アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第1シリーズ第14話 解散するクラクラ、デビューする歌苗 振り返りレビュー

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クラシカロイド』1期14話の感想(過去記事)は以下のリンクからお進み下さい。なお、画像は次回の振り返りレビュー公開直前に削除します。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 
【感想の感想】
「話がそれた」部分、丸ごといらないですねこれ。冷静さを欠いてるのか文体はごちゃまぜになってますし。そして仮に不要な部分を取り除いたら、今度は貧相になってしまうという…。せっかく見所てんこ盛りの楽しいお話なのに、レビューでは肝心な部分がお留守になっているのが痛いです。その時は何度も見直して公開しているのですが、気付けないものですね。でも時間をおいた今ならわかったので良しとします。同じ過ちは繰り返さないよう気をつけます。横道にそれるのは本題をきちんと書いてからにしようね私!


【新たな気付きポイント】

  • 情報過多なタイトル!
  • 勢いで突き進むスタイル
  • 大家殿がアイドルになる理由
  • 一発屋の生き様
  • 「太陽」チャイコがイカロスに
  • いきいきと賑やかしメンバー

まずはタイトル。前回の「ます」はシンプルイズベストでしたが、今回は情報多いです。今回の主役はもちろんバダジェフスカ。しかし、アイドル修業をする歌苗ちゃんと元クラクラのチャイコフスキーと合わせて3人を軸にお話が進んでいきます。ほとんど記録が残っていないバダジェフスカは史実話を掘り下げることはできないので、一発ドカンとインパクトを与えるためには工夫が必要。そのために絡む人を増やしたのかも?結果はもちろん大成功ですよね!バダきゅんは芸能界の掟を地でいくスタイルで他のキャラを踏み台に。そしてムジークはまさかの演歌アレンジに加え、太陽とイカロスの絵面がすごい。急展開でついていけない面があるのは否めず、はっきり言うと初見の人には全然優しくないです。でも誰にも遠慮しない容赦なさが清々しい。『クラシカロイド』の勢いで突き進むスタイル、私はやっぱり好きです。万人受けするとは思えないけど、ハマれたらたまらなく楽しいですから。「頭を溶かして」観ることが出来る幸せ、『クラシカロイド』に出会えて良かった!

お話の最初の方は歌苗ちゃんのアイドル修業が中心です。モツが数時間で「もうやーめた」となったレッスン、歌苗ちゃんはヘロヘロになりながらも粘り強く取り組んでいます。一緒にやっている先輩バダきゅんが難なく出来ることでも、素人のJKには厳しい様子で学校では居眠りまで。それでも踏みとどまっている理由が館の修繕費用のためというのが涙を誘います。しかし歌苗ちゃんは、チャイコが蒔いた種が芽吹くくらいの期間(2週間位?)音羽館に戻らずレッスンに励んだにもかかわらず、「閲覧注意」の動画の破壊力たるや…無理、絶対無理(むり)。んー、でも女子会のカラオケのときはちょこっと振り付けして上手に歌えていたんですよね。ひどい声と顔は余裕のなさからくるものに違いないから!きっと。

ジーク発動までは比較的おとなしかったバダきゅん。でも今までそれがデフォルトだったんですよね。知名度が低いバダジェフスカは有名人のチャイコフスキーと組まされたため、最初からハードモードなアイドル生活を強いられています。足の長さが違うとか客は歌苗ではなく自分を見ているとか、さらっと毒舌なのはそれなりに辛酸をなめてきた結果なのかも。今まで目立たない立ち位置だったとはいえ、本番の強さはやはり一発でも当てたことがある才能があればこそ。「ただ一つの太陽に、私はなる!」とドス黒く光る太陽と、ひれ伏すファン達の図はえげつないなとは思いますが、まあ一度きりだしいいのでは?(※適当)。ただムジークで洗脳されたわけではなさそうな奏助が「神パフォーマンス」と言っていたので、ソロで立派に歌い上げたのでしょうし、そこは正当に評価されていいはず。

チャイコちゃん。バッハ様にソロを削られただけでなく、自分の通訳が無駄だったとわかり自己喪失感は半端なかったはず。このまま引退かと思いきや、覚醒した相方と真っ向勝負してよく頑張りました。絵面が太陽とイカロスでアレではあるものの、宇宙を彩るのは太陽をめぐる名も無き星々であり月も必要って、なかなか良いこと言ってます。でも、これは自分が月だった経験が無い人だから言えることなのかも。バダの切り札はまさかの洗顔フォームでしたが、結果論とはいえ一度転落してよかったのでは?太陽の座を降りて見えてくることもあるよきっと。ところで彼女の場合は「普通の女の子に戻りたい」ではなく「ただのヒゲ親父に戻りてえ」なんですよね。現世で与えられた肉体が美少女だから、カツラや服装でコスプレするしかないのがちょこっと切ない。このあたりは女性を謳歌しているリストさんとは対照的ですね。

