アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログです。「自由にしかし楽しく!クラシック音楽(https://nyaon-c-faf.hatenadiary.com/)」の姉妹ブログです。

コメント・ご連絡はすべてツイッターにお願いします。ツイッターID:@faf40085924 ※アカウント変更しました。
※無断転載を禁じます。

『クラシカロイド』第14話(第2シリーズ) 恋せよアイドル、旅せよコビトカバ 感想

※2018/10/03 画像を削除しました。

 

年明け初回である第2シリーズ第14話は、1話以来久しぶりのドヴォちゃんお当番回です。今回のムジークはどこか懐かしい「家路」のメロディ。予告によると「鉄ちゃん」ドヴォルザークが新幹線に乗るみたいだし、いつものハママツを飛び出してどんな世界が広がるのか楽しみ♪ということで、今回もじっくり観てまいりましょう。

第14話(第2シリーズ) 恋せよアイドル、旅せよコビトカバ (2018/01/06 放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)
これは新年早々幸先がいいですね!公式から私達へのお年玉、まさかの人型ドヴォルザークさんが出てきました。優しいお目々のナイスミドルが制服をかっちり着こなしていて、しかも落ち着いた諏訪部ボイスで丁寧語を話すんですよ(※超重要)。しかも言動がものすごく紳士的だし。私、狙い撃ちされてますよね?4話だとBパート入ってすぐ人間の言葉を話したドヴォちゃんが、今回「プギ」が続いてなかなかバリトンボイスを聴かせてくれないのでやきもきしていたんです。でもドヴォちゃん列車の車内で全部持って行かれました。むしろぎゅっと凝縮されたシーンだったからこそ、価値が上がるというもの。このナイスミドルが4話ではチョっちゃんにお説教していたわけですね?ああ私も駆け込み乗車(※ダメぜったい)とかしてお説教されてみたい。もうドヴォちゃんの丁寧語(by諏訪部順一さん)はずっと聴いていられる…。もし「プギ」の全シーンを、人型ドヴォルザークさんの語り(もちろん諏訪部さんのバリトンボイス)の副音声入れてくれるのなら、絶対に円盤買いますから!そういえば第2シリーズのDVD&ブルーレイの発売情報はまだないですね。

しかし、今回は「プギ」を改めて評価したいです。プロの声優さんとはいえ、普段は出さない種類の声でしかも言葉の力は借りずに感情表現しているわけです。おそらく脚本には「プギ」しか書かれていないのに、そこに感情を入れていくって無理ゲーもいいところ。しかも今回は「プギ」が多かった!そのすべてに想いが込められていて、さすが「カバリンガル(※開発したのは誰?)」が翻訳できるレベルの発言という説得力は十分すぎるくらいありました。ドヴォちゃんのプギ語はワーグナーだって聞き取れるわけだから、もっと音羽館メンバーは頑張って欲しいです。ちなみにデータ放送の「パッド君の音楽講座」で今回ゲスト出演していたドヴォちゃん、ずっと「プギ」しか言っていなかったですね。さすがに字面だけだと何言っているかわからないよ(苦笑)。今回ほぼずっとしゃべっていた(しかもカバ語がほとんど)諏訪部さん、大変お疲れさまでした!

お話を面白くするためにドヴォルザークコビトカバにされてしまっているので、この先もきっとありえないのでしょうが、個人的にはできればドヴォちゃんは本来の人間の姿にしてあげてほしいなと思います。中身がとっても紳士で思慮深い人なのに、カバ扱いってあんまりだわ…。言葉でコミュニケーションとれないのもつらいけど、カバの本能のせいでドロ浴びたりマーキングしたりってつらすぎ。駅弁を食べるときも箸使えないからがっつくしかないとか、とにかく人生(今のところカバ生)ハードモードすぎてお気の毒です。それなのに、ドヴォちゃんは「カバはいやだ」って強くは言わないんだもの…ワーグナーが「出来損ないじゃない!」って大声で騒ぐのとは対照的。今回のムジークの効果が「帰るべき場所に帰る」だったわけですが、車内での束の間の出来事だったとはいえ、ドヴォちゃんが人型になったのはすなわちその姿こそ「帰るべき本来の姿」なのかな?と思ったり。

