アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第22話 ちがいのわかるおとこ 感想

※2018/10/03 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

nyaon-c.hatenablog.com

最終話を目前にしてベトのお当番回です。お若いかたはご存じないかもしれませんが、昔のコーヒーのCM(ダバダ~♪)のコピーがそのままタイトルになっています。史実ベートーヴェンが「1杯あたりのコーヒー豆の数は60粒」のこだわりがあったことは有名ですね。そしてムジークの原曲も有名な「エリーゼのために」!ひょっとして、ひょっとするかも?ワクワク半分、コワイの半分で、早速本編を見ていきましょう。

 

第22話 ちがいのわかるおとこ (2017/09/03 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)
ジークが「エリーゼのために」だし、最終話まであと3話だし、まとめに入ったところでついにベト歌カップル成立!?その前にお家賃を入れた方がよいのでは?なんてやきもきしながら一週間を過ごした本放送前。フタを開けてみると、まとめる気も無ければ恋物語でもなかったよママン…。でもまあ、ベト歌は既に熟年夫婦のノリだったのでそれはそれで楽しかったです。冷静に考えたら王道ラブストーリーなんかやるはずがない。『クラシカロイド』が何たるかをよく理解しないまま、勝手に期待していた私が悪いのよ~。そしてベトさんェ…。もっとカッコイイ人だと思っていたよ。でもね、私は皇帝ベトも童貞ベトも、もちろんカフェインロイドベトも好き。1話から順番に振り返れば、ベトは元々こんな人だった、うん。それに人間は振り幅があったほうがより魅力的なわけで。とはいえ常に自分の興味に向かって心血を注ぐ姿勢は一貫していて、ブレてはいないですよね。

今回、お話は清々しく突き抜けていて良いんです。変顔だってイイのよ。でも特に後半の作画がちょっと…。例えばムジーク発動シーン、なんでこんなにおデブにしちゃったの?せめてスタイルは良くして欲しいです。作画監督によって絵の個性が変わるのは楽しみの一つでもありますが、個人的に今回の作画は不満ですゴメンナサイ。最終回間近でマンパワーはクライマックスのほうに振り向けたんでしょうね、きっと。こういう時もあるさ!

芸術家の発達障害については私は詳しくはわかりません。ただ特に差別意識や偏見はないとしても、「○○だから仕方が無い」という理由付けに使うくらいなら言わない方がマシだと個人的には考えます。彼らクラシカロイド達は、あの世界で「自分勝手、好き勝手」にいきいきと動いています。周りの一般人もロイド達を何ら特別視すること無く正直な気持ちで接しています。腫れ物扱いにしない。それが大事。私はそんな『クラシカロイド』が好きなんです。

以下は思ったことメモ。

  • アバンで「諸君、突然だか考えてみてほしい」いきなりどうしたベトさん。「時間を使って構わないから」と言った舌の根も乾かないうちにすぐ正解を言う。「コーヒー」がこの世で一番素晴らしい飲み物なんだそうです。
  • 歩きながら色々語っているけど、スポットライトが追いついていない。私たち視聴者もいつも通り頑張ってついていくとしましょう。
  • 「カフェインロイド」ってまあ!クラシカロイドはやめちゃったの?それにしても鼻の穴が広がりますね主人公。

     

  • 「コーヒーがなくても絵になる」今回は楽しい絵が多いな。流石絵になる男ベートーヴェン

     

  • 色々語りますな…。神の粒数60粒にたどりついてよかった。ちなみに大体検討つけてやったのよね?まさか1粒から70粒位まで70通りトライアンドエラーとか?それにしても2分40秒ってアバン長い。
  • キッチンで高笑いとストレッチ。あ、Eテレで見たことあるよ「ストレッチパワーがここにたまって来ただろう」って言う黄色いオジサン(違)。
  • 「数えるから静かにしたまえ。遊びじゃ無いんだ」はい。調子こいてスミマセンっしたあー。ピンセットの動きと目の動きが同じ。それにしてもマスクしてピンセットで数えるって…。ここは秤を使ってグラム数でいこう。

     

  • 二日酔いリッちゃんが帰りましたよおー。ベトはいい男よ、リッちゃん?酒癖悪く絡むけど、背中にその豊満なバストがぴったりついてうらやましすぎる。えっと、音しかないけどベトは女性を殴りつけています?あ、やばい吐く!?

     

  • 次の邪魔はモツとシューベルト君。凧ラッパー君だって。モツはあだ名をつける天才。モツもシューも自分がコーヒーをいれるって争うなんて、二人ともベトのこと好きなのね。ここの3人のやりとり楽しい。

     

  • もめたせいで大事なコーヒー豆の袋を落としちゃった。ベト「おまえら自身にコーヒーになってもらおう」こわい。「きゃー」って二人で抱き合って…モツとシュー実は仲良しでしょ。ついにリッちゃん吐く…。

     

  • 休みの日はゆっくり起きる大家殿。ベトはリビングの一角で籠城。ミカン箱まで被る徹底ぶり。数字が色々出てくる会話のせいで数が数えられなくなるのは鉄板よね。指に指紋があるね。

     

  • 床に仲良く座っていたモツとシュー。歌苗にインスタントコーヒーをごちそうになった時もモツとシューはやっぱり仲良く隣同士。

     

  • ベト、最初から自室に籠もって数えればよかったんだよ。え?ショパンさんの部屋とつながる壁の穴、塞いじゃったの?物音に過敏に反応しながらもやっっっと60粒を数えられたね。

     

  • シュー「メガネのやつは大体友達」。この先もラッパーなの?リビングの突破口を探るベト、なぜわざわざ遠回りして苦悩を増やす?想定外にミカン箱を取りに来たチョっちゃんが来てジャンプでよけるベト、運動神経イイね。関係ないけど、リビングとダイニングの位置関係がわかって、ちょっとうれしい。

     

  • 今回は悪役笑いが多いねベト。お湯を沸かしながら豆をひいて、ついにマイベストコーヒーを口に。涙を流して喜んでおられる。味だけの問題じゃ無くて、幾多の苦難を乗り越えて自らの手で勝ち取ったものは尊いよね。それにしても1杯のコーヒーをいれるために朝からずっとこの調子。ご飯食べた?

