始まったことじゃないけど、「クラシカロイド」はぶっとびすぎて話についていけなくなる時があるよね。
  • 絵面があれだけど、チャイコのよるバダへの語りかけが良い。チャイコちゃんって賢いと思うんです。「二人だけの本物だべ」うん、またヨリを戻せるよね。バダ「でも私の洗顔フォーム、ずっと勝手に使ってたよね」うわー、女の恨みって!簡単に仲直りさせないのが「クラシカロイド」クオリティ。

     

  • ベト「天才の目覚めには、常に犠牲あり」。このBGM(「天才の目覚めに犠牲あり」)はまさにこのシーンにあわせたわけですね。サントラに収録されています。
  • エンディングまで、まさかのカラオケルームでカラオケ映像だなんて…。本物のカラオケにもこの動画が入っていたら面白いのに!

     

♪ムジーク
嗚呼 えんどれすどりいむ ~乙女の祈りより~
  アーティスト:つんく♂(Vocal:小湊美和
  作詞:つんく 作曲:テクラ・バダジェフスカ 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 溝口雅大

♪ムジーク効果(私見
自らは太陽となりひれ伏す人達に崇められる、精神的作用。影響範囲はライブ会場の観客の対してですが、ロイド達と奏助に変化はなかったので、元からのファンである人だけに効くのかもしれません。

♪今回(第14話)のマイベスト・ベト
片足でソファを起こしたのもよかったけど、外せないのはやはりこの台詞でしょう。

 

「愛に見返りを求めれば、与えられるのは悲劇のみ」突然どうした!?シューがいつもなら「さすが先輩!」って言うのに、今回は周りと同時にタメイキついたのがちょっとだけ気になるよ。

 

「アイドルとして生まれ変わるがいい」手が大きいよね。このあと「はい書いて」って指を鳴らす動作までがセット。

♪今回(第14話)のベト歌

 

歌苗「ん?なんかいっぱい来てるし」スマホのメール履歴がほぼ全部ベトだった件について。奏助が代筆したんだろうけど、わざわざ別アドレス取得したのかな?それにしても、語尾を「~ウナ」にするのはどうかと思うよ。

 

ベト「ギーレ、ギレドル、カナナ~!」ペンラ2本も持ってノリノリですね。

 

かなえられた乙女の祈り~バダジェフスカ作品集

かなえられた乙女の祈り~バダジェフスカ作品集

 

史実のバダジェフスカは他にも作曲していますね。2期では「叶えられた乙女の祈り」がムジークになるかも?今度は演歌ではなく70年代歌謡曲のテイストになったりして(※あくまで勝手な予想)。

 

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

『クラシカロイド』第13話 ます 感想

※2018/07/08 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

はい、第一期全25話の折り返し地点です。そして先日、6/29(ムジークの日)に第二期の追加キャラクターが発表されました。ワーグナードヴォルザークですってよ!

www6.nhk.or.jp
ネットニュースでも流れたので、これがきっかけで『クラシカロイド』に興味を持ち初見で入るかたもいらっしゃると思います。そして、評判を調べる過程でネット検索して当ブログにたどり着いた皆様へ。これから視聴予定でしたら、この第13話からではなく別のお話から入りましょう。基本一話完結なのでどこからでも入れますが、個人的に入門編としておすすめするのは、第2話、第11話、第15話あたりです。あ、でももし第13話をもう観ちゃったよという今回が初見のかた、大丈夫です。第13話と第17話は第一期全25話の中でもかなり難易度の高い回なので、もし驚いたとしてもくじけないでくださいね。第一期全25話を繰り返し観ている私でも、「ついていけないよ…」と思う瞬間はいまだにあるのですから。それでもハマってしまう魅力が確かにあるのですから!

第13話 ます (2017/07/02 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
誰もが一度は聞いたことがある名曲「ます」を、『クラシカロイド』のスタッフが料理するとこんなお話になる、ある意味とても『クラシカロイド』らしい回とも言える第13話。再放送ではムジークの日の直後、本放送ではお正月一挙放送の直後がこの「ます」回なんですよね。前置きで「初見ではおすすめしない」趣旨のことを書いちゃいましたが、この回から入るかたは当然多いと思われます。もちろんここからハマれるなら猛者です。でも、そうじゃない人だって『クラシカロイド』の世界観に慣れてからであれば楽しめると思うんですよ(※ソースは私)。娯楽作品を無理して観るのは違うけれど、ここで脱落するのはもったいない!ま、でも言うほどひどくもないですよね。まっさらな状態のかたに変な先入観を与えるのはよくないのでこの辺で。楽しければいいじゃーん。

それにしても、シューベルト二回目のムジークが前回よりさらに強力になっていますね。そのくせ自分の意思でコントロールできないなんて、本当にたちが悪い(※褒めてます)。ただ、尊敬してやまないベートーヴェン先輩とがっつり絡めた(※変な意味では無く)ので、たとえ生命の危機に瀕しても本望だったのでは?

以下は思ったことメモ。

  • ウホッ。良い身体してますなシューさん。昼間っからお風呂なんて贅沢♪鼻歌も出るよね。それにしても良いお声。あっ、タクト持ってるよ!無意識なの?

     

  • えっと、状況が飲み込めないんですが、お風呂におぼれたの?その割に暢気じゃない?立ち上がれない?なんと鱒になっちゃってたよ、えええー!そしてここでアバン終了でオープニング曲なんて、視聴者置いてけぼりだよ…。

     

  • 「すごい能力だ。でも何の役に立つ?」ごもっとも。「まずい、まずいぞこのままでは」わしもそう思う。それにしても、魚がお風呂のお湯で泳いだらたぶん火傷するよね。
  • モーツァルト、今回だけはおまえに頭を下げよう」とは言ったものの実際には頭を下げていない件について。モツ「おいしそー!」やっぱそうなるよね、わかる。
  • 浴槽を飛び出し頑張って逃げようとしたシュー。少しでも水がある場所にって、洗濯機の中にいたのね。でも回転がキケン、目が回る。飛び出して正解…でも捕まっちゃったね。

     

  • 「ピンチ、パンチ、ポンチ、フルーツポンチ」「それはりんごですか?はい。それはおいしいりんごです」って、絶体絶命の危機によくそんなことって思ったら、なるほど考える脳みそが魚レベルになったわけね。
  • アルケー社の面々は、お魚フルコースを召し上がっておられる。三弦が重要なこと言っているのに、バッハ様がむしゃむしゃ食べる姿が気になって頭に入ってこない。ピザはカリカリかモチモチかとか、チャイコちゃんバッハ様を質問攻め(笑)。バダきゅんはまた一発屋って言われてる。そして、バッハ様の発言がまた音楽用語に戻ってるよ。ちゃんと喋れるの知ってるんだからね!