ラスト。ドヴォちゃんが竪穴式住居に入っている図はもしかすると笑うところなのかもしれないけれど、私は涙が出てきたんです。パッド君は相棒である奏助のもとに帰ったのに、ドヴォちゃんが帰る場所は音羽館であってワーグナーのそばではなかった。しかもカバ扱いされるのはイヤなはずなのに、カバ扱いされているとしか思えない部屋に住む覚悟を決めた。これから一体どうしたいの?寡黙な、というか「プギ」がデフォルトで発言内容が読みとりにくい彼だから、胸に秘めた想いが見えにくいのですよね。とにかく今後のドヴォちゃんがどうなるのか注視していきたいと思います。

あと今回は密かにパド奏の回でもありました。パッド君は奏助が大好きすぎる!色々文句を言ってはみても、離れてはじめて相棒の大切さが身にしみるって、とても良いです。今回パッド君を忘れる大失態をした奏助が、クレヨンで落書きされたパッド君を丁寧に拭いてあげているシーンが好き。人間と機械だけど、お互いしっかりと信頼関係で結ばれているのね。たまには旅もいいけど、やっぱり帰るべき場所にいるとほっとするよね。

 

以下は思ったことメモ。

  • アバン。WAGNERのライヴ会場、超満員じゃないですか。あの変な踊り(失礼)は封印して、ドヴォちゃんと一緒に出ているのね。上に乗っかるのはどうかと思うけど、背中に腕を預けてウインクしているのカワイイ。

     

  • ラクラのポスターを全部外してWAGNERのに変えるのは三弦の仕事。「バダとチャイコがかわいそう?」…ドヴォちゃんの「プギ」の意味がわかるワー君。お?WAGNERのイスが小さくなっとる。バッハ様のイスは大きすぎたの?
  • ドヴォちゃんはひたすら「プギ」で抗議。そうよね、人間の身体にしてもらいたいよね。音羽博士待ちだなんて、やっぱり研究員たちには手に負えない領域なの?
  • WAGNERが忙しいの常套句で取り合ってくれないもんだから、ドヴォちゃん家出だ。穏やかな彼が怒るくらいだからよっぽどだよ。さすがにちょっとワー君も心配になったみたいだけど、「ふん。別にいいさ」ってがきんちょが強がっているよ。
  • Aパート。行く先は音羽館しかないよねやっぱり。全員で大歓迎なのがむしろコワイ。「プギ」が通じなくても、ワー君と何かあったことは分かって貰えたみたい。というより、それしか理由はなさそう。「あの子少し怒りっぽいところあるから」と謝る日芽歌ママはあくまでもワー君のお母さん。
  • 歌苗「ごめんドヴォちゃん。あなたとワー君の部屋、今バダちゃんとチャイコちゃんが住んでいるの」。そうなるかなって思ってたけどさ、ワグドボはもう帰ってこないとあっさり諦めているみたいでなんかサビシイよ。「私がなんとかするから」って、安心していいの姉さん?
  • ベトシューモツの家賃未払い組は歓迎パーティーに関心が移ったみたい。ベトは安定のギョーザー推しだけど、モツがなぜかたこ焼きを推してる。お好み焼きといい、粉もんが好まれる音羽館。でもドヴォちゃんはたこ焼きはお気に召さないのかブンブン首振ってる。それなのに喜んでいると無茶な解釈されてつらい。
  • ギョーザー vs たこ焼きでモメていると、イモジャーのバダきゅんとオヤジ帰りのチャイコちゃんがスルメを七輪で焼いてやさぐれてる。室内がイカ臭くなるから外で焼こうよ。懐かしいブラウン管の小型テレビが置いてあるけど、それ地デジ対応してなさそうだから映らないんじゃ?

     

  • チャイコ「ガキンチョの腰巾着が今更ここに住みてえって、スパイでもしにきただか?」やだかわいそう。ドヴォちゃん全力で否定するよね。バダ「ごめんねカバさん。みじめな私達なんかに気を遣わせて」って、これもなかなかキツイよ。飲まずにいられるかーで飲んでいるのはノンアルコールの甘酒という理解でOK?
  • あら、そのテレビ映ったのね。ワーグナー「ハママツドームでボクと革命!」って、「○○ドームでぼくと握手」の戦隊ヒーローみたいなこと言っとる。革命は握手ほど簡単ではないと思うよおばちゃんは。

     