     

  • せっかくいい気分のときにモツが「一粒落ちてたよ」。あーあ、ベトはせっかくのコーヒーを捨てちゃった。叫ぶのに付き合うモツやさしい。

     

  • 歌苗「おいしかったんだから、いいじゃない」わしもそう思う。ベト「うまいコーヒーが飲みたいわけではないのだ。飲みたいのはあくまで60粒なのだ!」シューだけ「はあ?」が遅れたのが、愛だわ~。

     

  • マイベスト散歩。「マイベスト」が好きなベトの結論は「あの場所がいけないのだ!」そしてマイベストポジションを探す。そんなヒマがあるなら働こう?それに、遊園地のコーヒーカップは鉄板でもショベルカーの上は危ないし満員電車では迷惑。ところでこの電車はどこを走っていますか?一緒に揉まれたい(←)。

     

  • 「かんっぺきだ!いやー申し訳ない。カンペキだ」マイ・ベスト・ポジションは公園の古びたパンダ遊具。あのー、対象年齢10歳以下とか書いてませんか?大人が乗ると壊れるよ?そしてその水筒!歌苗ちゃんの私物を勝手に借りてもう…。でもボールが飛んできてせっかくのコーヒーが飲めなかったね。

     

  • 公園に走る音羽館のメンバー。モツパニックのときは「帰ろう?」と言いながらも自力で歩いていたチョっちゃんが、今回はローラーボードに乗せられて無理矢理連れて行かれとる。
  • 子供達に遊具から降りるよう責められるベト。絶対に譲らず大人げない。「ほんとに頑固で分からず屋だ。子供という生き物は」おもいっきりブーメランです、それ。

     

  • そこに妻(※違います)が現れてハンガーでバシバシやる。ベト「わかった、どいてやろう」って言ったのにどかない。音羽館の皆さんで力尽くで引き離そうとしてもどかない。ほんとに頑固で分からず屋だ。
  • 小6のみんな、「ドッジボールで勝負」いいね。ささ、今おじさんが遊具から降りたから、今のうちに遊ぼう小1のみんな。
  • 音羽館の皆さん、大家まで全員子供側につく。シューベルト君はラッパーになる前ならきっと先輩についたよね。リスト殿の背中に隠れて、一応葛藤しているみたい。人のこと人差し指でさして「バカなの?」って清々しいくらい辛辣ですチョっちゃん。

     

  • 1対15のドッジボール大会。どんなにあてられてもベトめげない。ジャケットやクツまで脱ぎ捨てて本気モード。その普段着は一張羅なんじゃ?これだけ汚れたんだし、いっそ全部脱いで洗濯しよう(※通報案件)。

     

  • 夕方。お砂場でシンボル再現うますぎる。ベト「まだ俺はあきらめていない」伏せたまましゃべったらドロが口に入るよ?うつぶせに倒れるベトを置いてみんな帰っちゃったね。これは勝ったうちに入るの?

     

  • 翌朝。筋肉痛もなく(?)日が昇る前から音羽館の屋根の上でムジーク発動。最高の一日を彩るのにふさわしい名曲だわ…心洗われる。私たちは一体何を見ていたんだろう?音羽館はみなさんおそろいで朝食。またしても歌苗の私物ぎょうなくんマグを持ち出す楽聖
  • 公園にて。パンダはもういいの?ベトは最初からジャケット脱いで裸足で「さあこのお兄さんと一緒にドッジボールを極めよう」って、ひそかに「おじさん」はイヤだったらしい。逃げる子供を笑いながら追いかける20~30代くらいの男。確実に事案。おまわりさんこいつです。

     

  • 彼の人生が楽しそうでなにより。なんだかんだでスクリーンショットとりすぎじゃない私?30分ずっとしゃべりっぱなしだったベト(CV杉田さん)、お疲れ様でした。
  • エンディング。フォントまでオシャレ。美しいムジークと花びらが散る背景に、バンダおじさん…。最後の方でパンダがキレイになっておる。

     

  • 次回予告。いきなり「滅びの足音が聞こえる」と言われましても…。ラスト3話でまとめに入る模様。そんな『クラシカロイド』はキライじゃないわ(はあと)。

♪ムジー
豊穣の夢 ~エリーゼのためにより~
アーティスト:布袋寅泰(Vocal:田中彩子
作詞:森雪之丞 作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 編曲:布袋寅泰

♪ムジーク効果(私見
公式見解によると「コーヒーが美味しくなるムジーク」なのだそうです。ムジークの無駄遣い(笑)。
ただ、歌詞を読む限り、今後別の効果で発動される可能性も?でもね、他の効果はなくてもOK。ベトが現世で楽しく生きていることがわかっただけで、個人的にはもう満足です。

 

 

♪今回(第22話)のマイベスト・ベト
絵になる男なので、選ぶの難しい。

 

本筋とはまったく関係ないところで。身体の大きなリッちゃんを抱えてトイレに走る楽聖、好きです。

 

 

お花の先生に御挨拶。礼儀正しい。

 

 

あの、この銭湯のシーンはなぜ一瞬なんでしょうか?もう少しアップでじっくりお願いします!

 

リストに視線を送ってから出かけるベト、いいと思います。シューさんと妻(※歌苗ちゃん)の視線が気になる。

 

 

マイ・ベスト・チェア(※パンダ)でギョウナくん水筒からコーヒーを飲み干してからのこの表情!

 

♪今回(第22話)のベト歌
今回は最初から最後まで熟年夫婦の雰囲気なんですが。

 

「小娘のいれた一杯に衝撃が走った」当たり前のようにコーヒーをいれてもらっているし!

 

 

そして当たり前のように買い物デートしてるし。お尻!

 

 

お高いコーヒー豆を買ってもらうために目ヂカラ使う楽聖。その瞳の中には小娘しかいないという。小娘「そんなに見ないで!」がなんか卑猥(※スミマセン)。

 

 

「もうあの人には何も買わない」って、「あの人」だものね。既に熟年夫婦だもんね。

 

 

公園でベトをハンガーで殴る歌苗。夫の不始末を始末するのは妻の役目。やれやれ。

 

“ClassicaLoid” Presents ベスト・クラシック100

“ClassicaLoid” Presents ベスト・クラシック100

 

 ベスト100、皆様予約しました?原曲集持っているし、これも切り取り形式だし…と迷っていましたが、私もついに予約しました!このジャケットとディスク面のデザインにひかれてつい、ね。自分で聴く曲に偏りがあるので、自分ではなかなか選ばない曲を聴く良いチャンスだと考えることにします。

 

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

ドラマCD『月刊音楽家図鑑』<黒盤><白盤>(ポニーキャニオン) レビュー

今回紹介するのはポニーキャニオンから発売されている『月刊男前図鑑』特別編の『月刊音楽家図鑑』(2010/7/21発売)。音楽家の独白形式で進む恋愛ドラマのCDです。

 

 大人の雰囲気の<黒盤>にはモーツァルトベートーヴェン

 

 どなたでも楽しめる<白盤>にはブラームスとバッハが収録されています。
2枚同時購入特典である『よくわかる!音楽家図鑑CD!(ナレーション:羽多野渉)』もあわせて紹介します。

以前からずっと気になっていたCDです。私はアニメやドラマをほとんど見ないので声優さんのファンとかではないですゴメンナサイ。あくまでも始まりは音楽家自身への関心から。伝記は色々読んだけれど、実在の人物をモデルにした創作にも興味が湧いてきたのです。明らかに『クラシカロイド』の副反応ですよ、はい。ブラームスを除くバッハ、モーツァルトベートーヴェンは『クラシカロイド』にも登場しますね。

CDをついに入手したので、このところ毎日夜中にこっそりヘッドフォンで聴いています。まさか車では聴けないですよ、事故起こすから!それにしても、このジャケット絵に「月刊男前図鑑」というタイトル…家族がいる主婦としては、いつものCDを置く棚や本棚にはちょっと置けないなと(※後ろめたいわけではないのですが、なんか恥ずかしい)。プリンター台の下、自分しか見ないPCソフトの並びに茶封筒に入れてさりげなく隠してあります、ええ。見つかったらどうしよう…。

例によって内容に触れる部分は畳みました。続きは「続きを読む」からお進み下さい。

 

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『クラシカロイド』第21話 ブレイク・スルー 感想

※2018/09/02 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

さあ今回はシューベルト当番回です。再放送から少しずつ視聴してこられたかたは「ありがとうアボカドって何?」「シューベルトの装いがラッパーなのは公式?」等々、今まで様々な疑問でモヤモヤしていたのでは?スッキリ晴れ渡り…ましたか?ええっと、私がやきもきしても仕方が無いですね。もちろん、アニメをどう見るかどう感じるかなんて、まさに「自分勝手、好き勝手」でいいんですよ!思いっきり世界観に浸れたかたはどうぞそのままで、でもあっけにとられてしまったかたもここで諦めるのはもったいない。あと4回で第1シリーズは最終回を迎えるわけで、全話完走したら素敵な未来が待っていますから。私が補償しますから!