     

  • 奏助(というよりパッド君)がいないときはチョッちゃん頼みのネット検索。最初はモツにそそのかされていたけど、もうすっかり食べる気満々になってますな大家殿。
  • そう、ただここに居てもいずれ食べられちゃうんなら、逃げよう。「さようならベートーヴェン先輩」って、後輩の基準はあくまでも先輩らしい。「そして地獄に落ちろモーツァルト!」とまで言っているから案外余裕があるかも?水たまりを驚くべき跳躍力で渡りながらついに池に!見ていてハラハラするよ。
  • わ、新たな驚異はハッシーだ!「生魚はダメだ。寄生虫がいるぞ」が最高。よかった奏助が来たよ。小枝で文章を書いたシューさん、鱒なのに頭イイ。そしてメッセージは日本語でもドイツ語でもなく英語だった件。しかも中学生レベルの英文をパッド君が訳すし。

     

  • 魚の願いを叶えてあげる奏助やさしい。「※魚を勝手に放流するのはやめましょう」の注意書きテロップはEテレらしい教育的配慮。

     

  • あ、ベトが釣りしてる。「なぜ一匹も釣れぬー!」たぶんエサをギョーザーにしたせい。あ、でもシュー鱒お腹空いているんだった。いやな予感…ほらやっぱり釣り上げられたよ!この絵だけ釣りキチ○平っぽいのはナゼ?

     

  • ベートーヴェン先輩が愛してくれたのだ。この私を!幸福だ!生涯最高の瞬間だ!もういい、ベートーヴェン先輩に食べられるのなら本望」もう台詞がなんというか、字面がすごい。脚本家さん絶対わざとだ。極めつけが「これからはベートーヴェン先輩の血肉となって生きていこう!」すごい(※すごいしか言ってない)。

     

  • あーあ。先輩までオサカナに。今度はりっちゃんに見つかっちゃったよ。そして音羽館メンバー全員が食べる気になっておる。ベト「手も足も出ないのか」シュー「魚だけに」。誰が上手いこと言えとww

     

  • みんなで調理法を相談。チョッちゃんはクリーム煮がいいらしい。シュー「気高きベートーヴェン先輩は是非、このお姿のまま蒸し焼きにするべきです皆さん!メインディッシュとして君臨しなければ!」先輩のことを敬愛してやまないのは痛いほど伝わるんですが、食べられることが前提になっているのが大問題。変わり果てた先輩のお姿がなんかもう。

     

  • 運命に抗うため田園ムジークでカニ型ロボットをつくり戦闘態勢に入るベト。さすがベートーヴェン先輩。「そこをどけ捕食者ども!」もうここから先は理解しようとしないことがポイントです。考えるな感じろ!

     

  • キッチンツールを武器にして応戦する音羽館メンバー、まずおかしいと気付こうよ?りっちゃんの俊敏さは過去のなわとびヌンチャクで証明されているけど、チョッちゃんが意外にすばやくてびっくり。リスト姐さん、漢(オトコ)だなあ。

     

  • カニ型ロボットを止めようとするメンバー。モツ「カニもおいしそう」ってこれは食えないよ(笑)。何気にラッキースケベが2回あったね(チョッちゃんと奏助)。でもおそらく一番興奮してたのは鱒シュー。またムジークだだもれしちゃって、他の人も巻き込んじゃった。

     

     

  • 全員オサカナになっちゃって「今日も楽しいお魚生活の始まりだ!」…淡水魚も海水魚も一緒に池にいてカオス。みんな「らしい」姿になっているのがウケます。パッド君とハッシーは無事だった様子。こんな状況が何日も続いたら、奏助の家族が捜索願を出すんじゃ?
  • 一週間たってやっとムジーク解除。よかったね。そうかシューベルトは入浴中だったから全裸…歌苗「いやぁぁー!」モツ「変態ー!」これもラッキースケベ(たぶん違)。大事なところがベトの頭で隠れているのも、声だけの演技で絵が建物なのも、よい子のEテレ的な配慮。

     

  • 夜お風呂に入り直して、また上機嫌になるシューさん。「♪ララララン、ラランランラーラー♪」いやっ、らめぇ。オサカナになっちゃう/// また振り出しに戻るの巻。そういえば今回シューさんはずっと裸だったのね?
  • エンディング。ピアノ五重奏曲の素敵な調べでもなんだか不安になってしまう罠(笑)。そして、画面の所々にオサカナがいるよ!


♪ムジー
ます
  作曲:フランツ・シューベルト
※原曲です。アレンジされていません。

♪ムジーク効果(私見
本人および周りの人を魚に変化させる作用。シューベルト自身の意思とは関係なく発動され、解除方法は無いのでそのまま一週間は魚のままになる。以前の「子守歌」ムジークはせいぜい数時間で肉体の変化はなかったのに、「ます」ムジーク っょすぎる。

♪今回(第13話)のマイベスト・ベト

 

この釣りのときの表情、いいと思います。

 

「俺は運命に屈服する気は無いぞ。たとえ三枚におろされようとも最後まで抵抗してやる!」
ああ台詞がカッコイイしムジークも発動しちゃうし。なのに姿がどう見てもお魚なのがもう。

♪今回(第13話)のベト歌
今回ベトシュ(シュベト?)の回ですよね。でもベト歌は公式認定なので必ずあるんですよ。

 

「横暴だぞ小魚!」「小魚って言うな!」
オサカナの姿でも夫婦漫才、ありがとうございます!
しかし、権利関係がやや心配。どう考えてもこのクマノミはファインディング・ニ○よね?デ○ズニーに怒られない?

 

ジークが解けたときにもやはり隣同士にいるという。一週間ずっと夫婦漫才してたのか!?
 

