『クラシカロイド』第1シリーズ第19話 恋すれば死す 振り返りレビュー
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『クラシカロイド』1期19話の感想(過去記事)は以下のリンクからお進み下さい。なお、画像は次回の振り返りレビュー公開直前に削除します。
【感想の感想】
ノリノリですね。とにかく面白がっているのはわかります。もちろん細かくは色々ありますが、こんなに楽しそうなら細かいことはどうでもよくなります。ああ、この頃に戻れるなら戻りたい。作品自体を「好き」という気持ちに偽りは無くても、放送から時間が経ち続編の情報もない今の状況に「勢いが無い」のは否めないです。記事を書いたのは第2シリーズを待ちながら「真夜中のクラシカロイド」のリアタイで盛り上がっていた頃で、今とはまるで状況が異なります。続編の予定か、せめて再放送でも決まれば勢いを取り戻せるはず…これって完全に他力本願。しかし、ないものねだりをしても仕方が無いので、自分の中でどうにか折り合いをつけるようにします。
【新たな気付きポイント】
今回振り返りレビューを書くにあたって久しぶりに視聴したわけですが、やっぱり私この回は顔がニヤけてしまいます。もう何度も見たはずなのに、先の展開は全部わかっているのに、この破壊力!よい子のEテレの教育番組で、1対3とか男同士とかまさに「恋には色々あるのよ」!まあ、カップルとはいえ手を繋ぐのがせいぜいで抱きしめたりキスしたりといったオトナの展開は皆無でしたが。物足りない?とんでもないです。いつもの「ついてきたけりゃついてこい」的なお話の急展開に加え、意外な組み合わせのカップル成立や一瞬でお着替え完了のコスプレ要素やウブすぎるベト…すべてがもう楽しくて楽しくて。やっぱり私は『クラシカロイド』が大好きです!
おそらくはクラクラの仲直りと最後のベト歌を成立させるのが重要で、他のメンバーの組み合わせは何でもアリだったのだろうと推測します。それでも最初から最後まですべて面白かったのは、さすがどのキャラも一筋縄ではいかない『クラシカロイド』だからこそ。カップル成立の先陣を切ったのはモツ。お相手はレギュラーではないABC子ちゃん達で、1対3の無茶なカップリングはツカミとして十分すぎるインパクトでした。モツがうんとライトな前座を務めてくれたおかげで、大トリのベトの強すぎる想いが強調されたような気がします。歌苗ちゃんとリスト姐さんのコスプレ大会を経て、若きリビドー発露の奏助はお色気バニーリッちゃんとカップル成立。そういえばリッちゃんと奏助は隣にいることが多かった気がします。モツのときは冷静だったベトがうろたえたのは「ほんの少し意識しただけで」ハッシーにさわわれるとわかったからですねきっと。チョッちゃんとバダきゅんは同じポーランド出身で、あんな学園モノの二人三脚までしたのだから絶対くっつく…と思わせておいて、まさかのヤンキーシューに全部持って行かれました。ここまでがAパート、前半だけでもめちゃくちゃ濃すぎる展開!Bパートではご丁寧に古い吊り橋まで登場して、いがみ合うクラクラの2人が次々と襲いかかるハッシー達を細腕の腕力で撃退…なんだかんだで息ピッタリ。2人が真剣に向き合って、スワンボートで新たな旅立ちってステキよ。でも最後のライブでは舞台上でガチ喧嘩していて、キレイには終わらせないのが『クラシカロイド』。安定ぶりにかえってホッとします。
ベトがいつも歌苗ちゃんの隣にいたのは、すべてこの回を目指してきたからですね!?それにしても、まさか公式でここまでがっつりやってくださるとは!ありがとうございます。ベトのほうは最初からゲージMAXで惚れていて、必死でカップル成立しないように頑張っているのが面白すぎて。台所のシンク下に隠れてみたって、台所は絶対に歌苗ちゃんがくる場所だから!ずっと隠れていたのに、歌苗ちゃん転落の危機にはとっさに出てきて手首をガシッとか、漢(オトコ)だわ…。でもいざ歌苗ちゃんと向き合うことになったら赤面して、「頼もしいね…」の一言で昇天してしまうとか、呆けてしまってムジーク解除後も手を握り続けるとか、最高っす。一方の歌苗ちゃんに関しては、助けに来てもらうまではベトの存在を忘れていたようですし、吊り橋効果に加え「70倍惚れやすい」条件があってはじめてこのレベル。とはいえ、元がゼロならいくらかけ算してもゼロなので、少しは気があったわけですよね?いずれにせよ、ムジーク解除後は元通りで本物のおつきあいには発展しませんでした。ま、そんなに簡単にゴールインしちゃうよりは、この先もつかず離れずの距離感で夫婦漫才を展開してくれたほうがきっと楽しいと私は思います。