第21話 ブレイク・スルー (2017/08/27 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)

これが本当のサプライズ!制作に携わるスタッフは大勢おられるでしょうに、放送時まで早バレがないなんてスゴイ(当然?いやいや)。私は初見の時は、ムジーク発動してタクトをマイクに持ちかえたその瞬間まで、まさかラップになるなんて思っていなかったです。いやはや今回のムジークには圧倒されました。でも繰り返し観てお話がわかっている今でも、ムジーク発動シーンはやはりスゴイなと思うんです。ムジコレCDで歌詞を確認すると、音羽館メンバーシューベルトの関係性が端的に表現されていて、本当に良く作り込まれているなという印象です。そして声優の前野さん、ラップを歌うという無茶ぶりに見事にこたえてくださっています。鼻歌がとてもお上手なので歌唱力はあるのでしょうが、それにしてもラップはハードルが高いのでは?本当にお疲れ様でした。

でもね。完全に個人の意見ですが、この回は特に前半が観ていられないのよ…。明らかにいじめでしょ、これ。故意か無意識かなんて関係ない。あいにく私はこういうのを抵抗なく笑えるようには育っていないので、ハッキリ言うとこの回はキライです。最後の「ブレイク・スルー」のための布石だったとしても、もう少しやり方はあったはず。みなさまのNHK、よい子のEテレが泣くよ。そんなテンションで申し訳ありませんが、以下細かく見ていきますね。

以下は思ったことメモ。

  • 夜中にお菓子パーティーな音羽館のロイド達。さすがに深夜1時にお開き。歯、磨けよ~!それよりも片付けはシューさんに丸投げ?いいの?
  • 皆さんの寝姿がカワイイ。やだベトったら寝相悪いなあ。

     

  • シューさんソファで寝とる。割と背が高いはずなのに、すっぽり収まるの?そして部屋が無いことに気付いた…今まで部屋なかったの!?

     

  • 翌朝、部屋が無いことをみんなに抗議するシュー。ここのやりとりは見ていられない。せめて大家の歌苗は把握していて欲しかった。
  • 物置状態の空き部屋を見た後に、ハッシー部屋(お外)、きれいな個室(トイレ)を見て、またリビングに。シューさん実は家事を積極的にやっていたことが判明。他の家賃未払い組ベトモツは館への貢献度をドヤ顔で語る。ベトは館の危機を救っている自覚があったらしい。

     

  • ジーク対決を持ちかけるシュー。ベト「音楽は競うものではない」って一人でまともなことを言ってる。シューのイライラの顔(笑)。

     

  • でもいざ物置部屋の片付けで、真っ先にムジーク発動したのはベト。「出来ぬと言われるほど燃え上がるのが男というものだ!」後ろ姿が好きです。

     

  • 汎用性が高い田園ムジークに全部お任せしちゃえばよかったのに、他のメンバーが次々ムジーク発動してカオスに。結局片付かなかった。うん、こうなるんじゃないかってうすうす気付いていたよ。
  • シュー「とうとう出番のようですね」。「うなれ、ほとばしる私の感性!」頑張ったのに出ない。「どうした?私の感性?」片足あげているのが好きです。

     

  • シューさんのは制御不能ダダ漏れジークだった…。奏助「ムジークがうまく使えないんじゃクラシカロイドの意味なくね?」とどめだよ…。奏助が無断で使っている部屋をシューさんにあげればいいのに!
  • ついに館を出たシューベルト。いつも気になるけど、あのバイオリンケースのような箱には何が入っているの?
  • 4話の放浪を彷彿とさせるシーンの数々。ただ、今回はヒッチハイクもうまく行かず存在感が無くなっている設定。孤独な放浪者。長距離トラックが大音量で「やってらんない気分」を流しているのを耳にして、アルケー社足を運んだものの、ここでも存在を忘れられている。みんなわざとじゃないの?わざとならなぜそんなことするの?
  • アルケー社の屋上から一歩踏み出そうとするシュー。早まるなシューさん!でも凧に救われてよかった。アイキャッチの絵の中も凧で飛んでいたよ。

     

  • 凧は太平洋を渡りアメリカのスラム街に。大男にぶつかって英語で文句言われても、シューさんが話せるのは日本語とドイツ語だもんね。グーパンされて「無視してくれないのもつらい」うん。
  • お金を持っていないから食事がとれない。見知らぬ土地で行き倒れとか悲しすぎる。グッドなタイミングで響吾さん登場。目覚めた状態では一度も会っていないはずなのに、お互い顔は知っているから認識できるのね。

    子供向けEテレアニメなのに、屋台で酒飲んでくだを巻くシーンが。おでんにアボカド、おいしそう。シュー「なぜ私を作ったのれす?」そうよね。シューは目覚めかけていたのに、響吾はベトモツだけ連れて研究所から逃げたんだもんね。「私をつくったあなたにさえ、私の存在は必要ではないのれすか?」涙出てくるよ。

  • 響吾「ぶっちゃけキミらもさ、好き勝手つくったら出来ちゃっただけなんだよ」…うん、子供を作るのは親の勝手だもんね。たださ、それを親の口から聞きたい子はいないでしょうよ。「だからキミも好き勝手やれば?」なんかもう、この人はそうやって生きてきたのよね。そのせいで周りがどれだけ苦労してきたか!

     

  • 屋台で目覚めたシュー。響吾は食い逃げよ!以前ギョーザーの屋台でやったみたいに働いて返す??コワイ人達に囲まれて絶体絶命の危機のときに、また凧が!この凧には意思があるらしい。
  • 季節外れの台風でボロ屋の音羽館は全員が屋根にのぼって補修中。奏助のお尻ドアップよ!ベト「運命を切りひら、ああー」って滑りましたけど。

     

  • 鳥だ!飛行機だ!タケちゃんm(違)。シューさんはうまいこと音羽館の屋根にたどりついたね。あ、おズボンの縫い目が破けちゃって!シューさんのおパンツは白、覚えた!

     

  • 引き上げてくれたのがベートーヴェン先輩でよかったね。それにしてもみんな、シューさんが不在だったことに気付かなかったってあんまりだよ。これ何かの間違いよね?シュー「やってやる。私も、いや俺も好き勝手に!」一人称が変わった。やっちってください!
  • 魔王のイントロ、キター!音楽の授業で習ったよね。と思ったらクラシカルなムジーク衣装からラッパーに変身して、ムジーク自体もまさかのラップ。しかも声優さんが歌っている?え、ええっ?