“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.2-アニメ 『クラシカロイド』 で “ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第二集-

“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.2-アニメ 『クラシカロイド』 で “ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第二集-

 

シューベルトのムジークは原曲なので、原曲集2で聴きましょう。ピアノ五重奏曲と声楽の二種類が収録されています。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 



『クラシカロイド』第12話 J・S・バッハ 感想

※2018/07/01 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

さて、ストーリーが動く6の倍数回です。今までほとんど動かず、話したとしても音楽用語を少しだけだった謎多き男・バッハが動き出します。なんだかワクワクしますね?音羽館を訪れたイケオジは誰?八音って一体何?そして、今回のムジーク!「♪鼻から牛乳♪」だよどう料理するの?それにしても「トッカータとフーガ」の冒頭を「鼻から牛乳」にしちゃった嘉○タツオさんは罪深い。ちなみにうちの小6息子はカモンさんを知りませんでした。教えてあげたら、動画サイトで色々見て爆笑していましたが。モーツァルトトルコ行進曲がベースの替え歌もありますよ。これもムジーク(違)。

第12話 J・S・バッハ (2017/06/25 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
作画は迫力あるし、もちろんバトルは見応えあるし、セリフもカッコイイんですよねこの回。9月に開催予定の上映会において放映予定の回でもあります。いいなあ大画面で観たいよ…。行けるかた、楽しんでいらしてください!そして東京以外の主要都市でも開催お願いしますよ公式様!

Schedule|サンライズフェスティバル2017翔雲|サンライズフェスティバル公式サイト


音楽(広く芸術と言ってもいいかもしれません)にまつわる自由と束縛、難しいこと言ってましたね。モーツァルトベートーヴェンも、もちろんバッハだって、前世は色々と苦労があったはず。なので、バッハが言っていたことは何となくわかるんです。ただ、それをベトモツに対して言うのが、どうも解せませんでした。見かけこそ若いけれど前世の記憶を持っているロイド達は、音楽家としては完成していると個人的には考えています。確かに、バッハとは違い前世のベトモツは権力に反発することが多かったかもしれないけれど、結果として200年後の現代にも残る曲をたくさん作ってきたわけです。スタイルの違いであって、必ずしも改めるべきことではないのでは?このあたりどう解釈すればよいのか、私にはわかりませんでした。

あと、おまけ。オーディションは「第28回」…28って数字、また出ましたね。第9話ではエントリーナンバーでした。28の意味について、ふと思ったのが「難聴を自覚しはじめた年齢」のことじゃないかな?と。確か「ハイリゲンシュタットの遺書」に「28歳で悟った人間になれというのは、やさしいことではない…」という趣旨の記述がありますよね。違っていたらスミマセン。そしてこの話は続きません(きっぱり)。このブログでは考察を極める予定はありませんので!私には無理だから(←ぉぃ)

以下は思ったことメモ。

  • しょっぱなからいきなりバッハ様!見ているのがムジーク発動報告書って、ロイド達は密かに監視されていたのね。
  • ハローワークにシューさんが!ハロワの存在は誰が教えてあげたんだろう?職探しする気持ちがあってエライよ。嫌々やっていた教師経験だって大事な職歴よね。しっかし職安職員の「皆さんそうおっしゃるんですがねー」の決まり文句が、ザ・お役所仕事。

     

  • 噂されるとくしゃみが出るのはクラシカロイドのお約束。歌苗ちゃんのくしゃみはカワイイ。
  • 一般人の控え室前を平気で横切るアイドル・クラクラの二人。ベトがいた!目立つなあ。控え室の一般人の会話に出てきたJSBとはヨハン・セバスチャン・バッハのことだよ三代目じゃないよ。
  • それにしても、下心ある奏助に向けるまなざしがやさしくないねベトモツ。モツはお金にはあまりいい記憶がないみたい。

     

  • スーパーの特売で大荷物を抱えて帰宅する歌苗。大人数の食事だもんね。ちょっと誰か荷物持ちを手伝いなさいよ!家にいたのがショパンだけだったから、知らない人コワイ彼を連れて行くのはあきらめた?
  • お?玄関の前でイケオジお待ちかね♪もう種明かししますが、カツラとグラサンなしのJSBですね。これって、女子会の電話で「カツラしてないほうがやっぱマシなんじゃないですか」って言われたからでしょ?なんかカワイイ。

     

  • オーディション本番で、例のギターをかついで入るベト。あのギターはそのままだったらしい。モツはエントリーされていないはずなのに、なぜか別室行きに。奏助はジャーマネって言えずに付き添いって言ったよ。さすがに業界人を前にしたらふざけられなかった?

     

  • また三弦が何か企んでいる様子。クラクラはバッハ様の味方ではあるけれど、三弦のことは信用していない?

     

  • 音羽館に入ってきたバッハをショパンが認識。この素の状態の顔も知っていたのね。とりあえずメールで奏助とリストには報告したらしい。現代のネット社会にいちばん順応しているのはチョッちゃん。知らない人コワイのは前世から変わらずだけど。

     

  • 歌苗に色々語るバッハ、すんごく良いお声なんですけど!今まで「アンダンテ」とか「フィーネ」とかしか言わせてなかったのがもったいなさすぎる。

     

  • モツにアイドルになる話を持ちかけるプロデューサーの声って飛田展男さんだよ!クラシカロイドお得意、実力派声優のぜいたくな使い方。モツの「××(放送禁止用語)してるー?」って夕方のEテレの番組なんですが。ピー音の内容が気になるよ。

     

  • 動かないはずのオルガンでいきなり鼻から牛乳もといトッカータとフーガを弾くバッハ。自由と束縛について語っておられる。「ごめんなさい、よくわからなくて」うん。分かったフリをしない歌苗ちゃんエライよ。
  • ベトのオーディションに対応するスタッフ、なんかいやな感じ。「傑作だな、あの偉人と同じ名前を名乗ってるんだ」って、本人ですからね?この顔、ベト激おこでしょ?まだ耐えているけど。

     

  • モツはダンスの練習が合わなくて早速プロデューサーともめてる。ピー音連発、Eテレの開き直り。

     

  • 「もっと楽しんでもいいんじゃないですか、音楽」って言う歌苗が神々しい。ステンドグラス越しのやわらかな光に包まれて、きれいだなあ。「うちにも音楽みたいな事やってる人が何人も居て」の回想シーンがろくでもないものばっかりでもう。しかし彼らを受け入れる歌苗は、女神様ですか?

