アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第13話(第2シリーズ) 年忘れ!紅白ムジーク合戦 感想

※2018/10/03 画像を削除しました。

 

今回は特別企画!年末といえば、NHKといえば、紅白歌合戦!『クラシカロイド』が本家紅白に出場…とはならなかったですが、本物に出られないなら自分たちでやっちゃうあたり、さすが我らが『クラシカロイド』。第2シリーズ折り返しとなる今回。帰省先で、親類とこたつみかんでのんびりと楽しんだかたもおられると思います。年が変わってしまいましたが、今回もレビュー進めてまいります。

第13話(第2シリーズ) 年忘れ!紅白ムジーク合戦 (2017/12/30 放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)
新年あけましておめでとうございます。更新が遅くなり申し訳ありません。12/30はちょうど夫の生家に家族で帰省しておりました。借り物のスペック低いタブレットでちょこちょこメモ書きレベルでは進めていたものの、がっつりは書けなくて更新が今になってしまいました。ここまで詳しくレビューする必要ないんじゃ私?と日頃から思いながらもやめられず、結局はこれも私の性分だから仕方ないと半ば開き直っています。今年も無駄に長いスタイルで続けていこうかと考えていますので、おつきあいいただける方は引き続きよろしくお願いいたします。

半分総集編の今回、素直に楽しかったです!普段は時系列や季節感がガン無視されている分、年末を意識した「紅白」のスタイルでの番組作りは新鮮でした。いつもの生活とは違う時間が流れている年末、それこそ普段土曜の夕方にテレビを観ない人が、たまたま見たこの回を機に『クラシカロイド』に興味を持ってくれたら御の字です。そのぶっ飛んだ内容から忘れがちですが、『クラシカロイド』はNHKで放送されている教育アニメなわけです。NHKには「紅白歌合戦」という他局にはないコンテンツがある。また『クラシカロイド』は第1シリーズすべてと第2シリーズ半分過ぎたところで、10人のロイドたち全員のムジークが出てきたし、日本の年末には欠かせないベートーヴェン「第九」もあるわけだからやはりやらない手はないわけで。堂々とNHKホールを使えるし司会は紅白の衣装をそれぞれ着替えまでしてしてくれたし、中頃にニュースをはさんだり最後は「ゆく年くる年」(GO年COME年)につなげたりと細かい(※褒めてます)。男女比の心配は、結局もう男女は全然関係ないことにしてくれて、これはこれでよかったです。

響吾パパお久しぶりです!声優さん(大川透さん)が休業中とのことでそのお声がしばらく聞けないのかな…と思っていたのに、今回サプライズで登場してくださいました。これ、「紅白」の企画だけはずいぶん前から決まっていて、響吾さんの出演シーンだけ早めに収録したのでしょうか?(※これは私の勝手な推測です)。もしかすると、今後もストーリー展開の重要な部分で響吾さんの出演があるかも?

ジーク発動中の動画は総集編らしく過去の動画を編集したものでした。過去動画を白組は白、紅組は赤のカーテンがあるフレームで囲んでくれた上に、フッターでは原曲や編曲者などの曲の情報を出してくれたのが初見の人にもやさしい仕様になっていてよかったです。ゆらゆらしているぎょうな君カワイイ。あと、これは曲が多いので仕方がないのですが、各ムジークがテレビサイズよりもさらに短いバージョンになってしまっていたのがちょっとだけ残念でした。特別編だし、オープニング曲を省いてその分をムジークに回してもよかったのでは?これは次回以降に期待します!

ちなみに今回私たち家族は帰省先で親類(『クラシカロイド』未視聴)と一緒に番組を観たわけですが、義妹家族も義両親もピンとこなかった様子。息子は隙あらば録画を流して、キャラたちやムジークのことを熱心に解説しながら布教に励んでいました。息子よ頑張ったね。少なくともキミが夢中になっていることは伝わったと思うから十分だと思うよ。息子は家に遊びに来る自分の友だちにも、ムジコレを聴かせたりして布教していますが、どうも私たち親子の周りでは反応鈍くてちょっとサビシイです。私はというと、やはりこのブログを続けることが布教になればいいなと少しだけ願っています。でもまあ一番は自分が書きたいから書いているわけで、自己満足以上の影響なんて求めるだけ後ろめたい。アフィリエイトには手を出さないこのブログ、私が続けている原動力はただ『クラシカロイド』が好き、それだけ。だから番組はこれからも良い形でずっと続いて欲しいと純粋に思っています。今回の紅白は「第1回」と銘打っている以上、今後2回3回と続いてくれると期待していいのですよね!?そして、いつか本物の紅白歌合戦にも出場して欲しいです。


以下は思ったことメモ。

  • アバン。奏助に歌苗ちゃんはそれぞれ白と赤の衣装がよく似合ってるよ。
  • と思ったらいきなり響吾パパの登場、お久しぶりです!お元気そうで何よりです。ご本人もおっしゃる通り、第2シリーズでは回想以外登場していなかったので、しゃべる響吾パパがものすごく新鮮。パパには容赦ない歌苗ちゃんは通常営業。

     

  • 偉い人に頼まれた仕事を高校生2人に丸投げする響吾パパ。難しいことは苦手に同意するモツと、なんか難しいことをまくしたてるベトの登場。いち視聴者としてはムジークをたっぷり聴かせてくれるのには大賛成ですよ!
  • 愛の伝道師、リッちゃん登場。「愛の年末大売り出し。出血大サービスで」って、もちろん大歓迎よ!でもきっと愛はプライスレス。
  • お?ラッパーシューさんお久しぶり!ラップのことも忘れていなかったのね、よかった。「アボカドは落選だ!」って、後輩に塩対応する先輩。年が明けたらもう少し後輩にも優しくしてください!