     

  • ハッシーがDJとして仕事してる。「一人一人言わせてもらう」で、みんな順番に壁画になっちゃった。奏助はピー音で教育的配慮がなされました。壁画はパラッ○ラッパーみたい。歌詞は全部は起こせないので、本編かムジコレを参照願います。

     

  • ジークが終わったら風雨もおさまったのね。みんなのポカンとした顔を前に、やり遂げたシューさんの清々しさ。お疲れ様でした。
  • 音羽館、朝からシュー以外のみんなで家事してる。お?「そうじ当番表」復活ですか?

     

  • 奏助は今度はラッパーシューに弟子入り志願?「お断りだぜノノンノーン」ってラップで断られちゃった。しかし会話が全部ラップ口調なのはメンドクサイ。
  • シュー「好き勝手におねむうーYeah!」で、どかっとソファに横になったけど、ソファの幅が狭くなってない?

     

  • ソファーごと門の外に投げ出されちゃって、「ほんと調子こいて、すんませんでしたあ」ジャンピング土下座。「好き勝手」からのあっさり掌返し。早かったね。
  • エンディングで、ベトのあの絵に向かっても何か言っているラッパーシュー。アボカドがたくさん降っていますね。毎回凝ってます。

     

  • ちょっとちょっと次回予告!ベトと歌苗がお買い物デートよ!そして子犬のようなジト目は何なの?次回を早く見たいような、見たくないような…。

     

♪ムジー
シューベルトの魔王道
アーティスト:シューベルト(CV:前野智昭
作詞:丸省 作曲:フランツ・シューベルト 編曲:アボカズヒロ

♪ムジーク効果(私見
disった相手にダメージを与えて壁画にしてしまう。自分自身も壁画になって皆と同じ世界にいたりもしたので、ダメージナシで壁画にすることも可能?それでも一人一人disりの内容を考えた上でラップにして歌わなきゃいけないので、「子守歌」や「ます」よりは労力が必要ですね。

 

 

♪今回(第21話)のマイベスト・ベト
寝相が悪いのもムジーク衣装の背中も嫁エプロンも好きですが、今回は後輩の思いを受け止める先輩で。

 

シューベルトと対峙するところが無駄にカッコイイ。
「あんたに認められたくて俺はここまでやってきた。リスペクトしているぜ先輩、だからこそ絶対!」
リスペクトに値する存在でなきゃ成り立たないシーンだものね。自分を慕ってくれる後輩のために、これからもカッコイイ先輩でいてください!

 

♪今回(第21話)のベト歌

 

「気持ちは嬉しかったけどモツのは貢献かどうか…」。ベトのは貢献と思っているのね?

 

 

安定のいつも隣にいる二人なんですが。

 

 

「やることがたまって迷惑している」。
あ、また半袖の腕が(はあと)。それよりもそのエプロン、歌苗がいつも着ているものよね?ベトが着るのを歌苗は許可しているの?既に二人は夫婦なの?

 

DVDだとピー音は消えるそうです。封入されているブックレットを読んでみたい。実は円盤には手が出せていないんです私…。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

 

『クラシカロイド』第20話 その名はモーツァルト 感想

※2018/08/26 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

子供のように天真爛漫なモツの素顔が垣間見られる今回。タイトルを見る限りではシリアス回なの?と身構えてしまいますよね。でも安心して下さい。いつものコメディも展開されますので。ただ、覚悟してください。本気のムジークと作画に圧倒されますので。モツが大好きなかたも、そうではないかたも、今回は必見です。『クラシカロイド』スタッフの本気がよくわかります。では今回も深呼吸して、本編を見ていきましょう。

第20話 その名はモーツァルト (2017/08/20 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)
モーツァルト交響曲第25番は聞き覚えのある人が多いのでは?その有名な曲がめちゃくちゃカッコイイムジークになって、動画もおそろしい程に美しくて、もちろんモツも超絶カッコ良くて。初見の時の衝撃はすごかったです。モツ担ではない私でも、この回は好きで繰り返し観ています。ただ、少し冷静になって考えてみると、みかんゾンビ回じゃないけど「何も解決してないよね?」。もしあのムジークを音羽館メンバーが見たなら彼の環境は変わるかもしれないけど、当の本人は誰にも見せたくないようだし。うーむ、音楽に何らかの効果を期待するのがそもそもやましいのかも、なんて。モーツァルトの曲はただでさえ「胎教にイイ」うんぬんで「利用」される側面があるので、史実モーツァルトは草葉の陰で嘆いているかもしれませんし(※あくまで勝手な推測です)。

平たく「天才は孤独だ」と言ってみたところで、私は凡人だから天才の気持ちはわからないよ…。しかし「自分は誰からも理解されない」と思うことは誰しもあるのでは?大人になるにつれてだんだんと諦めていくそんな感情に、若いモツは真剣に向き合っているわけで。普段見て見ぬふりをしている「自分の内なる感情」を直視する覚悟はあるの私?そんなことを思ったりしましたが、もちろん解釈は人それぞれですから。考察はできない人間なのでこの辺で。とりあえず、わかったふりをするのはやめておきます。

あとは忘れちゃいけないコメディ成分!モツのイタズラのドタバタに、音羽館メンバーのクラシカルな装い(※シューの妄想)に、モツパニックに、とこちらも見所満載ですから。『クラシカロイド』はこうでなくっちゃね!

以下は思ったことメモ。

  • アバンはバスケ少年とそれを見守るモツ。そしてあっさりとオープニング曲に。
  • 天蓋付きの豪華なベッドで目覚めたリッちゃんはお姫様ですか?クローゼットを開けたら理科室の骨格標本が出てきたよ、ぎゃああ!モツが仕掛けたイタズラだったのね。
  • 他のメンバーにも色々やったみたい。でも顔や身体に直接落書きをした相手はベトとハッシーだけだから、一応加減は考えているみたい。ベトの半袖の腕!きゃあ(はあと)。Tシャツがダサいけど腕が良いから無問題。

     

  • みんな激おこ。リッ「朝っぱらからこいつは…。」チョ「毎日毎日…。」モツは早起きだね。ベト「ヴォルフ!」ベトは名前しか言わないから、もしかして他のメンバー程は怒っていない?
  • シュ「悪の化身め。終焉の時だ!」せっかく難しいこと言っているのに、イタズラされたメガネを掛けている顔が気になって集中できない。そのメガネなら、むしろ裸眼の方がよく見えるのでは?