     

  • 「自由を腐らせることのない、適度な刺激としての制約か。なるほど、ここは確かに居心地が良いのかもしれないね」。バッハ様も音羽館に住みたくなったでしょ?いっそアルケー社委託の寮にしちゃってさ、家賃はアルケー社持ちということでいかがでしょう?

     

  • ベトついにブチギレ。モツも前世の記憶(コロレド大司教)まで出てきてブチギレ。二人とも、いつもより余計にペンギンやがしゃ髑髏を召喚しちゃってます。
  • このどさくさに紛れてバダきゅんとアドレス交換しようとする奏助。チャイコ「あとでやれボケナス、カボチャ!」うん、みんなそう思ったよね。
  • ヘリから飛び降りながら変身したバッハ。ムジーク口上もカッコイイ。カツラとグラサンは必須?

     

  • さあ、屋上でのバトル開始!ベトがでっかいボナパルトを召喚したのに、バッハは一撃で無効化する。超強い。モツの「音楽は自由じゃ無きゃつまらないよ!」にバッハは一瞬顔をゆがめたね。ベトは上空にいるヘリをロボにしちゃったけど、操縦士はどうなった?
  • それにしてもクラクラの二人「ふふ普通にしゃべったあー!」「初めて聞いたよー!」。今まで音楽用語だけでコミュニケーションできていたのが不思議だよー。
  • バッハ「情熱と単なる欲望は異なる。自由と無責任な放埒も異なる!」この後もすんごくカッコイイ台詞の連続なのに、ボージングがいちいち気になって集中できない。サ○デーナイトフィーバーってこんな感じだったの?

     

  • ト音記号の形の矢がカワイイ。ムジーク効果だけじゃなくて、ムジークモードそのものも解除しちゃうんだから、バッハ強すぎる。

     

  • 音羽館のソファで反省会(?)。モツ「負けてないし」、ベト「今回は完全なる敗北だ」からの「だあー!」って認めたくないらしい。でもね、私個人的にはこれって勝ち負けじゃないと思うよ。

     

  • 歌苗「食事は家賃を入れてくれる人からです」。「から」ってところが優しいよね。なんだかんだで家賃未払いの住人に住むところと食事を提供しているもの。
  • バッハ「あれが響吾の娘か」…「響吾」というのがポイントですね。逃亡した博士のことを気にしているのね。


♪ムジー
How to Win! ~トッカータとフーガより~
  アーティスト:つんく♂(Vocal:楠木勇有行)
  作詞:つんく 作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 鈴木俊介

♪ムジーク効果(私見
他のクラシカロイドのムジークを無効化する。かなり強力です。また、ト音記号の矢を放つことで、ムジークモードそのものを解除して普段の姿に戻す効力もあります。っ ょ ぃ
それにしても、「♪鼻から牛乳♪」をこんなにカッコイイ曲にアレンジしたつんくさんすごい。

 


♪今回(第12話)のマイベスト・ベト

スタジオ入り前の横顔。真横からの絵はあまりないので。

そして今回はバトル中が最高だったと思っているのですが、実際に静止画を切り取るとそうでもないような…。なのでこれはぜひ動画で観ましょう。台詞と動画が重なってこそ良いシーンです。

 

「貴様がその痴れ者どもの親玉か!」

 

 

後ろ姿って今まであまり見ていないから新鮮ですよね。

 

「八音?」この少しゆがんだ顔もイイ。

♪今回(第12話)のベト歌
だってバハ歌の回ですよ?今回はベトと歌苗が直接絡むことはなかったでしょ?でも行きますよ、歌苗の回想シーンで!

 

「いつも好き勝手やってて、でも楽しそうだから」
まあ、音羽館のロイド5名全員のことを想ったんでしょう。でも、他の人は1シーンずつだけど、ベトの回想はギョーザー(2回)とギターの3シーンもあったよ!愛だわー!無理矢理感が否めないとか言わない。

クラシカロイド MUSIK Collection Vol.2

クラシカロイド MUSIK Collection Vol.2

 

 今回のムジークはムジコレ2に収録されています。歌詞を噛みしめると、バッハさんはベトモツと敵対する人ではなく導いてくれる人だと確信できます。間奏のギターは必聴です。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

「マンガ音楽家ストーリー」(全8巻) ざっくりレビュー

子供達を連れてよく図書館に行く我が家。上の子は伝記マンガを好んで読むのですが、「クラシカロイド」にハマってからというもの、音楽家の伝記を読むことが多くなりました。最近読んだものの中から今回紹介するのは、シリーズ「マンガ音楽家ストーリー」(制作:株式会社ファミリーソフト/出版:ドレミ楽譜出版社)全8巻です。全巻にわたり作曲家の芦塚陽二さんが解説をつけており、作品によっては監修・原作も担当されています。

8って数字、「クラシカロイド」の八音かな?と思ったら、惜しい!男性ロイド5名(バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ショパンシューベルト)に加え、あとの3名はシューマンブラームス、バイエルです。後者3名は他社のマンガではまず出会えないので新鮮です。

本当は一冊ずつ詳細なレビューが書きたかったのです。しかし、さすがに量が多くしかも返却期限が迫っていたため(※一度延長しているので次は必ず返却しないといけない)、8冊分それぞれごく簡単な感想文にとどめましたスミマセン!興味を持たれたかたは、ぜひ漫画本の本体の方をお読みください。事情は自治体によって異なるかもしれませんが、図書館の在庫を確認してみるといいかもしれません。私は書棚にない分は予約を入れて借りました。

伝記しかも超ざっくりレビューなのでネタバレは気にならない程度かと思われますが、内容に触れる部分は念のため畳みました。続きは「続きを読む」からお進み下さい。

(以下ネタバレあり)

続きを読む

『クラシカロイド』第11話 せめて、家事くらい 感想

※2018/06/24 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com


シリアスなお話が続いていましたが、今回は久しぶりにコメディ全開です。みんな大好き家事回!新たなムジークが出るわけでも、ストーリー全体に影響があるわけでもない第11話。なのに良い意味で「クラシカロイド」らしい、オールキャラでのドタバタ劇が文句なく楽しい回です。私はどの話も好きですし、好きな順番を決めようとは思わないのですが、なんだかんだでこの第11話の再生回数は多いです。「クラシカロイド」に初見で入る場合も、この回はおすすめですよ。