  • どんどん壊れていくバダチャイにドヴォちゃんが「プギプギ」話しかけているのに通じないの切ない。おや?奏助が持っているパッド君が翻訳してくれてる!奏助の腕が邪魔(ごめん奏助)。字幕スーパー全部読み取りたいのに。

     

  • ベトはアイドルを「浮ついた活動」だなんて、1期14話ではギレドルカナナを全力で応援してたじゃないですか。パッド君はドヴォちゃんの翻訳をついに音声でも発しはじめたのに、誰も聞いてない。「カバは黙ってろ」って、前世の親友チャイコフスキーにまで言われる始末。
  • アイドルやめていいことって?に「恋愛解禁」と奏助。そもそもなぜアイドルは恋愛禁止なんだろう?と思ったらリストさんが似たこと言ってくれた。ありがとうございます。チャイコちゃん、いくらなんでも人の顔を足で踏みつけるのはダメ。
  • でもバダきゅんはビビっときたみたい。変なスイッチ入って「恋がしたい。それが乙女の祈り!」うん、すてきよ。でもお相手ありきじゃないのかな?同郷のショパンに「痛々しい」って言われてるし。

     

  • お相手は誰でもイイのね…。奏助はコースケって呼ぶし、もうデート行くことが決まっているし。チャイコ「そんなショボ男とデートして、落ちぶれるつもりか!」がなかなかヒドイけど、横で同意するドヴォちゃんも何気にひどいね。

     

  • 奏助に反論の機会も与えず押し切るバダきゅん。エスコートを命じてさっさと出かける。せめてイモジャーは着替えよう?あ、パッド君を置き忘れてるよ!
  • そもそもドヴォちゃん歓迎会やる流れだったはずなのに、奏バダが出かけたらギョーザーパーティーが中止になっちゃった。何も言わないドヴォちゃんと、「奏助…」と嘆くパッド君。
  • 瞑想中だったのを大家さんに声かけられて目を開けたドヴォちゃん。お部屋用意してくれたからって、見に行ったらまさかの竪穴式住居だった件。看板カワイイ。リンゴ箱が電車になってるのもカワイイ。でもお外よ?ハッシーと同列よ…?そりゃあ拒否したくもなるよね。でも大家さんは「気に入ってくれたかな?」って、自信作っぽいよ?

     

  • リビングで荒ぶるドヴォちゃん。パッド君が翻訳してくれて、はっとなる。「カバリンガル」ってアプリ、私も欲しい欲しい。でも欲を言えばパッド君丸ごと欲しいし、それよりもドヴォちゃんは常に落ち着いた諏訪部ボイスで丁寧語を話してほしいし、もっと言うと(以下自主規制)。
  • ドヴォちゃんの話はとりあえずパッド君に伝わってよかった。パッド君も奏助に置いて行かれて荒ぶってる。デートについていきたかったのね…。ドヴォちゃんのこと「最も紳士で思慮深い人物であるにもかかわらず、見かけがカバというだけでカバ扱い」と気持ちに寄り添うあたり、なんて優秀なAI。
  • 「私のことはパッド君と呼んで下さい」に「プゥープグ」と可能な限り「パッド君」に近い発声をするドヴォちゃんは紳士。バッド君から旅の提案。「新世界が待っています!」にお目々キラキラになるドヴォちゃんカワイイ。感涙にむせび泣くドヴォちゃんに陰で「なんかごめん」という歌苗ちゃんはやさしいね。用意した部屋はアレだけど。

     

  • ハママツの街中にて。あらバダきゅんはいつの間に着替えたの?「禁断の果実をじっくり味わう」って、「楽しまなければならない」って、デートはそんなに頑張らなくてもいいと思うの。奏助はやっとパッド君を置き忘れてきたのに気付いたけど、こんな雰囲気じゃ取りに戻るのは難しそうね。
  • かたや、ベトモツシューは3人で釣りに来たらしい。仲いいねキミたち。シューさんはデートがうらやましい?なんか難しいこと言ってるけど、ベトも実はうらやましかったりする?モツだけは前世で既婚者だったから余裕がありそう。モツに絡むシューさんは久しぶりに見た気がする。
  • モツがやどかりに夢中になる→スケボーが動きシューさんが倒れる→いつもの凧に足が絡まって…ここまでは通常運転。シューさんが飛び立った勢いで、ベトが海に突き落とされちゃったのが今回新規案件。シューさんはいずれ帰ってきそうだけど、ベトはどうなるの?
  • Bパート。流木につかまって浮いているベートーヴェン先輩は、一面海しか無いとこにいるよ、一体そこはどこですか?シューさんは「先輩ー助けてくださーい!」って叫んでいるけど、こちらはハママツの例のタコ公園の上空だし大分遠いみたい。
  • 奏助はバダきゅんにクレープ(!)を勧めてるよ、初心者マニュアル通りだよ。長い髪の女子が、髪をさっと手で押さえて何かを食べる図はドキっとするね。奏助がんばれこの調子よ!

