アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第14話 解散するクラクラ、デビューする歌苗 感想

※2018/07/15 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

今回はバダジェフスカの最初で最後のムジーク(※一期において)が登場します。第8話の女子会でかなりえげつなく言い合っていたクラクラの二人がブチギレ解散!?そしてもう一つの見所は、歌苗がアイドルとしてデビューする!?まあ、歌苗ちゃんはカワイイし見事な脚線美があるし、アイドル姿を見てみたい気がする。でも音羽館の大家として、また普通のJKとしてただでさえ忙しいんだから身体壊さないでほしいよ…。そして、今回は男子のみんなも親衛隊として大活躍♪それでは今回もレビューに入りましょうー。

第14話 解散するクラクラ、デビューする歌苗 (2017/07/09 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
誰もが一度は聞いたことがある名曲「乙女の祈り」を、『クラシカロイド』のスタッフが料理するとこんなお話になる、ある意味とても『クラシカロイド』らしい回とも言える第14話。あれ?13話でも同じ事を書いたよね私?そうなんですよ。「ます」の時とはまた違う意味でショックを受けるこの第14話。ムジークがまさかの演歌!初見の時は本当にビックリしましたよ私。それに「一発屋」で演歌というのがそのなんというか、ねえ。でも今となっては「乙女の祈り」のムジークアレンジは演歌以外は考えられなくなっています。それくらいインパクトがある証拠なのかも。

最初から最後までぶっ飛んでいるのは事実。しかしあともう一つだけ衝撃的なことをあげるならば、これですね。バダきゅんの台詞「一発も当てられない子」「本当に一発当てられる子なんて、世の中にどれだけいるっていうの」…。凡人が聞くと痛いよね。子供の頃ってさ、「頑張れば必ず成功する」って無責任な大人に言われるじゃないですか。最初からあきらめるのは論外としても、1%のひらめきがない限り努力しても掴めないものがある、それが凡人。才能があるかないかは早めに見極めて、適切に舵を切りなおす方が良いと個人的には思います。話がそれましたが、バダジェフスカはやはり天才だということですね。たとえ「一発屋」と呼ばれようとも。

以下は思ったことメモ。

  • 開始早々、奏助の顔芸ですか。なになに?「クラクラ大ゲンカブチギレ解散 か!」スポーツ紙みたいなwebニュースで泡吹いちゃったの?絶望だよね。視聴者もね。

     

  • リスト「女子会のときだって、かなりえげつなく言い合っていたじゃない」、ショパンはネット情報を教えてくれる、モーツァルト「そろそろ公式発表くるんじゃない?」もう何かどんどん話を進めてくれてありがたいんですが、まだ心の準備ができてないから追いつけないよー。奏助「やめてー!」わかるよわかる。
  • 倒れたソファを片足で起こす楽聖ベートーヴェン。ベト「人生は忙しい。忘れろ!」シュー「さっぱりと!」うん、ベトらしいね。先輩に合わせる後輩も、らしい。奏助「もうですか?」安定の一般人代表としてのふるまい。

     

  • えっと、公式発表がまさかのご本人登場(チャイコフスキー)で、メガホン持って大声でって…。奏助とどめを刺された感。そして有無を言わさずアバン終了オープニング曲って、今回も安定の最初から全力疾走の公式様。

     

  • チャイコ「ハハハ、なーんつってな。リハだリハ」「でもすぐ本番やっから」。奏助「なんなの?」って顔がピノコになっておる。

     

  • リッちゃんに泣きすがるチャイコかわいい。なになに?新曲でソロが削られたの?「バダのやつ一発屋のくせに!」一発屋はやめたげて。

     

  • 歌苗「でもそれ戦略じゃないですか?」。第12話でバッハがペラペラと喋ったこともチャイコにはこたえるよね。チャイコの表情がくるくる変化して端から見ている分には面白い。でも女性に蹴りを入れるのはやめよう。

     

  • リスト「うんうんわかる。一生懸命通訳していたのにね。別にいらなかったのね」それ慰めてない、傷口に塩を塗ってる。
  • チャイコの分まで夕食の心配をする歌苗は女神。「ビーフストロガノフ、ピロシキ」ここまではロシア料理だけど、「ポトフ」はフランスだね、「ガスパチョ」たぶんスペインだ。そもそもそういうのが作れるってすごいし、絶対にただのJKではないよね。
  • 第12話でもらったJSBの名刺が役に立ったけど、歌苗が事務所に行ったら有無を言わさずバダ「一緒に頑張ろうね」って、もうチャイコはいいの?それにしても長ネギは何の料理に使う予定だったんだろう?

     

  • ちょっとちょっと音羽館メンバー!アイドルデビューに誰一人反対しないしむしろ大喜びしてるってどうよ?特にベトモツは、因縁があるバッハが後ろにいることは心配にならないのかな?アイドルになりそこねたモツに対してシューさん辛辣だ。チャイコに氷嚢を用意してあげたのは誰なのか気になるよ。
  • 「当たれば一生モノ」の言葉に、音羽館の前に金貨が山盛りって想像が泣ける。歌苗はお嬢様なのにお金に苦労してきたもんね。バダ「一発ゆうな!」のビンタがすごい。芸能界って厳しいね。個性派揃いのコーチ陣に、デ○ーク更家っぽい人がいる?「頑張ろうね」のバダきゅん怖すぎ。

     

  • 音羽館の食堂で作戦会議。シューさんにとっては地方都市の名物が重要らしい。モツはやっぱり水着が気になるのね?リスト姐さん、天然素材がとっても刺激的です!奏助は撮った写真でグラビア本を作って下さい。チャイコの親父帰りがハマりすぎていてもう。

     

     

