『ジャジャジャジャーン!(1)』田中マコト(著) 読みました
アニメ『クラシカロイド』の放送内容にあわせて、ツイッターでイラスト付きの楽しい解説をしてくださる田中マコトさん(田中マコト (@nekonotabidachi) | Twitter)。
※以下は必読ですよ♪
このかたのマンガ『ジャジャジャジャーン!(1)』を紹介します。
pixivコミックで立ち読みができますよ。
息子が上のサイトで読んだ後、どうしても単行本が欲しいというので購入しました。ま、実のところ私が読みたかったからなんですが。息子はこれを気に入ってすっかり愛読書になっています。「早く2巻目以降が読みたい」そうです。私、今回この紹介記事を書くにあたって読み返そうと思い、息子の部屋で本を探したのですが、なぜかベッドの下に置いてありました…。
過剰なネタバレは避けたつもりですが、これから読む予定で内容を知りたくないかたは回れ右で。
(以下ネタバレあり)
これ、『クラシカロイド』好きな人なら気に入ると思います。以上!
…スミマセン、もう少し書きますね。
舞台は学校の音楽室。真夜中に作曲家の肖像画からご本人登場、で始まるギャグマンガです。史実ネタを盛り込みながら、存命中であれば会うことはなかった作曲家同士の個性がぶつかる化学反応が楽しい。史実の勉強になりますよ。でもそんなことを考えなくても、頭を空っぽにしてギャグを楽しめばいいのではないでしょうか?
主役はおそらくベートーヴェン。モーツアルトとニコイチなのもベトモツ好きな方にはうれしいかも(※クラシカロイドの彼らとはビジュアルが全然違います、念のため)。一話読み切りの形式で、シューベルトを巻き込んで校歌を作ってみたり、バッハに金儲けの話を持ちかけられたり、瀧廉太郎とDJごっこをしてみたりと、毎回いろいろやってます。サリエリやシンドラーも出てきますよ。クラシカロイドの八音の中でまだ出ていないのは、チャイコフスキーとバダジェフスカです。2巻目以降で会えるかな?
ショパンはなんとジョルジュ・サンドと一緒に登場!ショパンはともかくジョルジュの肖像画はないのでは…。私が一番笑ったのはリストの回です。ラ・ヴィ・アン・ローズ(爆笑)!美男子ぶりと女好きぶりがもう最高です。ちなみに変態です、えっちです。クラシカロイドのリスト姐さんは男前でも金髪美女ですから、何も知らないお子様は戸惑うことうけあい♪ただ、音羽館に男リストがいたら大家さんが危険かも。響吾パパは賢明な判断をしたと思います。
下ネタ・エロの類いはあるものの、過激ではないですのでご安心を。11歳の息子に読ませるのをためらうほどではなかったです(あくまで私見です)。ここからは余談ですが、息子に「シーツ汚すって、どういうこと?」と聞かれ、「よくわかんない」ととぼけた母はこの私。あくまで「寝た子は起こしたくない」のよ…。
この後ベートーヴェンは交響曲第10番をどうやって仕上げていくのかが楽しみです。まだ登場していないブラームスとの絡みがあったりして。史実沼(といっていいかわからないけど)も良いものですね。田中マコト先生、楽しい作品をありがとうございます。今後も期待しています!
クラシカロイド第二期放送開始までは、史実調べたりクラシック音楽(原曲のほうね)を聞いたりして、ゆったり待ちたいものですよね…。いやもう内心は待ちきれなくてうずうずして、何かやっていないと落ち着かないのよー。二次創作に萌えたり本を読んだりブログ書いたりして、なんとかがんばりましょう皆様!(※クラシカロイドファンの皆様を巻き込むよ!)