第11話 せめて、家事くらい (2017/06/18 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
これは、音楽家モチーフのアニメなのか(笑)。強いて言うなら「ベートーヴェンは洗濯好き、掃除は苦手」が史実ネタ(※他にあるかもしれませんが私が気づけない・苦笑)。でもおカタイ話はぬきにして、楽しんだもの勝ちです。ハイライトはやはり「告白していないのにフラれるベト」なんでしょうが、最初から最後まで笑わせてくれる要素がいっぱいありますね。愛すべきキャラそれぞれが「らしい」ふるまいをしていて、かつ一緒に動く楽しさ。見ている間ずっとニヤニヤしてしまいます。

それにしても、見かけは大の大人であるクラシカロイドたちは「家事ができない」という衝撃。「これができなきゃ天才も音楽も芸術も意味なーし!」って予告で言ってましたよ。9話でベトが「俺はまだ生まれたばかりだ」とカッコ良くキメてましたが、生まれたての赤ちゃんなら何も出来なくて当然、か?いや過去の「記憶」がある以上、精神年齢は大人なはず。ということは、前世もロクに家事をしてこなかった?むむ。

でもまあ、モヤモヤしますね。音羽館に住むメンバーは家賃払わない上に家事もやってなかっただなんて。1話2話で壁に貼られていた「そうじ当番表」は機能していなかった、と。こんなに男手がありながら電球一つ替えないなんてどうよ。16歳のJKがお母さんよろしく家事および大きな子供達(ロイド達)の世話を一手に引き受けているのが、今更ながら気の毒すぎます。ちょっと休ませろー!

以下は思ったことメモ。

  • 半ば強引に「(家事を)覚えてもらいまーす!」宣言。うん、それくらい言わないとダメ。今までが甘やかしすぎていたわけだし。
  • 歌苗が提示した役割分担、みんな不満大杉でしょ。異論は認めないよ全部却下だよ…って歌苗もそのつもりだったのね。質問も意見も総スルーの清々しさ(笑)。遠くから双眼鏡で見ていたチョっちゃんも頑張って手を挙げてたのに。それにしてもベトの「どうしても手を借りたいのなら」の続きが気になるよ。

     

  • 「超リーダー」だの「真のリーダー」だの言いながら勝手に家事関係ない役割分担して、もうどこから突っ込んでいいのやら…。どれも意味不明ながら、強いてあげるなら「真面目」の仕事が具体的に何なのかが一番気になるよ。

     

  • 仕切り直して役割分担の決め方。シューベルト、同じ「ジャンケン」でもモツなら「仕切るなモーツァルト!」で、敬愛するベートーヴェン先輩なら「おいみんなジャンケンだ!」。わかりやすいなあ、もう(笑)。
  • ジャンケンの手は左上から時計回りに、ショパン、リスト、奏助、モーツァルトベートーヴェンシューベルト、かな?「負けたら家事よ」って、家事は罰ゲームか何かですか?もっと積極的に取り組んで頂きたいものです。歌苗の呼びかけに「しょ?」と返事した声が全員揃ったのがカワイイ。

     

  • 二人ずつの組み合わせ、一番面白い組み分けになったね。先輩を立てたいシューさんは思わず勝って「やっっべえ」だし、リストはショパンに社会の厳しさを教えるし、モツと奏助はやっぱり第1話からこの組み合わせだし。しかしヴォルフのズルうんぬんは引っぱったなあ。でも「あ」って自分の口塞ぐモツがかわいかったから無問題。

     

  • 決定稿の所々に「シュ」を消した痕跡が。随分抵抗したらしい(笑)。ジャンケンに勝ったところで、思い通りにはならなかったのね。
  • 歌苗「あーなんなのあの生き物たちは」うん、同感。ちょっと旅行に行くくらいいいじゃないか。歌苗に泣かれたら困る奏助、今回は姫を守るナイトのポジションだね。
  • メモを持って洗濯機と格闘するベト。小娘の指示通りにメモをとったんだと思うと萌える。ムジーク出そうとするのが常人とは大きく異なるけれど、家事やったことが無い人に一から教えるのは大変よね。「フタか…」だもんね。

     

  • 「やせるわね」ってシンボルのポジションを探すリッちゃん。子供に指さされてるよw 実は一番家事していないよね?

     

  • シュー「先輩と洗濯機を回したかった」と言いつつ丁寧に掃除頑張っていたのに、大家殿には「モツを見習って」と言われる。宿敵モツがさしのべた手に恥を忍んですがろうとしたのに、ナチュラルに引っ込められちゃう。挙げ句の果てにあこがれの先輩にも「またヴォルフのまねごとか」って、そりゃあ「君だれ?」レベルで壊れるよね。不憫枠としてゲージMAXまで仕事したよね。関係ないけど、ベトの髪が逆立つ動きが好き。

     

  • チョッちゃんはハッシーのエサやり頑張ってる。パッド君は褒めて伸ばす主義らしい。ハッシーから歩み寄れば万事解決じゃ?でも「宅配便でーす」であっという間に振り出しに戻ったから、向こうから来るのはたとえ人間じゃ無くてもダメかな?「ばかやろうタイミング考えろバカ!帰れ!」ってパッド君さん毒舌。

     

  • リッちゃん「シンボル!」。考えがあるの「考え」ってこれっすかww リストさんのキレイなお顔に奏助がぞうきん投げつけたよ。2回目はチョっちゃんが金色のペンキ塗ってあげてるし。そんなヒマがあったら屋根を拭こうよww

     

  • 洗濯を(2回も)やり遂げたベト。なんだかんだで任務を完全に遂行したのはベトだけだよね。

     

  • (ベト歌は後述します。)
  • ベト歌の最中、チョッちゃんとハッシーの腹黒さはまだわかる。でも先輩を敬愛してやまない男・シューベルトが意外にも先輩に冷たい。ベトが振られたとき「先輩マジうけるっすけど」って、ひどい。ベトがダメージを受けて「いったん休ませてくれ」と言ってるのに「先輩早く!」とか、鬼。

     

  • 全員でピンク汁吐く演技。ちゃんと奏助もハッシーも、パッド君までも頑張るなんて。すごい団結力というか、そんなに追い出されるのが嫌なのか…。本当は歌苗を悲しませたくないから、だよねきっと。これも愛よ!
  • 買い出しから帰ってきて、とりあえず屋根はキレイになっていたけど館の中の惨状が目も当てられない(笑)。みんなムジークで何とかしようとしたらしい。なぜパッド君がショートしてるの?