     

  • モツは随分深い落とし穴を掘ったな。「イタズラの設計図、それは全て僕の頭の中にあるからねー!」天才か。モツー!うしろ!
  • いきなり爽やかな朝の光景。みんな装いがクラシカルでまず驚くけど、歌苗「家賃?なんですかそのくだらないシステムは」とか、ショパン「僕は大好きだよ、人が!」とか、シュ「おはおはおはよう!ミラクル、イッツアミラクルモーニング、フォッフォー!」とか、普段は言いそうにない台詞が次々と。別室ではモツがトラに襲われているのもすごい。

     

  • そうか。シューさんの妄想だったのね。モツだけが計画に抗議していて、「ルーくんまで」トラを買うために働こうとか言ってる。モツ孤立無援状態。モツ、ベトだけは常に自分の味方だと信じていたのよねきっと。
  • 「反省とは?」のモツをリスト様が首しめよ!それより目が本気な歌苗によるイタズラ禁止令と「約束だからね、破ったらご飯抜き」がキツイ。納得いかないモツ、ふくれ顔。

     

  • 当たり前のように夕食に混ざる奏助。お好み焼き!安上がりだし全員参加できるしで大家族にはありがたいよね。えっと、悟った顔で座禅を組むモツは仏様にでもなったの?「カンチョー、ヒザカックン、落とし穴」は一体誰に対してやったイタズラなのかが気になるよ。

     

  • わいわい準備する皆さんのアドリブ(?)やりとりが面白い。「つまんなすぎて頭おかしくなる!」モツ堪え性が無い。面白くする方法がう○こにおっぱいって、小学低学年男子だよ…。でも誰も傷つけてないからOKでは?みんなもあははって笑えばいいのに、冷めた目で見て何か冷たい。
  • 明かりを点けずにオルガンの部屋でモツが話し相手にしたのは「全然知らない」歌苗のおばあさんの写真。孤独で切ないなあ。写真は答えてくれないから、「もうちょっと頑張ってみる」って自己解決。

     

  • 言ってるそばから、お風呂場でシューを押したくなるモツ。押すなよ、絶対に押すなよ!そうか、さっき食堂にいなかったのはピンク色に塗られたハッシーを洗ってあげてたからなのね。
  • シューもハッシーも振り返った顔が良い。わかっちゃいたけど、結局押してシューをおぼれさせたモツ。「シュー君のばか!」はシューじゃなくても「は?」だと思うよ。それにしてもシューさん生足がまぶしいです。


  • 落ち込むモツを慰めて食事に誘う面々。シュ「皆さん、私の方を心配すべきなのでは?」ごもっとも。今回に関しては、シューがモツをフォローしたくない気持ちはよくわかる。モツは結局出て行っちゃったけど、残された歌苗以外のメンバーが心配してないのがちょっと気になる。
  • 翌日から、モツは買い物に誘っても来ないし、行き先も告げずに長時間外出するしで心配になる歌苗。みんなと食堂で相談。シューさん悪い顔しとる。シューはどうしてもモツを犯罪者に仕立て上げたいらしい。

     

  • 朝から出かけるモツ。鼻歌がアイネ・クライネ・ナハトムジークだよ。全員で尾行するの!?あ、リッちゃんの手がベトの肩に!まさかのベトリスの可能性!?まだ出かける前なのに「帰ろう」と言うチョッちゃん

     

  • こんなに大勢で尾行して、全然隠れていないと思うんですがモツは気にしていないみたい。幼児に変顔しても事案にならない。イケメン無罪。
  • バナナの皮(奏助)、ペンキを浴びる(シュー、チョ)。「モツパニック。それは防ぎようのない悪夢」パッド君が悪そうな顔しとる。「クソガキ10人分のたちの悪さ」って嬉しそうにしていたのに、鳥のフン害に遭ったとたん激おこ。口汚く罵る、Eテレ成分なのに(笑)。
  • ベト「そんな漫画みたいな話が現実に(橋の足元に穴が空く)」「あったあー!(当然落ちる)」、漫画みたいな展開ありがとうございます。

     

  • それにしても、モツパニックすごい。鉄球の下敷きになってシューさんの命が心配だ。ベトの川流れ(ひどい)。

     

     

  • みんな抜け殻になっているとき、まさかのシュ歌が。せっかくカッコイイのに、また凧にさらわれちゃった。

     

  • 歌苗はやかんや金だらいが頭に落ちてきても負けない。一人でモツの尾行を続ける。ぎょうな君の中の人はバッハだったりして?みんな思ったよね?モツ、いかにも毒キノコを食べて吐くな(笑)。
  • そしてアバンのバスケ少年再び。上手すぎて周りから浮いてしまうのか、いつも一人で練習する小学生だったのね。モツ「僕、彼の姿を見るのが大好きでさ」。歌苗が最近の様子について聞こうとしたのに話しそらしたね、モツ。
  • 家路の途中の分かれ道。「17歳の恋人」に会うと別の道を進むモツ。歌苗の「帰ってくるよね?」が切ない。夕日に映えるモツ歌、美しいよ。あ、皆さんご無事で草陰から現れました。シューはやっぱりモツを犯罪者に仕立て上げたいらしい。
  • 歌苗は音羽館で自分も夕食をとらずにモツの帰りを待っている。待っている人がいるから、帰ろう?
  • 誰もいない夜の丘で、モツが三つ編みを解いてムジーク衣装に変身し、いざ疾風怒濤のムジーク発動。すんごい。ムジーク自体がカッコイイけど、それに負けない動画が映画のような迫力!

     

  • 原曲を作曲した17歳当時の史実モーツァルトクラシカロイド・モツが一緒に奏でているの?タクトを持つ反対の手でリズムをとっているのがイイ。四の五の言わずにここはもう本編を見ましょう。

     

  • モツ「じゃあ、また」で現実世界に。下界に向かって歩き出すのね。また明日もその次の日も同じ事を繰り返すの?答えは分からぬまま、エンディングに。ムジーク発動前の解説画面のイメージを使ってスタッフロールを表示させる演出がまた良いですね。

♪ムジー
疾風怒濤 ~交響曲第25番より~
アーティスト:tofubeats(Vocal:中川晃教
作詞:tofubeats 作曲:ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト 編曲:tofubeats

♪ムジーク効果(私見
ごめんなさい、正直よくわからないです。バッハが気付いたので、天候に影響を及ぼすようですがそれは副産物であり本来の目的とは違うと思われます。あくまでモーツァルトが「17歳の恋人≒自分自身」と向き合うためのムジークで、決して他人には見せないという理解で合っていますか?モツのムジーク口上は「聞け私の音楽を」という意味ですが、これ言わなかったですものね。夜な夜な自己のアイデンティティを確かめないと音羽館へ帰れない?
しかし音楽って言葉に出来ないんですね。御託はいいからムジークと原曲を聴きましょう。以上!

 

 

♪今回(第20話)のマイベスト・ベト
シューさんの妄想でのクラシカルな装いがめちゃくちゃ好きなんですが、それは後述するとして。今回は「ベスト」な一枚で!
「ヴォルフのやつ、17歳の恋人ときたか」。
一人だけわかっているのがニクイ!

 

 

♪今回(第20話)のベト歌
思いっきりモツ歌の回だし、シュ歌もあったけど、ベト歌は公式なんですよ。

 

歌「おはようございます、ベートーヴェンさん。」ベ「おはよう歌苗くん。とってもいい朝だね。」
……「歌苗くん」ですってよ!ねえ!

 

ベ「人は本物の幸せを手に入れたとき、こういった平穏な日常を最も幸福に感じるのかもしれない。」…なんかそれらしく理屈言うのが良い。

 

歌「なんて素敵な理論なの!」…このキラキラお目々が良い。

シューさんの妄想の世界ですよ。これ、シューさんの目にはベト歌はこういう関係に見えるわけですよね。もう隠しきれないんですよね!?

