アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第13話 ます 感想

※2018/07/08 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

はい、第一期全25話の折り返し地点です。そして先日、6/29(ムジークの日)に第二期の追加キャラクターが発表されました。ワーグナードヴォルザークですってよ!

www6.nhk.or.jp
ネットニュースでも流れたので、これがきっかけで『クラシカロイド』に興味を持ち初見で入るかたもいらっしゃると思います。そして、評判を調べる過程でネット検索して当ブログにたどり着いた皆様へ。これから視聴予定でしたら、この第13話からではなく別のお話から入りましょう。基本一話完結なのでどこからでも入れますが、個人的に入門編としておすすめするのは、第2話、第11話、第15話あたりです。あ、でももし第13話をもう観ちゃったよという今回が初見のかた、大丈夫です。第13話と第17話は第一期全25話の中でもかなり難易度の高い回なので、もし驚いたとしてもくじけないでくださいね。第一期全25話を繰り返し観ている私でも、「ついていけないよ…」と思う瞬間はいまだにあるのですから。それでもハマってしまう魅力が確かにあるのですから!

第13話 ます (2017/07/02 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
誰もが一度は聞いたことがある名曲「ます」を、『クラシカロイド』のスタッフが料理するとこんなお話になる、ある意味とても『クラシカロイド』らしい回とも言える第13話。再放送ではムジークの日の直後、本放送ではお正月一挙放送の直後がこの「ます」回なんですよね。前置きで「初見ではおすすめしない」趣旨のことを書いちゃいましたが、この回から入るかたは当然多いと思われます。もちろんここからハマれるなら猛者です。でも、そうじゃない人だって『クラシカロイド』の世界観に慣れてからであれば楽しめると思うんですよ(※ソースは私)。娯楽作品を無理して観るのは違うけれど、ここで脱落するのはもったいない!ま、でも言うほどひどくもないですよね。まっさらな状態のかたに変な先入観を与えるのはよくないのでこの辺で。楽しければいいじゃーん。

それにしても、シューベルト二回目のムジークが前回よりさらに強力になっていますね。そのくせ自分の意思でコントロールできないなんて、本当にたちが悪い(※褒めてます)。ただ、尊敬してやまないベートーヴェン先輩とがっつり絡めた(※変な意味では無く)ので、たとえ生命の危機に瀕しても本望だったのでは?

以下は思ったことメモ。

  • ウホッ。良い身体してますなシューさん。昼間っからお風呂なんて贅沢♪鼻歌も出るよね。それにしても良いお声。あっ、タクト持ってるよ!無意識なの?

     

  • えっと、状況が飲み込めないんですが、お風呂におぼれたの?その割に暢気じゃない?立ち上がれない?なんと鱒になっちゃってたよ、えええー!そしてここでアバン終了でオープニング曲なんて、視聴者置いてけぼりだよ…。

     

  • 「すごい能力だ。でも何の役に立つ?」ごもっとも。「まずい、まずいぞこのままでは」わしもそう思う。それにしても、魚がお風呂のお湯で泳いだらたぶん火傷するよね。
  • モーツァルト、今回だけはおまえに頭を下げよう」とは言ったものの実際には頭を下げていない件について。モツ「おいしそー!」やっぱそうなるよね、わかる。
  • 浴槽を飛び出し頑張って逃げようとしたシュー。少しでも水がある場所にって、洗濯機の中にいたのね。でも回転がキケン、目が回る。飛び出して正解…でも捕まっちゃったね。

     

  • 「ピンチ、パンチ、ポンチ、フルーツポンチ」「それはりんごですか?はい。それはおいしいりんごです」って、絶体絶命の危機によくそんなことって思ったら、なるほど考える脳みそが魚レベルになったわけね。
  • アルケー社の面々は、お魚フルコースを召し上がっておられる。三弦が重要なこと言っているのに、バッハ様がむしゃむしゃ食べる姿が気になって頭に入ってこない。ピザはカリカリかモチモチかとか、チャイコちゃんバッハ様を質問攻め(笑)。バダきゅんはまた一発屋って言われてる。そして、バッハ様の発言がまた音楽用語に戻ってるよ。ちゃんと喋れるの知ってるんだからね!

     

  • 奏助(というよりパッド君)がいないときはチョッちゃん頼みのネット検索。最初はモツにそそのかされていたけど、もうすっかり食べる気満々になってますな大家殿。
  • そう、ただここに居てもいずれ食べられちゃうんなら、逃げよう。「さようならベートーヴェン先輩」って、後輩の基準はあくまでも先輩らしい。「そして地獄に落ちろモーツァルト!」とまで言っているから案外余裕があるかも?水たまりを驚くべき跳躍力で渡りながらついに池に!見ていてハラハラするよ。
  • わ、新たな驚異はハッシーだ!「生魚はダメだ。寄生虫がいるぞ」が最高。よかった奏助が来たよ。小枝で文章を書いたシューさん、鱒なのに頭イイ。そしてメッセージは日本語でもドイツ語でもなく英語だった件。しかも中学生レベルの英文をパッド君が訳すし。

     

  • 魚の願いを叶えてあげる奏助やさしい。「※魚を勝手に放流するのはやめましょう」の注意書きテロップはEテレらしい教育的配慮。

     

  • あ、ベトが釣りしてる。「なぜ一匹も釣れぬー!」たぶんエサをギョーザーにしたせい。あ、でもシュー鱒お腹空いているんだった。いやな予感…ほらやっぱり釣り上げられたよ!この絵だけ釣りキチ○平っぽいのはナゼ?