     

  • 家に置いては行けないから、イズ旅行に全員連れて行くという暴挙(笑)。その、「ペット連れOKの宿」とか最近ありますもんね。でも海月が「無理」って言っているのに強行突破する歌苗っょぃ。画像切れてますが、ベトの隣にシューさんがいます。ごめんねシューさん。

     

  • 「行くよおまえたちー!」「はーい」で、先陣切って付いてくるのがベトだった件。
  • エンディング。画像は歌苗ちゃん特集で歌が「SHALALA 悩んでても解決せん ~くるみ割り人形より~」って、歌苗ちゃんへの応援ソングという認識でOK?楽しめるっがっ勝・ち・さー♪


♪ムジー
※今回新曲はナシ。

♪今回(第11話)のマイベスト・ベト

 

このピンク汁吐く顔が無駄にカッコイイ!精神的ダメージは相当なはずなのに、頑張ったねベト。

 

破壊された洗濯機の前でムジーク衣装のままうなだれるベト。汚れたシーツをムジーク使って何とか元通りにしようとしたのよね…。

♪今回(第11話)のベト歌
やはり「告白していないのにフラれる」一連の流れでしょう。これ動画で載せたいよ。
無理に引き留めようとしなくても、出かけるときは普通は振り返らないんじゃないかなって一瞬思ったけど、最高のベト歌を見せてくれたから何も文句はありません!

 

ベト「は、話がある」「ここでは、言いにくい」「大事な話なんだ!」。もう「告白」って勘違いするよ確実に。

 

肩を掴む手が大きい!顔近いって!

 

このじりじり追い詰めるサマがよい。

 

歌苗「私まだ学生だし」。学生じゃなくなったら問題ないという理解でOK?
歌苗「ベトにもすてきなところあるなーと思うけど」。その「すてきなところ」を詳しく!

 

話の流れに乗っかったベトはエライ。でもこんなに同居人全員から注目されていてツライよね…。

館の中に入るときベトに肩を貸してあげる歌苗がやさしい。そんなに嫌ってもいないよね?

 

みんなでピンク汁吐く茶番の最中、うなだれているベト。ベトは演技じゃ無いよね絶対。

ベト「振られたんだ!ちょっと休ませろー!」。思いの外ダメージが大きかったことがわかります。何とも思わない相手なら、こんなことにならないよね?

 

第11話の家事回は円盤の4に収録。このジャケット絵がまたベト歌だし!「設定画 デジタルギャラリー」も収録されているそうですよ。
私まだ円盤買えていないんですよね…。アマゾン特典のBOXだけでも欲しいんですが、箱だけ売って頂けませんでしょうか?

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 



〈ランチタイム ミニコンサート〉2017年6月15日(木) ミニレポート

クラシカロイド』にハマってからというもの、動画サイトやCD、テレビ番組等でクラシック音楽を少しずつ聴いてきた私。できれば生演奏を聴いてみたい、と考えるようになりました。それこそショッピングモールのイベントや大学の学園祭等で通りすがりに耳にしたことはあるのですが、本格的なものはこの年齢になるまで行ったことがなかったのです。いきなり大きなホールで交響曲、というのはハードルが高いので、もっと気楽なものはないかな?と探したのがこちらです。

六花亭札幌本店ふきのとうホールほかコンサート情報

六花亭〈ランチタイム ミニコンサート〉、どなたでも参加無料なんですよ。事前申し込みも不要で当日でも思い立ったらすぐに行くことが出来ます。ドレスコードも特になし。何よりうれしいのは、「幼稚園の子供のお迎えに間に合う時間帯」に開催しているということ!本当にありがたいです。定期的にこのような企画をしてくださる六花亭さんに深くお礼申し上げます。
(※居住地がバレますね。はい、私はこの会場に地下鉄で行ける場所に住んでいます。)

会場の「ふきのとうホール」は、以前落語会で一度だけ訪れたことがあります(大人気の会なので抽選、4回目の正直で当選したときに)。小さなホールですが、音響は良いと思います。

さて、本日(2017年6月15日(木))はピアニスト・秋元孝介さんによるピアノリサイタル。良い席をとりたくて早めに会場入りし、前から三列目の真ん中を陣取りました。ざっと見たところ、客層は年配の方がお友達同士でいらしているのが多い印象でした。あとは私と同じような主婦の方がお一人様で。昼休みの時間帯ではありますが、ビジネスパーソン風の方はちょっと見当たらなかったです。

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開演前にパシャリ。ガラケーによる撮影であまり写真が良くなくて申し訳ありません。今回用意されたピアノ、スタッフに確認したところ「ベーゼンドルファー」なのだそう。うん、知ったところで私にはその価値はわからない(苦笑)。少しぐぐってみたところ、かのフランツ・リストの激しい演奏に耐えたピアノを生んだ会社みたいですね。なるほど。

boesendorfer.jp
曲目は、予定していた3曲に加え、アンコールであと1曲。
N.メトネル:4つのおとぎ話 op.26
J.S.バッハ(ヴィゴードスキー編曲):G線上のアリア
S.ラフマニノフピアノソナタ 第2番 変ロ長調 op.36(1913年初版)
(アンコール)ショパンノクターン2番

演奏者による曲の合間の語りで、(アンコールを除く3曲の)テーマは「ロシアの作曲家」ということでした。あと、ラフマニノフの曲は他のバージョンも存在するそうです。2曲目と4曲目は「クラシカロイド」でおなじみの曲なので大丈夫。でも私、恥ずかしながら1曲目と3曲目、知りませんでした。メトネルに関しては名前も知らない!(←ぉぃ)なので、曲そのものについてや表現方法(※私ピアノはまったく弾けません)については何も語れません。会場にいて自分が感じたままのことを書きたいと思います。