そしてこのお話に限らないのですが、主役以外のメンバーがちゃんと輝いているのがいいなと思います。歌苗ちゃんのデビューを盛り上げようという方向性は一致している音羽館メンバー達ですが、ふるまいはそれぞれ個性的です。ファン代表かつ一般人代表の奏助。ネットに燃料投下して暗躍したチョッちゃん。水着審査が気になるモツは「閲覧注意」の動画を見て純粋に喜んだ唯一の住人ですからね!10代女子達にかわってキワドイ水着姿を披露してくれたリッちゃんは何気にチャイコのことをよく見ています。戦略会議を仕切るシューさんは「さすが先輩」を封印したのが一番頑張ったところだと思います。ベトはなんだかんだでカナナガチ勢。「愛に見返りを…」とかいくらカッコイイこと言ったって、ストーカー並みのメール件数やペンラ2本持っての応援ェ…もう誰にも止められない!

その他。冒頭いきなり奏助の悲鳴。買い物リスト考えてる歌苗ちゃんは完全に音羽館のママン。なぜにスポーツ紙の見出しは「か?」で終わるのか?下から奏助目線で見上げたリストさん、豊満なバストがひときわ目立ってます。ベトは片足で奏助のソファを起こせるって何気にすごい。「解散」公式発表(※チャイコ)の矢印が無情にも奏助をぶち抜く。奏助のピノコ顔カワイイ。リッちゃんに泣きつくチャイコ「人とも思ってねえ…」ってそもそも人じゃないし。モツの「カツラカーラー君」呼びはまだ生きてた件。奏助の服の中でも働くパッド君。「愛に見返りを求めれば…」やっぱり唐突だわベトさん。歌苗ちゃんにかみつくチャイコちゃんの七面相、「ペラペラ」の口がツボ。リッちゃんがチャイコを煽るのはわざと?シューとモツが仲良く同意見。歌苗ちゃんがつぶやいた料理、最後の「ゴルバチョ」が一番気になるよ。「ナルハヤ」ってカタカナなのね三弦さん。チャイコちゃん、そこはシューさんの寝床!歌苗ちゃんがアイドルになるの、男性陣はみんな諸手を挙げて賛成なのね…。ここまでの展開ですでについてけない感あるのに、バダの「一発言うな!」ビンタ炸裂と濃すぎるコーチ陣登場でもう何が何だか(※褒めてます)。食堂に設置した戦略会議のスローガン「常識なんて言い訳だ!!」はい。西日本の名物が次々出てくるあたり、さすが西からハママツ目指して旅しただけのことはあるねシューさん。リッちゃんは天然素材のおっぱいで勝負できていいね。ベトは大真面目だけど、語尾を「ウナ」にするのはやっぱりどうかと思うよ。おやじコスのチャイコ、史実チャイコフスキーと顔立ちが同じだと思うの。モニター越しに発声練習を聞いてたバッハと三弦が顔を背けるレベルの声って…。歌苗ちゃんが頑張る原動力が断熱材やらペンキ代やらで泣ける。メールはベトさんからが9割。「どうした!?」www。歌苗ちゃんはその握力を活かせるお仕事がきっとある。種まきチャイコ、こんな絵画を見たことあるよ。飛び込み台で居眠り歌苗ちゃん、おぼれるから部活はお休みしよう?みんなで動画視聴、最初はワクワク顔なのに最後モツ以外すごい顔に。ベト「何になってしまったのだ」www。バダきゅんの部屋はアルケー社の寮なのかな?歌苗ちゃんが練習してたサイン、原案がベトさんメールだったら楽しい。チョッちゃんの鼻歌は英雄ポロネーズ?歌苗ちゃん、頭のお花大きくない?「どえーす」ってまたガチョーンみたいな古い感じで…。涼しい顔して毒舌バダきゅん。オタクさん達のカナナコール、訓練されてますな。モツも奏助もベトも初めてとは思えないノリの良さ。善意なのよね?バダ「一発も当てられない子」刺さる。バダのスイッチが入ったのはチャイコが目の前に現れたからよね?ポーランド語のムジーク口上!ここからは一発屋のターンだ!演歌って聞いてない!太陽になるって聞いてない!待ってけれえー!チャイコちゃんいい話してるのに絵面がすごい。バダきゅん改心かと思いきや、洗顔フォームって!バッハ様のお心が見えねえ。カナナ団扇が床にいっぱい転がってる。チャイコちゃん鼻水きちゃないよ。カラオケルームは女子会のときと同じ?

 

www.classicaloid.net

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最後までおつきあい頂きありがとうございました。


※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c