     

  • ハママツ駅には、コビトカバとパッド君が。パッド君はワクワクしているのね。動物が普通に切符を買えたのも、切符を口の中に持っているのも、改札を通れたのも、みんなが目で追っているのも、考えるな感じろ!ですね。わかってます。旅費はきっとドボ神様ブームのときに稼いだ分の一部よね。

     

  • パッド君による「鉄ちゃん」評に照れて頬を染めるドヴォちゃんカワイイよー。入線してきた新幹線に大興奮の鉄ドヴォちゃんもカワイイが過ぎる。ところで撮影はしなくていいの?もしかして乗り鉄なの?
  • 一方ハママツではデートが続いてた。一つのクリームソーダを2本のストロー使って一緒に飲むって、私やったことないよ。バダきゅんは気合い入れなきゃやれないんなら、無理しなくても…。ばっちこーいって気合い入りすぎて、炭酸イッキ飲みできるのはすごい。奏助は残ったアイスを頂きましょうか。
  • 新幹線二人旅が見ていて楽しい。カバがちょこんと座席についているのも、AI搭載タブレット端末が座席を占領して普通にしゃべるのも、すごい図だ。でも、まっすぐな心を持つ小さな子供なら会話できちゃうのね。女の子の隣で寝ているお母さんらしき人、もしかして寝たふりかも。子育てってそれだけで毎日へとへとになるのに、およそ自分の理解を超えるこんな現実見たくないよね。わかる。

     

  • 車窓から見える貨物列車にも喜ぶドヴォちゃん。電車の旅のお楽しみ、車内販売まで来たよ。駅弁、自分の分まで買ってどうするのパッド君?と思ったら、SNSにアップするって一体どこのアカウントを持っているんだろう?駅弁ならインスタ映えかな?ツイッターもやっているならシンカンセンスゴイカタイアイスもお願いします。いずれにしても写真アップした後はおいしく頂きましょうね。
  • 箸を使えないドヴォちゃん、お弁当をこんな食べ方しかできなくてお気の毒。女の子の質問をきっかけに、史実ドヴォルザークさんの渡米と「新世界より」を解説してくれたパッド君ありがとう。史実ドヴォルザークさん、男の背中がステキ。でもお顔がわからないよ。

     

  • そうこうしている間に、シンオオサカの駅に到着。いやな予感がしたけどやっぱり大阪の「新世界」に行っちゃいましたか…。ヒョウ柄の服を着たおばちゃんって本当にいるの?その手作りっぽい巾着には飴ちゃんを常備していてみんなに配るんでしょ?知らんけど。

     

  • ハママツDEデート、ウシコさんとウマオさんの恋愛映画を見てる奏バダ。とりあえず登場人物の名前が適当なのはわかった。内容つまんないの?寝ない我慢大会なんて、もうすでにデートじゃなくなっている気が…。
  • 凧で飛行中のシューさんは先輩限定じゃなく「誰か助けてー」になってる。サメに追われて逃げる先輩も「誰か助けろ!」って言ってる。シューさんとベトはニアミスしているのに、お互い気づけないのが切ない。
  • 大阪の串カツ屋さんにて。ドヴォちゃん、ビールはストローでイッキのみするのね。ノリのいい大阪のおっさんは、普通にコビトカバと楽しくお酒が飲めてええなあ。パッド君はここでも物理的に何かを飲み食いするのではなく、写真ばかり。でも酔っ払えるんだね。そう言えばパッド君はさっきからずっと奏助の話ばかりしてるよ。

     

  • 再びハママツDEデート。バダきゅんすごい顔して映画館出てきたね。後ろのポスターがちらっと見えてるけど、私ならぎょうな君の映画が観てみたいよ。この期に及んでバダきゅんに喜んでもらおうと次のプランをいくつも提案する奏助は偉いよ。