1曲目の4つのおとぎ話。初めて聴く曲だったんですが、なんというか「うっとり」聞き惚れてしまう演奏。そして、率直に「ピアノって好き!」と思えたんですよ。たった一台の楽器なのに高い音から低い音、柔らかな音や強い音を生み出して、それらが途切れ途切れではなく流れとして音楽になるんだなって。

2曲目のG線上のアリア。原曲はもちろん良いですが、ピアノアレンジもとっても素敵です!「クラシカロイド」のムジークじゃないけど、昔からクラシック音楽のアレンジってあったんですよね。

3曲目のピアノソナタ第2番。うろおぼえながら、聞き覚えがある曲でした。全般的に速く激しい演奏で、ピアノ壊れちゃうんじゃ!?と本気で心配に。でも「ベーゼンドルファー」のピアノ強いです。私、ピアノソナタと言えばベートーヴェンの曲ばかり聴いていたので、これを機に他の作曲家のピアノソナタも聴いていこうと思いました。

アンコールのノクターン2番。1曲前のラフマニノフの激しさとは違う、ゆったりと静かな演奏。よく知っている曲なのに、涙が出てきて仕方が無かったです。声を殺してハンカチで目元を抑えました。

初めて生演奏を聴いてみて。当たり前のことかもしれないのですが、耳だけで聴くものとは違い、演奏者の動きや会場内の空気の流れ、床から伝わる振動そういった要素すべてひっくるめて「音楽」なんだと実感。いやー、生演奏って良いですね!魂を揺さぶられるのが体感できました。

今回の演奏者である秋元孝介さん、全部楽譜見ないで(時折目を閉じて)演奏なさっていました。手元は目が追いつかない程に素早く動いて鍵盤を追っていても、身のこなしは優雅で美しかったです。フランツ・リストの演奏で失神したご婦人方のお気持ちがわかります。こんなん、惚れてまうやろー!

エレベーターホールでご本人によるお見送りもあって感激!サイン色紙持ってくれば良かった…。何て声をかけたらよいかわからなくて「ありがとうございました」しか言えなかったです。

ちなみに前日には六花亭の別のホールで有料のコンサートが開催された模様。

Dropbox - 20170614.pdf

(うわーん。ショパン好きな曲ばっかりだし、ベートーヴェンのワルトシュタイン聴きたかったよー!)

アンコールもあったので終わったのは13時近く。急いで帰宅の途につき、あわてて昼食を摂るともうお迎えでゴンス。慌ただしく日常に戻ったけれど、非日常の空間で良い時間を過ごすことができてよかったです。このイベント、都合がつく限りは参加したいと思います。

さーて、来月のミニコンサートは♪
2017年7月13日(木)
下の子が夏休みに入る前でよかった。

出演者:フモレスケ四重奏団
    山本美樹子(ヴァイオリン)、對島哲男(ヴァイオリン)、
    脇屋冴子(ヴィオラ)、佐古健一(チェロ)
曲目:L.v.ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 op.59-1

絶対行く!今度は予習して行く!
私、ベートーヴェン好きと言いつつ弦楽四重奏は今までノーマークだったので、せめてこの7番は事前にCD等で聴いてから臨みたいと思います。曲を知っていた方が余裕を持って聴ける、今回の教訓です。

今回も最後までおつきあい頂きありがとうございました。

『クラシカロイド』第10話 愛しのジョリー 感想

※2018/06/17 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

nyaon-c.hatenablog.com

前回に続いて今回もシリアス寄りのお話です。ショパンのパートナーとして知られるジョルジュ・サンドを史実ネタとして取り上げています。彼女の名を借りたバーチャルアイドル・ジョリーとクラシカロイドショパンの純愛物語。この回、うちの小6息子は見るたびに泣くんですよ。いえね母親の私も泣く(苦笑)。

そして、ジョリーの原型「アルケドール」について。フリーソフトが無料なのは理由があるのよ…。今回は6の倍数の回ではないけれど、アルケドールおよびジョリーの存在は、この後のストーリー展開において重要な要素となってきます。初見のかたは今後の展開をどうぞお楽しみに。

では、本題に入ります。

第10話 愛しのジョリー (2017/06/11 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
この第10話は一話完結でありながら珠玉の恋愛物語だと私は思います(※比較対象はありません)。肉体の有無は関係なく「心」を持つ存在同士が付き合えば、たとえ両思いであったとしても気持ちのすれ違いは当然起きるわけです。だからこそ、お互いの心が通じ合える瞬間が尊いわけで。ただ、意思を持つ人工知能と人間(≒クラシカロイド)はそもそも住む世界が異なるので、仮に邪魔が入らなかったとしても最終的に結ばれることはないのかも?(※あくまで私見です)そう思うと切ない。「でもねいつかはかさなりたいの」は、叶わぬ夢なんじゃないかなって。

それから私、個人的にムジークプロデューサー・EHAMICさんのアレンジが大好きなんです。曲そのものはもちろん良いけど詩がまた奥深いんですよね。「クラシカロイド」を観る前はボーカロイドも当然EHAMICさんのことも存じ上げませんでした。ベートーヴェン好きから入った番組で、思いも寄らぬ素敵な出会いがあったことに感謝します。ショパンのムジークをもっと聴きたい!二期ではチョッちゃん当番回を増やして下さい。お願いします。

以下は思ったことメモ。

  • 冒頭でいきなり「人間なんてもう信じない」と掲示板に書き込むチョッちゃん。でもネットの向こう側にいる人達だって人間ですよ?自戒は込めない。
  • 掃除ロボット(ル○バ)を拾ってきたモツ。ベト「なぜ拾う?」のツッコミまでがセット。音羽館メンバーはなんだかんだで仲良しなのね。一致団結してチョッちゃんを部屋まで呼びに行くし。
  • ベト「バールのようなもの」でドアを破壊(物理)。家賃払わないくせにボロ館は壊す。色々とひどい。

     

  • 無理矢理引きずられたとはいえ、修理に対応するチョッちゃんエライ。一度目は失敗で「怖い大家」に笑顔で怒られたけど、後から見たときはハッシーが楽しく乗り回していたのできっと完全に直したのね。
  • わ、アルケドールの広告バナーが!Download Free って、そのテのものは踏むんじゃない!
  • ビジュアルデザインに声、ジョリーを何から何まで自分好みに調教しちゃうチョッちゃん。ディスプレイに向かってケーキあーんしたり添い寝したりって、もうガチすぎてオバサンは知らない世界だわ…。それにしても「恋はジョリジョリ」の歌がカワイイ。

     

  • ショパンは「本当は笑ってくれない」初期段階に失望してムジーク発動し(※この時の曲はもしかして「夜半の月」?)、ジョリーをバージョンアップ。今度は意思を持ったようです。幼いイメージから大人っぽくなったけど、巨乳から貧乳になったのはなぜ?