 

 

そして今日もまた、二人は隣に並んでいるというね。

 

 

ポストの陰に隠れるときもこの位置なのね。

 

今回のムジークはムジコレ3の1曲目に収録されています。この第20話放送後に息子からせっつかれて即予約したのはいい思い出です。

 

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

『クラシカロイド』第19話 恋すれば死す 感想

※2018/08/19 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

まって、予告でちらっと見えたこの手は誰と誰?公式サイトのあらすじを見ても「次々とカップルが生まれ」とか書いてあるし、え?一体誰と誰が結ばれるの?でも「死」って穏やかじゃないよ…。ドキドキしますね。なんだかんだ言ったところで、いつも予想を遙かに超える展開になるのがクラシカロイド・クオリティ。やきもきしても始まらない!それでは深呼吸して、本編を見てみましょう。

第19話 恋すれば死す (2017/08/13 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
私はこの回についてはもう何十回も(特定の場面に限ればその倍以上に)見たのですが、「クラシカロイド」らしい突き抜け方が清々しくて好きです。何という破壊力!すごすぎてついていけないよママン…。想像以上にベト歌だったし、カップルも色々だったし、クラクラの二人はアイドルなのに っょぃ し…。初見の時は衝撃のあまりしばらく動けなかったような記憶があります。今だからこうして冷静にレビューが書けるものの、初見後すぐなら文章が支離滅裂でどうしようもなかったはず。もちろん2期はそうならないように頑張りますよ、ええ。

私、本放送時には予告を見た後に色々と予測してみたのです。子犬とショパン!「子犬のワルツ」が来るかも?ジョリーにまた会える?なんて淡い期待も。あの手はベトと歌苗だろうとは思いましたが、一体どういう展開になるのかは皆目見当がつかず。あとのメンバーはどんな組み合わせになるのかな?史実チャイコフスキーモーツァルトを尊敬していたよね?ショパンとリストは仲良しだし、そうだメアド交換しているバダジェフスカと奏助も。あ、シューベルトどうしよう!って、蓋を開ければどれも大ハズレでした。4PにNLBLGLなんでもあり。まさに「恋には色々あるのよ」byリッちゃん 結果を知っている今でも各カップル成立の場面ではついニヤけてしまいます。

以下は思ったことメモ。

  • トーク番組、チャイコのトークがアイドルらしくない。バダに脚蹴られとる。ハッシーの画像で「しばらくお待ち下さい」放送事故(笑)。でも、生放送なら事前打ち合わせして台詞も台本があるのでは?たった今届いたFAXでも、カンペが出るような?まあいいっす。ここでチャイコくんが暴走してくれないと話が始まらないっす。

     

  • で、なぜにクラクラの二人を音羽館の前に捨てるの?これって、持て余したペットを動物園の前に置き去りにするのと同じ感覚?
  • チャイコ「なじょしてえー」の台詞カワイイ。鼻水きちゃない。アバンでいきなりムジーク発動って、今までには無いパターンですね。

     

  • 音羽館にいた人達がオルガンの部屋に全員集合。リスト様はしずかちゃん並みにお風呂好き。バスローブ羽織っていてよかった(Eテレ的に)。ベトは食べかけのカップ麺を顔にかぶって熱そう。カップ麺持ったままきょろきょろするシューさんカワイイ。
  • わ、いきなりイケボのロットバルト(CV櫻井孝宏)登場!豪華声優を贅沢に使うのはクラシカロイドの十八番。「この館は今から悲劇の舞台になる」わー!でもBGMまで恐ろしげなのに、チョ「ハッシーだよね?」、シュー「ロッテンマイヤー!」ってもう散々。ロッテンマイヤーって下手したら親世代でも知らないかも。

     

  • ベト「ここにはそのようなふしだらな空気は微塵も無い」って、「ふしだら」の単語が出てくる時点でとんでもなくふしだらな気がしますよ。
  • ハッシーロットバルト「普通の日の70倍惚れやすくなっておりますので」まー!なんてふしだらな!でももし元々ゼロなら何をかけ算したところでゼロだし。
  • モツが親衛隊と楽しそうにしとる。歌苗のお誕生日に来てくれた友人ABCよね?「うちの学校のモツのファン」で片付けられてカワイソス。ええっ!1対3なのにカップル成立でハッシーにさらわれちゃった!「恋には色々あるのよ」byリッちゃん
  • ベト「ふしだらさゆえに鳥に食われるとは、ヴォルフらしい最期だった」…自分はふしだらではないと?ていうか「ふしだら」って言葉好きねベト?
  • メイド服ネコ耳歌苗よ!いつの間にそんな用意を??カレーをよそうときの鼻歌はクラクラの「やってらんない気分」ね。チャイコのビンタ炸裂だ。女子に容赦ない元ヒゲオヤジ。チャイコ「惚れてまうやろー!」が何か良い。

     

  • ぽおっとする男性陣、シューの手元が気になるよ。歌「普段通りですよぉ」チャ「うわあ」。うん。オバサンもどちらかというと「うわあ」の方だけれど、こういう需要はあるんだと理解は示すよ。

     

  • バスローブを脱ぎ捨てたリッちゃんがいつの間にバニー姿に!?姐さん男前だわ惚れてまう!歌「大丈夫です」は「私は惚れない」という意味でOK?ロイド3名は色気より食い気らしい。高校生男子・奏助は「若きリビドーの発露」で、リッちゃんとカップル成立だ。みんな、奏リスは公式よ!

     

  • うろたえるベトが新鮮。「へっ?あまねく情動に罪はなく、すべからく頬を染めるもそれは仮初…偽りの遊戯に真の炎は見出せぬ…」(書き起こし合ってますか?)。とりあえず大変な事態だと理解したらしい。

     

  • チョっちゃんが廊下へ。バダはチャイコに引っ張られて無理矢理廊下へ。橋広学園体育祭でポーランド組の二人三脚♪これは成立するよね♪と思いきや、そうならないのがクラシカロイド・クオリティ。

     

  • 雨の中の子犬!なんてあざとい。赤ちゃんだし動物だから3Bの2要素あるもんね。3Bとは、テレビで視聴率がとれる要素のベビー、ビースト、ビューティーのことですよ。バッハ、ベートーヴェンブラームスはまた別の3B。私もここで画像を貼ってPVに貢献して頂きたく。あざとい。

     

  • まさかのヤンキーシュー登場。グチョヌレ(語弊)の子犬を助けるギャップ萌えで、まさかの男同士カップル成立!陰でチャイコが舌打ちしたのはバダが残ったから?シューがいたのは想定外だったのかな?シューさん、たぶん先輩を探していたのよね。

     

  • (ベト歌は詳しくは後述)
  • ハッシーが大勢になってもちゃんとエサをあげる歌苗ちゃん女神。「時間切れが近い」なるほどね。「私たち3人」って、ベトを忘れてますよ。クラクラは二人で頬を引っ張り合って、ケンカがえげつないな。あせったチャイコはバダと外へ。
  • 館の外ではパッド君によるバレエ「白鳥の湖」の解説。絵がステキ。今回はハッピーエンドバージョンなわけね。奏助がやる気出して館の中へ。吊り橋って、ベタだけどこの後の展開が面白いからヨシ。

     

  • ハッシーたちは焦っているのか、ピンクの霧が出る前に二人をさらおうと飛んでくるのね。クラクラの二人はもみ合いながら、次々と襲ってくるハッシーたちをやっつけとる。っょぃ。ぷいきゅあ、がんばえー!

     

  • てか、二人は息ぴったりよね。本音で話したら仲直りして、ラスボスのでかいハッシーも蹴落としたらスワンボート漕いで行ってしまわれた。ハンドルがハート型でカワイイ。奏助が橋から落ちたけど、ほっといていいの?