     

  • ベートーヴェン先輩が愛してくれたのだ。この私を!幸福だ!生涯最高の瞬間だ!もういい、ベートーヴェン先輩に食べられるのなら本望」もう台詞がなんというか、字面がすごい。脚本家さん絶対わざとだ。極めつけが「これからはベートーヴェン先輩の血肉となって生きていこう!」すごい(※すごいしか言ってない)。

     

  • あーあ。先輩までオサカナに。今度はりっちゃんに見つかっちゃったよ。そして音羽館メンバー全員が食べる気になっておる。ベト「手も足も出ないのか」シュー「魚だけに」。誰が上手いこと言えとww

     

  • みんなで調理法を相談。チョッちゃんはクリーム煮がいいらしい。シュー「気高きベートーヴェン先輩は是非、このお姿のまま蒸し焼きにするべきです皆さん!メインディッシュとして君臨しなければ!」先輩のことを敬愛してやまないのは痛いほど伝わるんですが、食べられることが前提になっているのが大問題。変わり果てた先輩のお姿がなんかもう。

     

  • 運命に抗うため田園ムジークでカニ型ロボットをつくり戦闘態勢に入るベト。さすがベートーヴェン先輩。「そこをどけ捕食者ども!」もうここから先は理解しようとしないことがポイントです。考えるな感じろ!

     

  • キッチンツールを武器にして応戦する音羽館メンバー、まずおかしいと気付こうよ?りっちゃんの俊敏さは過去のなわとびヌンチャクで証明されているけど、チョッちゃんが意外にすばやくてびっくり。リスト姐さん、漢(オトコ)だなあ。

     

  • カニ型ロボットを止めようとするメンバー。モツ「カニもおいしそう」ってこれは食えないよ(笑)。何気にラッキースケベが2回あったね(チョッちゃんと奏助)。でもおそらく一番興奮してたのは鱒シュー。またムジークだだもれしちゃって、他の人も巻き込んじゃった。

     

     

  • 全員オサカナになっちゃって「今日も楽しいお魚生活の始まりだ!」…淡水魚も海水魚も一緒に池にいてカオス。みんな「らしい」姿になっているのがウケます。パッド君とハッシーは無事だった様子。こんな状況が何日も続いたら、奏助の家族が捜索願を出すんじゃ?
  • 一週間たってやっとムジーク解除。よかったね。そうかシューベルトは入浴中だったから全裸…歌苗「いやぁぁー!」モツ「変態ー!」これもラッキースケベ(たぶん違)。大事なところがベトの頭で隠れているのも、声だけの演技で絵が建物なのも、よい子のEテレ的な配慮。

     

  • 夜お風呂に入り直して、また上機嫌になるシューさん。「♪ララララン、ラランランラーラー♪」いやっ、らめぇ。オサカナになっちゃう/// また振り出しに戻るの巻。そういえば今回シューさんはずっと裸だったのね?
  • エンディング。ピアノ五重奏曲の素敵な調べでもなんだか不安になってしまう罠(笑)。そして、画面の所々にオサカナがいるよ!


♪ムジー
ます
  作曲:フランツ・シューベルト
※原曲です。アレンジされていません。

♪ムジーク効果(私見
本人および周りの人を魚に変化させる作用。シューベルト自身の意思とは関係なく発動され、解除方法は無いのでそのまま一週間は魚のままになる。以前の「子守歌」ムジークはせいぜい数時間で肉体の変化はなかったのに、「ます」ムジーク っょすぎる。

♪今回(第13話)のマイベスト・ベト

 

この釣りのときの表情、いいと思います。

 

「俺は運命に屈服する気は無いぞ。たとえ三枚におろされようとも最後まで抵抗してやる!」
ああ台詞がカッコイイしムジークも発動しちゃうし。なのに姿がどう見てもお魚なのがもう。

♪今回(第13話)のベト歌
今回ベトシュ(シュベト?)の回ですよね。でもベト歌は公式認定なので必ずあるんですよ。

 

「横暴だぞ小魚!」「小魚って言うな!」
オサカナの姿でも夫婦漫才、ありがとうございます!
しかし、権利関係がやや心配。どう考えてもこのクマノミはファインディング・ニ○よね?デ○ズニーに怒られない?

 

ジークが解けたときにもやはり隣同士にいるという。一週間ずっと夫婦漫才してたのか!?
 

“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.2-アニメ 『クラシカロイド』 で “ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第二集-

“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.2-アニメ 『クラシカロイド』 で “ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第二集-

 

シューベルトのムジークは原曲なので、原曲集2で聴きましょう。ピアノ五重奏曲と声楽の二種類が収録されています。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c