     

  • 「ちょっと待った!」ってオヤジバージョンのチャイコちゃんが出てきた。アイドルから逃げているの指摘が鋭い。チャイコちゃんって賢いって思うの。それにしても、ここまで頑張ってきた奏助がお気の毒。自分のことそっちのけで女子2人が言い争っているこの状況、確かに「地獄」よね…。
  • 新世界で串カツ食べた後は、再び新幹線に乗って西に向かうパドドボの2人。もう夕方だよ。さっきまでさんざん飲み食いしていたのに、またままかり寿司を買っちゃったのね。パッド君は撮影だけだけど、おそらくずっと2人前を食べ続けているドヴォちゃんはもうお腹いっぱいでは?
  • ドヴォちゃんが食べないとわかったら「奏助のお土産に」って、パッド君は奏助のこと好きすぎるでしょ。ドヴォちゃんも気付いて指摘したよ。帰ろうと言ってくれるドヴォちゃんは紳士じゃないですか。でも列車はそのままハカタに到着。ハカタのうどんはおいしかけん、帰る前に食べてみんねー!お土産はチロリアンがよか。

     

  • 車窓から音羽博士に似た人を見つけてパッド君を置いたままホームに出て追いかけたドヴォちゃん。いきなりコビトカバに飛びつかれた男性はお気の毒。「なんしよっと?」ああ九州の言葉は落ち着く(※私が)。でも乗ってきた電車は折り返し発車しちゃった。パッド君と離ればなれだよ。
  • パッド君は子供に乱暴にゲームで遊ばれたりクレヨンで落書きされたり。ハママツではチャイバダの言い争いがまだ続いているよ、この図は完全にリアルオヤジと若い娘の言い争いだよ。シューさんにベトはまだ漂流中で、みんな「帰りたーい!」ってなってる。うんもう日が暮れるし、おうちに帰ろう?

     

  • ハカタ駅のホームに佇むドヴォちゃん。今回お当番回にしてやっっっと諏訪部さんのバリトンボイス登場!「待つ人のいる魂の故郷へ」で、チェコ語のムジーク口上と「出発進行!」。ムジークくる。ドヴォちゃん列車もやってきた!
  • ああこのメロディを聴くと家に帰らなきゃってなる。個人的には小学校の下校アナウンスで流れていたせいもあるとは思うけど。パッド君にベトシューを回収して車内に。ベトは大きなサメに食べられる絶体絶命の危機から間一髪で助かってよかった。

     

  • えっえっ?人型の諏訪部ボイスの車掌さんが来たよ!?お顔がヒゲだけでよく見えないけど。ちゃんとお客さんに業務上の案内をしながらも、まずパッド君に謝って、色々あったクラクラの2人の手を取って「ひとときの逆境に絶望しないでください」とか、めちゃくちゃ紳士!「おくつろぎください」って、そのお声をずっと聴いていたいから、どこかに行かないでもっとしゃべってよー。
  • 名前を尋ねたバダきゅんのおかげで、車掌さんのお顔を拝むことができました!なんて優しいお目々。ナイスミドルじゃないですか。バダきゅんじゃなくても、ほれてまうやろー!個人的には、もちろんこのシーン好きですが、見せるのはおヒゲまでにしてお目々はあえて隠した状態でも想像の余地が残ってよかったかもって思います。私ってメンドクサイですね、はい。
  • でもさ、チャイコフスキーはなぜ気付かない?前世で仲良しだったドヴォルザークが目の前でしゃべっているのよ?もしかしてチャイコちゃんの場合は前世の記憶はあまり残っていないのかな?
  • 翌朝。音羽館にてチャイコにバダはソルクラの衣装ではなくクラクラの衣装を着て自主練だ。インディーズからやり直すって覚悟決めたんだね。車掌さんのことが忘れられないバダちゃん、奏助のことはいいの?バッハ様はチャイコちゃんにお任せしちゃう?今回バッハ様は回収できなくて残念だったけど、バッハ様はいつかきっと音羽館に帰ってきてくれると信じているよ。
  • パッド君は奏助のそばでうれしそう。クレヨンの落書きを拭いてあげる奏助は優しいね。奏助は初デートがあんなんだったら、もう仕切り直すしかないでしょう。今度はパッド君にも付き添ってもらってバダちゃんと完璧なデートができるといいね。

     

  • わーん、ドヴォちゃんはその竪穴式住居に住むの?ワー君のことはもういいの?あくびしているから、案外そんなに深い意味はなかったりする?