     

  • (ベト歌は詳しくは後述)
  • ハッと我に返ったベト「すべては、音楽のためだったのだ!ふしだらな情動は芸術家の冒険なのであーる!」うんぬん。何か叫びたくなるよね、わかる。ただ、ベートーヴェン先輩を敬愛してやまないシューベルトまで、振り返りながらも置いて行ったのがなんか。誰か聞いてあげようよ(笑)。

     

  • 結局クラクラは通常運行に戻り、ステージ上で大ゲンカ。バッハの「あれ?」がオチとは…音楽用語じゃないし!
  • エンディング、空には白鳥が飛んで、湖にいつもの絵が映り込んでいるのが凝ってます。

     

♪ムジー
白鳥ROCK ~白鳥の湖より~
  アーティスト:つんく♂(Vocal:針尾ありさ
  作詞:つんく 作曲:ピョートル・チャイコフスキー 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 平田祥一郎

♪ムジーク効果(私見
館に結界を張り、通常の70倍惚れやすい環境にした上でカップルを成立させる。カップルになった者達は、ハッシーたちがさらいに来て結界の外に出る。ただし、ハッシーがいない場合は自ら外界を目指すか、ムジーク効果が消えるのを待つ。発動したチャイコフスキー自身もその環境に巻き込まれましたが、チャイコフスキーが結界の外に出たら効果は終わり?(※これは定かではありません。

♪今回(第19話)のマイベスト・ベト
ベト歌のシーン全部!特に赤面色々と歌苗の細腕を掴む大きな手!以上!
画像は記事の別項目を参照下さい。今回は何と言っても「恋に初心すぎるベト」これに尽きます。もちろん「皇帝ベト」も大好きですよ。極端ですが、いずれも一人の人物の中で同居すると私は考えています。ベトは歌苗ちゃんのことが好きすぎて、あんなに真っ赤になったり手をつないだだけで放心したりするのよね。でも想いが強すぎる分、吹っ切れたらスゴイことになると思われます。

♪今回(第19話)のベト歌(特別編)
今回は大杉。でも全部行きますね。

 

ベ「ふしだらな存在を我が屋敷に入れるな!」
歌「誰の屋敷ですか!」
今回も夫婦漫才、ありがとうございます。

 

ベ「狭い部屋は夕方の凪のように精神を平らかにする。それは浅薄な意味しかもたらさない有象無象をこの目と耳に入れずに済むからだ」(書き起こし合ってますか?)。
歌「部屋ってここ戸棚ですけど?」

 

ベ「ああっ!(真っ赤になる)」
歌「あ、熱でも?」
ベ「見るな!(扉を閉める)」
歌「…ベトさん?」
ここ最高!ベトはどうして台所のシンク下を隠れ場所に選んだのか意味不明だし、ベトの赤面が愛しいし、冷静に会話する歌苗はさすがだし、「見るな!」って扉を閉められたら洗剤のストックが取り出せないだろってツッコミたいし、歌苗がベトを「さん」付けで呼んだし。


 

そして吊り橋から落ちそうな歌苗を助けるベト!
ベ「くっ…長くはもたんぞ」。うん、色々とね。たぶんもたないよね。

 

歌「カップルになればここから出られるわ!」。少し赤くなるこの表情がまた。

ベ「だめだ…気まぐれに抱くふしだらな情動になど注意する価値は無い」。まだ「ふしだら」って言ってる。

 

歌「今日のベト頼もしいね」。大体いつも頼もしいからね?。

 

ベ「あっ…」。イッてしまわれた。
ハッシーのお迎えが来なかったのは、クラクラの二人が全滅させてしまったからよね。あと手を握った状態のままでムジーク効果は消えたのよね。でもいつの間に両手を握ったんだろう?

 

オルガンの前で向かい合って手を握るなんて、もはや結婚式。今まさに誓いのキスをするのよね、知ってる。


立った!クララフラグが立った!ここまでやってくれたんですもの、やはりベト歌は公式見解ですよ。ベト歌はいずれ必ず結ばれます。2期か3期か劇場版かはわからないけど。ただ、個人的には二人が両思いになって結婚しちゃったら物語が終わっちゃうような気がして、ちとさびしいです。ベト歌が仲良しならうれしいくせに、メンドクサイ人間ですね私。

 この第19話は円盤の6に収録されているようです。設定画の資料はできれば紙媒体で見たいよね。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

 

『わが祖国チェコの大地よ ドヴォルジャーク物語』黒沼ユリ子(著) 読みました

 

わが祖国チェコの大地よ―ドヴォルジャーク物語

わが祖国チェコの大地よ―ドヴォルジャーク物語

 

 今回は『わが祖国チェコの大地よ ドヴォルジャーク物語』を紹介します。ひのまどかさんによる音楽家の伝記シリーズにおいて、こちらのみ著者は黒沼ユリ子さん。図書館でブラームスの本と同時に借りて読みました。ドヴォルジャークブラームスと関係が深い人なので、読むなら二冊とも読むのがおすすめです。『人はみな草のごとく ブラームス物語』の紹介記事のリンクを貼っておきますね。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

クラシカロイド』2期追加キャラの一人(一頭?)で、早速「カバルザーク」とか呼ばれていますね。どんな扱いになるかはまったく予想できないですが、ドヴォルジャークの人生について知っておいても損は無いかなと思います。しかし、チェコ語のムジーク口上を期待したいのに、果たしてコビトカバが人間の言葉を話すの?一体どうなるんだろう…?

伝記ですのでネタバレは気にならないレベルかと思われます。しかし内容に触れる部分は念のため畳みました。続きは「続きを読む」からお進み下さい。

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『クラシカロイド』第18話 ミツルロイドとギョウナくん 感想

※2018/08/12 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 さて、ストーリーが進む6の倍数回です。前回のホラーはまるで無かったかのように、本筋に戻ります(※引っ張られても困るけど、私が)。何か企んでいそうな三弦の過去話が!また、仕事が出来て威厳のある大バッハ様が意外な側面を見せてくれます。そして音羽響吾博士お久しぶりです!「オクトヴァ」?「ミツルロイド」って? 新たな言葉も色々出てきて、最終回に向けてようやく動き出した?でも、あまり身構えずに気楽に見ていきましょう。『クラシカロイド』は怖くないですから!ベトモツシュの生まれたての姿を拝めますし、バッハ様のパンチラ(?)もありますよ。

第18話 ミツルロイドとギョウナくん (2017/08/06 再放送
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
今回のテーマ「ミツルロイド」。「ホーメーテー」は奏助ロボの気持ちであると同時に、三弦の心の叫びでもあるというね。少し過去の掘り下げがありましたが、真面目な人なんですよ、きっと。「天才」と呼ばれて一途に頑張ってきた彼女が、響吾に出会って面食らうのは当然でしょう。マイペースでおよそ才能があるようには見えない彼が(失礼)、クラシカロイド(ほぼ人間と同じ)をいともたやすく作ってしまったのは納得いかないと思います。むしろ腹立たしいくらいでは。しかも尊敬するバッハ様は響吾を慕っている。響吾を超えたい、自分が何とかしてクラシカロイド的なモノを作りたいと頑張る三弦は健気。でも「ミツルロイド」はどう見ても機械だし…。そこに越えられない壁がある。切ないなあ。