  • アイドルのレッスンに励むレオタード歌苗。歌唱力はバッハとミツルが目をそらしたレベルか…。ジュースの缶を片手で握りつぶせる握力はあるらしい。何か別の道で活用できるといいね。レッスンが過酷なためか、学校で授業も部活も寝ちゃってて、カワイソス。

     

  • 家事全般を取り仕切る大家が消えた音羽館は荒れ放題。食事もままならないらしい。頼みの綱のベトはカニギターに夢中でギョーザーもないという。ベトは2週間くらいはほとんど飲まず食わずでいられる実績があるもんね(第9話)。チャイコがお酒に手を伸ばしたのがリストにみつかるEテレ。未成年飲酒を咎めるシーンは、さすがEテレ。
  • 自分で酒造を試みるために畑からイモを育てるアイドル。他局の鉄○ダッシュのノリだよね、知ってる。「許可無くお酒を製造するのは法律で禁止」って、パッド君はさすがEテレアニメの鑑。
  • チョっちゃんのスマホに三弦からメール。歌苗の顔芸がすごい。無理、絶対無理(むり)!ベト「何になってしまったのだ?」それを言っちゃあおしまいよ。一人モツだけがピュアに喜んでる。デビューライブの案内記事を読み上げるチョっちゃん、最後の「ドンミスイッ」は記事には無かったよね。

     

  • ライブ前夜、歌苗はバダの部屋にお泊まり。パジャマの裾を踏んで転んだらバダ「脚の長さが違うんだから仕方が無いよ」って、さらっと嫌み言うんだこのアイドルは…。バダ「いつも私は月だった。でもね歌苗となら…」せっかく語っているのに、歌苗は布団に潜って熱心にサインの練習をしてたよ。これ、ベースはベトのメールにあったサイン案ですか?

     

  • 動画サイトにレッスン時の動画を投稿するチョッちゃん。「燃料投下完了~♪」鼻歌まで出て楽しそう。ニコ動っぽいサイトのコメントもなかなかだけど、つけられたタグがまたひどい。

     

  • 楽屋で鏡を前に最後の練習に励む歌苗。バダはさすが先輩の落ち着きぶり。「お客さんはみんな私(バダ)の事見てるって思えばいいの」また何気にひどいことを言うバダ。
  • 客席の「ギレドルカナナ」コールがすごい。本気出してきたオタ芸。燃料投下は確かにショパンだったけど、他の音羽館メンバーが生き生きとコールして煽ってきます。これは、おそらく善意なのよね?

     

  • 「普通の女の子に戻りたい」って、舞台に出ていけなかった歌苗。バダの表情、ガラかめですか!さあ、ここからはバダのターンだ。「一発屋の生き様、見せてやろう」見せて見せてー。

     

  • 親父コスを脱ぎ捨てながら舞台の真ん前に出たチャイコに名前を呼ばれるも、「もう太陽は私一人なの!」。そしてポーランド語のムジーク口上で変身!カッコイイです。「一度だけ」なんて言わないで!
  • そしてまさかの演歌に、絵がなぜか太陽系!?しかもチャイコがイカロスになって太陽に向かって飛んでいくし。今に始まったことじゃないけど、「クラシカロイド」はぶっとびすぎて話についていけなくなる時があるよね。
  • 絵面があれだけど、チャイコのよるバダへの語りかけが良い。チャイコちゃんって賢いと思うんです。「二人だけの本物だべ」うん、またヨリを戻せるよね。バダ「でも私の洗顔フォーム、ずっと勝手に使ってたよね」うわー、女の恨みって!簡単に仲直りさせないのが「クラシカロイド」クオリティ。

     

  • ベト「天才の目覚めには、常に犠牲あり」。このBGM(「天才の目覚めに犠牲あり」)はまさにこのシーンにあわせたわけですね。サントラに収録されています。
  • エンディングまで、まさかのカラオケルームでカラオケ映像だなんて…。本物のカラオケにもこの動画が入っていたら面白いのに!

     

♪ムジーク
嗚呼 えんどれすどりいむ ~乙女の祈りより~
  アーティスト:つんく♂(Vocal:小湊美和
  作詞:つんく 作曲:テクラ・バダジェフスカ 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 溝口雅大

♪ムジーク効果(私見
自らは太陽となりひれ伏す人達に崇められる、精神的作用。影響範囲はライブ会場の観客の対してですが、ロイド達と奏助に変化はなかったので、元からのファンである人だけに効くのかもしれません。

♪今回(第14話)のマイベスト・ベト
片足でソファを起こしたのもよかったけど、外せないのはやはりこの台詞でしょう。

 

「愛に見返りを求めれば、与えられるのは悲劇のみ」突然どうした!?シューがいつもなら「さすが先輩!」って言うのに、今回は周りと同時にタメイキついたのがちょっとだけ気になるよ。

 

「アイドルとして生まれ変わるがいい」手が大きいよね。このあと「はい書いて」って指を鳴らす動作までがセット。

♪今回(第14話)のベト歌

 

歌苗「ん?なんかいっぱい来てるし」スマホのメール履歴がほぼ全部ベトだった件について。奏助が代筆したんだろうけど、わざわざ別アドレス取得したのかな?それにしても、語尾を「~ウナ」にするのはどうかと思うよ。

 

ベト「ギーレ、ギレドル、カナナ~!」ペンラ2本も持ってノリノリですね。

 

かなえられた乙女の祈り~バダジェフスカ作品集

かなえられた乙女の祈り~バダジェフスカ作品集

 

史実のバダジェフスカは他にも作曲していますね。2期では「叶えられた乙女の祈り」がムジークになるかも?今度は演歌ではなく70年代歌謡曲のテイストになったりして(※あくまで勝手な予想)。

 

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c