     

  • エンディング。日が沈むハカタの駅に一人佇むドヴォちゃんに、今回のムジークが最高に合ってます。ひらひら舞う切符はきちんと改札鋏が入れられているのがステキ。自動改札が主流となった今となってはめずらしい。最後ドヴォちゃん列車は銀河の彼方に消えていったけど、その先には皆それぞれが帰るべき場所があるのよね。
  • 次回予告。この寒いのにロイド達はまわし一丁でお相撲するの?何となくドヴォちゃんは強そうと思うけど、チョっちゃんなんか無理に服脱がせるのもかわいそう…。しかもムジークがエリーゼってわけわからない(※褒めてます)。次回も楽しみです。


♪ムジー
GOING SWEET HOME ~新世界から第2楽章より~
アーティスト:千聖 (Vocal:将)
作詞:将 作曲:アントニン・ドヴォルザーク 編曲:千聖

♪ムジーク効果(私見
ドヴォちゃん列車で皆を「帰るべき場所」へ送り届ける。ムジーク発動するドヴォちゃん自身は、普段のコビトカバの姿から「本来あるべき姿」である人間になるが、ムジーク解除後はコビトカバに戻る。

同じ「新世界から」の第4楽章のムジーク(第2シリーズ1話で登場)は「新しい世界へ」行くことができるので、今回第2楽章のムジークの「帰る」効果と合わせれば世界中ドコへでも行って帰ってくることができるわけですね。ただ旅の醍醐味は、駅弁買ったり出会った人たちとおしゃべりしたりといったことにもあるわけで。だから今回は行きに関してはリアルな新幹線に乗る選択をしたのかも。ドヴォちゃんは本物の新幹線を見て乗ってみたかったに違いないし。

あまりにも有名な「家路」のこのメロディ。銀河を駆け抜けるドヴォちゃん列車にぴったりなアレンジになっていて感激しました。帰れる場所があるって素敵なことね。


♪今回(第14話)のマイベスト・ベト
意外に多かったかも?

 

みんながドヴォちゃんを歓迎している中で、なんだか複雑な表情をしているのが気になります。

 

「おれのギョーザーは断じて我慢して喰うモノではない!」ブレない姿勢、さすが先輩。

 

「芸術に必要なのは燃えたぎるような一瞬の恋」すんごいカッコイイこと言ってる。その後に続くセリフがアレだけど。

丸太につかまって海に浮いている先輩、大変そうだけどずっと眺めていたい気もします。

ドヴォちゃん列車で後輩と一緒に眠っているのがイイ!うん、疲れたものね。安心できる家(音羽館)に帰ろうね。


♪今回(第14話)のベト歌
直接的な絡みはなくとも必ず。

 

はい、あらゆる場面でお隣をキープ。

 

ベ「アホ面並べてクレープを食して…」
えっと、いつの間に「デート」の知識を身につけたのでしょうか?もしかして奏助が置き忘れていったパッド君に教えてもらったとか?初心者マニュアルを頭の中ではシミュレーション済みなの?あとは実行あるのみなの? ※すべて私の妄想です。

 

今回のムジーク原曲である「新世界より 第2楽章」はどこか懐かしい印象のメロディ。その理由が解説されてある本「クラシックの名曲解剖 (図解雑学)」(編著:野本由紀夫)をおすすめします。これ以外にも様々な名曲について書かれてあり、もちろん今までのムジーク原曲もたくさん載っています。感想文を別途アップしていますので、よろしければそちらもお読み下さい。

nyaon-c.hatenablog.com

ドヴォルザークの伝記「『わが祖国チェコの大地よ ドヴォルジャーク物語』黒沼ユリ子(著)」もおすすめします。こちらも感想文アップしていますので、よろしければお読み下さい。 

nyaon-c.hatenablog.com

現在読み進めている「ジュニア音楽図書館 作曲家シリーズ」にも「スラブの星 ドボルザーク」があります。著者の砂川しげひささんは漫画家でクラシック音楽関連の書籍も書かれているようです。感想はまとめてアップする予定ですので、お待ち下さい。(※18冊中5冊読了。遠い区の図書館にあるシリーズで、1冊ずつ取り寄せて読んでいます。) 

 
※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c