私は詳しくないのですが、どうやらカップリングってデリケートな問題のようですね。二次創作界隈に限った話ではなく、公式で特定のカップルが成立すると古参ファンの中でちょっとした騒動になるというのを他の作品で見聞きしたことがあります。『クラシカロイド』の今回に関してそんな話を聞かなかったのは、あくまで「ムジーク空間」限定の展開だったからなのかも。「70倍惚れやすい」条件のもと、組み合わせは何でもアリで、ムジーク空間から出たら何事も無かったかのように日常に戻っているという。そもそもアニメはフィクションですが、その世界観にどっぷりハマっているファンにとって作品やキャラを愛する気持ちは本物。ガチな展開が来たらショックを受けるのはわかります。その点今回のカップリングは「ムジーク空間」限定でしかも色々とおかしかった(褒め言葉)からこそ素直に楽しめたので、ファンとしては大変ありがたかったです。
そして今回はチャイコちゃん2曲目のムジークでした。第2シリーズまで含めてもチャイコフスキーのムジークは2曲のみです。「序曲1812年」「弦楽セレナーデ」「ピアノ協奏曲第1番」等々、子供達が聞いてすぐわかる原曲が多いチャイコフスキーのムジークが2曲だけなのは、あまりにももったいない。よい子のEテレ的に史実の掘り下げが難しいようであればいっそ史実ネタはナシで構わないので、第3シリーズ以降はもっと積極的にチャイコフスキーのムジークを出してください!お願いします!
その他。チャイ「信じてたら質問しなくね?」ごもっとも。仲良しアピールするバダきゅんの表情が無理矢理感。「しばらくおまちください」放送事故w ハシビロコウが2羽。この頃は三弦じゃなく運転手がハンドル握ってるのね。バッハ様お疲れっす。お説教まで音楽用語っす。音羽館に置き去りとか、動物園の前にペットを捨てるのと同じ感覚?「なじょしてー!」チャイコちゃんかわいい。ムジークカッコイイ。でも鼻水きちゃない。なんてイケボなロットバルト。チョ「ハッシーだよね?」冷静すぎ。歌「まさか大きすぎ」大きいの好きね?シューさんは「ロッテンマイヤー」をどこで知ったの?バスローブのリッちゃんのお尻ぷりぷりが好き。リッ「恋には色々あるのよ」至極名言。リッ「子猫ちゃん!いつの間にそんな用意を?」わしもそう思う。ギレドルカナナは「やってらんない気分」の鼻歌なら上手。よく女子のビンタが炸裂する番組だ。シューさん手!手!奏助はやっとお目覚め。JKの婦警姿とかグラマラスな姐さんのバニー姿とか、確か子供向け教育番組のハズ。ベト青くなってるよ。「橋広学園体育祭」校舎側にある大きな絵は鱒だったりする?「2-2 ショパン」「1-2 バダ」ゼッケンの文字が太い。雨の中の小犬があざといけどカワイイ。小動物に優しいヤンキーシューはもっとカワイ(ry 。バイクはHOODAって、ここはやはりYA○AHAのほうがよいのでは?シンク下の扉を開けてベトがいるとか普通思わないよ。体操座りの手が膝小僧に。難しいこと言ってもウブすぎて真っ赤になって「見るな!」って扉を閉めて、もうなんなんですか!クラクラの2人はほっぺがよくのびるね。バッド君の「白鳥の湖」紙芝居の絵が美しい。「吊り橋効果」を知って俄然張り切る奏助。チャイコちゃんとバダきゅんはやっと腹を割って話せたね。ラスボスの巨大ハッシーまでやっつけて、小柄なアイドルが腕力強すぎでしょ…。スワンボートのハートのハンドルがイイね。転落した奏助が不憫。歌苗ちゃんの危機に即駆けつけるベトって、歌苗ちゃんセンサーがあるよねきっと。この2人の温度差とか一瞬でも歌苗ちゃんが本気で惚れたとことか、もたなくてショートしたベトとかこの一連のシーンは永久保存版。バスローブ姿だったリストさんが着替えてメイクもしているから、ムジーク解除後それなりに時間が経っているのに2人はお手々繋いだまま。フリーズから帰還して芸術を叫ぶ先輩を誰か気にとめてあげて。ハッシーに踏まれた気絶中の奏助のことも心配してほしい。クラクラの2人は舞台の上でもめてギャン泣きするとか、たぶん芸じゃないけどお客にはウケてる。バッハ様の「あれ?」オチ。音楽用語じゃないっすね?
一本前の記事でPMFコンサートのレポートを書きました。よろしければそちらもお読み下さい。
最後までおつきあい頂きありがとうございました。
※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c