もう一つのテーマ、「実はバッハはドジっ子だった」の衝撃。あんな隙がなさそうな人が、服破いて着ぐるみ着て子供に襲われ逃げる、ってこれもファンサービス?今回は油断するとシリアスになってしまう回だったので、程よく笑いを入れてくれてよかったです。バッハがドジっ子なのは伏線なのかもしれないけれど。

以下は思ったことメモ。

  • 社の屋上で空を仰ぐバッハ。アバンはこれだけ?珍しく短い。
  • 怪しげなBGMと例の装置「オクトヴァ」。何かやろうとしているのはわかった、けど何を?
  • バッハが響吾の名前を出したのと、潜伏先の情報が入ってきたときの三弦の表情が険しい。あまり良い印象はないのね。

     

  • 三弦の過去の掘り下げ。学生時代から超優秀だったらしい。アルケー社の面接では履歴書が!三弦は苗字っす。名前は亜紀楽っす。

     

  • 音羽博士との出会い。初対面でカップ麺の時間を計らせられるって、ねえ。博士「人間を作ってみようかと思うんだ」って、さらっとタブーに触れることを言いますね。学会に発表しないのは「面倒だから」、むむ。でも本物の天才はこんなものなのかも。
  • お忍びで街の音を探るバッハ。今度はバッハの回想。インキュベーターで眠るベトモツシュの横顔が好き。バッハはネットでエゴサしとる。ひたすら響吾だけが喋って、バッハは無言なのが気になる。

     

  • 奏助の曲にパッド君が厳しい。「神様も忙しいんですよ」なるほどね。それにしても、公園にタコの遊具があるのは「オクトヴァ」と関係あるの?
  • わー、奏助が拉致されてワゴン車で変な場所に連れて行かれちゃった。奏助「急すぎてついていけねーぞ」うん。視聴者もそう思っている。三弦「才能もセンスも謙虚な心すらない素人以下のド度素人」って、なかなかひどい。
  • 学園祭での伝説の奏助ムジーク再び。人形が動き出した。「スゲエイイキョク」んん?でも成功なんだね。
  • バッハ様も公園で作曲中。いかん、ペンキ塗りたてだ!無理矢理立ち上がったら背中とお尻が/// それにしても、上半身は上着とシャツの2枚が破れたのに、体重がかかる下半身はズボンだけ破れてパンツが無事なのはなぜ?

     

  • ギョウナ君の着ぐるみ、奪ったの?それとも交渉して借りたの?長身のバッハでも着られる設計でよかった。
  • どう見ても機械でしょミツルロイド。でも奏助本人として受け入れられちゃった。シューさん手に武器を持っているのが気になるよ。それにしても、天才共は高校生をパシリとしてこき使うんだ。おごりが当たり前なのもモニョる。

     

  • 歌苗まで気付かないの?あと音羽館の洗濯物はタオルしかないの?
  • パッド君の正直な指摘に落ち込む奏助。そこに突然響吾が現れてビックリ。響吾「歌苗は元気かい?」奏助「元気ですよ。毎日怒ってます」響吾「そりゃよかった」。「よかった」で片付けちゃったよ。もう少し気にしてあげてよ実の娘でしょ?

     

  • 着ぐるみに容赦ない子供達に襲われ、ギョウナくん(中身はバッハ)大ピンチ!何とか隠れたら今度はモツに見つかった!悪い予感しかしない(笑)。でも隠す布を被せて一緒に歩いてくれて、助かったね。「約束だよ」のモツの小指で、またバッハの回想に。

     

  • 「八音」は第12話で少し出てきた。バッハは何か成し遂げたくて響吾に強力を仰いだのに、響吾に裏切られた形で別れちゃったのね…。ここで第6話の目覚めたベトモツにつながった。でも待って!シューが目覚めかけているのに、置いて行っちゃったよ。これが第4話につながるのか…。

     

  • 音羽館では奏助ロボが家事をテキパキ片付けて喜ばれている。でも一度コケたら容赦なく責めるのはどうかと思うよ。「ホーメーテー」と暴走開始。舞台はハママツの街へ。
  • クラシカロイドたちが製造されたインキュベーターの裏にヘソクリを隠していた響吾。たった千円を手に入れるために潜入したの?しかも一週間は食いつなげるって、何を食べるんだろう。
  • 三弦と遭遇。響吾との会話がかみ合っていない。これ、響吾がアルケー社で働いていた時もおそらくそうだったんだろうな。三弦はあくまで真面目に正面から話すけど、響吾はのらりくらりとかわす。自分が重要だと思わないことは「面倒」なのかも。

     

  • 奏助ロボが暴走するハママツの街。「子供をいじめんなよ!」でムジーク発動するモツはステキよ。早速みかんゾンビマーチを活用している。
  • ベトはこんなときはペンギンたちを召喚する「皇帝」で。ボナパルトがお行儀良く出番を待っているのがカワイイ。

     

  • ジークが「ちゃんとしている」のは「たまたま」で片付けちゃうのが、クラシカロイドクオリティ。
  • ベトモツの連係プレイでも抑えきれなかった奏助ロボ。ついにバッハのムジーク登場!一撃必殺ですね。あっという間に何もかも無効化しちゃった。
  • 本物の奏助が音羽館組と合流して、奏助ロボは三弦に回収されて、バッハは歌苗をこっそり見ている。本放送のときは、この後どうなっちゃうのかハラハラしましたよ。
  • バッハ様、おパンツ丸見えで歩いてアルケー社に戻るの?写真撮られてますよ、ネットで晒されちゃうよ。ムジークモードのまま戻るという選択肢はなかったの?偉大なる音楽の父バッハ様のおパンツは青色、覚えた!

     

  • エンディング。よく見ると画面下の方でギョウナくんが歩いているし、ベトモツバハもビルの上にいる!毎回凝ってますね。

     

♪ムジー
魔力のアリア
  アーティスト:つんく♂(Vocal:大橋ヒカル Rap:U.M.E.D.Y.)
  作詞:つんく 作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 大久保薫

♪ムジーク効果(私見
他のクラシカロイドおよびミツルロイドのムジーク効果を無効化。クラシカロイドはムジークモード解除まで、ミツルロイドは機能停止まで。強力です。効果は「鼻から牛乳」と似ているかもしれません。

 


♪今回(第18話)のマイベスト・ベト

両目を閉じて考え事をしていた場面からの、この片目だけ開くウィンクの表情が良いです。

 

爆音に耳を塞ぐ。これ、「聞こえている」んだって改めて思うわけです。

 

ジーク発動して高い場所に移動、「カン」と着地の靴音が好きです。

♪今回(第18話)のベト歌
気付いたらいつも隣にいる二人なんですよ。そんなシーンをずらっと。

 

洗濯はベト得意だもんね。

 

ベトのこと見守る歌苗のまなざしが優しい。

 

ブキギレ歌苗をそっと見守るベト。

 

街に出てからも必ず隣に。

 

ジーク終わってからも、当たり前のように隣に戻ってきます。

クラシカロイド Original Sound Track

クラシカロイド Original Sound Track

 

奏助は少しずつ作曲がうまくなっている?4話11話18話のDTMの曲は全てサントラに収録されています。音楽担当の浜渦さんのコメントも必読です。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c