     

  • パット君経由でジョリー動画を観ていた奏助。せっかくパット君が原曲の解説をしてくれたのに「見えねえよ!」って、パット君拗ねちゃったよー。そういえばパット君もかなり優秀なAIよね?
  • ジョリーが自己判断で動画をアップしたりキャラ設定考えたりと、暴走し始めたよ。チョッちゃんもうついていけない。最初はいい感じだった二人の関係が、しだいにぎくしゃくし始めて…むー切ない。ただ、この辺りの描写が容赦ないのは好感が持てます。
  • アルケー社で三弦が何か企んでるよ。噛みつくクラクラの二人がカワイイよ。

     

  • ジョリー「住所と顔写真をネットに晒す」それはダメ、ぜったいww 他の脅し方は思いつかないんだろうけど。
  • 今度は歌苗除く全員で「悪魔祓い」と称してチョッちゃんの部屋へ。「全身にお経を書く」のはいいとしても火炙りはやめたげて。ベト、バーナーを持ってくんな(笑)。
  • 人間なんて信じないはずのチョッちゃんは、それでもジョリーのことを皆に話したのね。「行くよジョリーのところへ」の決意は固いと見たのか、ロイド達は誰も止めなかったよ。一般人の奏助だけが「本当に行くんだ…」って…。
  • それにしても「夜半の月」は最高。聴き入っている音羽館メンバーそれぞれの表情がまたイイ。

     

  • ショパンは自分を転送する予定が自分以外全員を伝脳世界の送っちゃった。まだまだムジークを自在にコントロールできないらしい。
  • イケメン執事、パット君さんの登場にお茶の間が騒然!伝脳世界だとリアルな人型になるらしい。他の人(奏助とロイド)たちとハッシーはただの線画だったけど。

     

  • ジョリーの回収って、解析するにしてもコピーか参照で十分でしょう?プログラム本体が残らないのは理解に苦しむよ(苦笑)。ウイルス除去するためにいきなり初期化ってどうよ。もしデータ破損があるなら、例えば一日前の状態にリストアするとかやり方は他にもあるよ、もう。無粋でスミマセン。これは作り話なので、パット君の解説に素直に乗っかりましょう。「どっちにしろジョリーは助からない」これが運命。

     

  • ジョリーはショパンの歌が好きだった。みんなに聴いてもらうために頑張ってきた。「あなたの手で終わりにして、ショパン」うわ、涙が…。覚悟を決めたショパンはもう泣いていない。男前。

     

  • ジョリー「ねえ、私の歌好き?」がもう(号泣)。「私のこと」ではなく「歌」と言ったことで、自分の存在が彼の心の重荷にならないようにしたんだよね(※あくまで個人的な解釈です)。ショパン「うん好きだよ」。手が重なって、二人の間には確かに愛があったんだなって。
  • 「名前を決めてください」の初期画面が無機質で哀しい。本来はただのプログラム。浮き世に長らえる「命」ではなかったのかな。でもジョリーは間違いなくショパンとともに生きたんだよね。
  • チョッちゃんはさっさとジョリー2を作っちゃった。アルケドールの配信は終わっちゃったから、完全に自作?「打たれ強いね!」奏助が視聴者の声を代弁してくれました。
  • エンディングのラスト、数字のカウントダウンで最後に0が並ぶのがニクイ演出です。


♪ムジークその1
恋はジョリジョリ ~華麗なる大円舞曲より~
  アーティスト:EHAMIC
  作詞:EHAMIC 作曲:フレデリック・ショパン 編曲:EHAMIC

♪ムジーク効果(私見
ショパン作、ジョリーが操るムジーク。歌で伝脳世界を一面のお花畑に変化させる。「バーチャルクラシカロイド」だからこその能力のようです。

 


♪ムジークその2
夜半の月 ~幻想即興曲より~
  アーティスト:EHAMIC
  作詞:EHAMIC 作曲:フレデリック・ショパン 編曲:EHAMIC

♪ムジーク効果(私見

  • その1:生命体および機械を、現実世界と伝脳世界の間で転送させる。第10話の時点では「自分自身」の転送はできない様子。
  • その2:ムジークの力でできた「バーチャルクラシカロイド」を初期化する。

うーん。よくわかりません(苦笑)。とにかく「行ったり来たり」させる力なのかな?現実⇔伝脳世界、単なるアプリ⇔バーチャルクラシカロイド

 


♪今回(第10話)のマイベスト・ベト
今回は画像というよりは台詞から。

 

「そのような女と手が切れて幸運だったと思うべきだ。」
いかにも彼らしい台詞だなと思いました。前世ベートーヴェンの恋愛事情を鑑みるとなおさら。

 

「帰れないならそれでいい。俺がいる場所が俺の世界だ。」
うん、カッコイイ。「さすがです先輩!」シューさんが言ってくれました。

♪今回(第10話)のベト歌

 

「小娘、おまえが命を得たのはショパンの力だろう。創造主への親愛の情すらないと言うのか?」
この台詞、すなわちベトには「創造主への親愛の情はある」!創造主・響吾に対してそう思っている→創造主の娘である歌苗を確実に大事にする。そういうことですよ。愛だわー!
それにしても「小娘」って歌苗ちゃんに対してだけじゃないのね。何というか、素直に名前を呼べない感じ?このあたりの男性心理は私にはわからないんですが、微妙な距離感ですよね。ところでベトが「歌苗」呼びするのはいつになりますか?私、待ってる。

 

ショパンひみつメモリ(音楽USBメモリ)

ショパンひみつメモリ(音楽USBメモリ)

 

 #真夜中のクラシカロイド 放送中に、ツイッターNAXOS JAPANの中の人が宣伝していました。絵は『運命と呼ばないで』のIKEさんですね。メディアがUSBメモリなのが現代的というかチョッちゃんらしい。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c