     

  • チョっちゃんはいつの間に体操座りでそこにいたの?チョっちゃんらしくて好きだけど、制作費とか大人の事情は言わない約束よ。
  • シューさんはクラシカル衣装に生着替え。年末と言えば?とのパパの問いに悩む歌苗ちゃんに助け船を出したのは、いつも頼りになるパッド君。高校生2人の司会に加え、総合司会はこの方!人型パッド君さんお久しぶりです!

     

  • NHKホールを埋め尽くす観客はほとんどがカラフルハッシー。チャイコちゃんの「白鳥の湖」ムジークで召還したの?人間は詠子・美衣子・椎子に日芽歌さんがいるね。番組タイトルまで「らしい」のが出てきたところで、いよいよスタートです。
  • Aパート。記念すべき最初の曲は神楽奏助(ハママツ出身)初出場の「ボクフツウ」。マイク持つ手の小指が立ってますよ。映像はなつかしの1期15話学園祭回。ジャイ○ンのリタイサル並みの破壊力、これはもはや様式美。「よい子のみんなはチャンネル変えないで」というチョっちゃんは、いちばん大人の事情がわかっているね。

     

  • 紅組トップバッターは、クラスキークラスキーのお2人!でも出てこない。楽屋に確認に走ったADは海月ちゃんだったよ!楽屋でバダきゅんは突っ伏しているし、チャイコちゃんは親父帰りしてる。グダグダ。出番ですよ?
  • 前回の12話から話が続いていた件。そうよね、自分たちを踏み台にしてがきんちょがデビューしちゃったんだもんね。しかも「World amazing galaxy never ending revolution」は全然いけてないし。超やってらんない気分、わかる。でも未成年飲酒はダメぜったい。
  • 歌苗ちゃん、「打ち切り決定」なんて悲しいよー。「めったなこと言わないで」と助けてくれたのはリストさん。頼りにしてます。美しいムジーク衣装、久しぶりに見た気がする。
  • フランツ・リスト(ライディング出身)初出場って、生まれた都市の名前を聞いてもピンとこないよ。しかも「第1回」なんだから、全員初出場で当たり前。曲は「愛の鐘 ~ラ・カンパネラより~」、記憶に新しい2期10話のボクシング映像が流れました。いつの間にかラスボス幸子みたいなでっかい衣装に早変わりしてくださり、ありがとうございます。そう言えば小林○子さんはいつ頃まで紅白出てたっけ?

     

  • 白組は2曲目。ステージに出るなんて拷問なチョっちゃんはミカン箱被っとる。フレデリック・ショパン(ジェラゾヴァ・ヴォラ出身)初出場、曲は「小犬のカーニバル ~小犬のワルツより~」。映像は2期4話のドボ神さまブーム。犬サーカスカワイイ。ドヴォちゃんイケボだからCDのレコーディングはお手の物だと思うの。体操座りのままそそくさと退場するチョっちゃんはお尻歩きの天才。

     

  • 楽屋のモニターから見ていたクラクラの2人は、ドヴォちゃん見てたらがきんちょを思い出して腹立ってきたの?ま、きっかけはなんでもいいよ、出てくれたらそれだけでうれしい。相変わらず小指立ってる奏助を押しやり、歌苗ちゃんの紹介で出てきた2人組アイドル。ピョートル・チャイコフスキー(ヴァトキンクス出身)初出場、テクラ・バダジェフスカワルシャワ出身)初出場。やっと知っている都市が出てきたよワルシャワ

     

  • 「曲は『やってらんない気分』」の紹介に「ちがーう!」と抗議する2人。そうだよソルクラの新曲あるじゃない!と思ったらそれでもないみたい。「ムジークじゃねえし」なるほどね。2人とも2期ではまだムジーク出していないから、1期からの紹介になるよね。
  • チャイコちゃんはまさかの2曲続けてメドレーで。1期5話「SHALALA悩んでても解決せん ~くるみ割り人形より~」そういえばキングは元気にしてるかな?1期19話「白鳥ROCK ~白鳥の湖より~」ベト歌カップル成立の破壊力すごい。
  • バダきゅんは「鳴呼えんどれすどりいむ ~乙女の祈りより~」。今となっては懐かしい、1期14話は歌苗ちゃんのギレドル回でもあったよね。ところでバダきゅんはこの先もずっと一発屋といわれ続けるの?
  • 「笑わせるね。第1シリーズのムジークしかないなんて、君たちらしいよ」プロデューサーWATARUの登場だ。隣にちょこんと座ってワー君のほうを見ているドヴォちゃんカワイイ。「クール路線が成功したのは誰のおかげかな?今度は自分たちの力だけでやってみて」毒舌ワーグナー通常運転。

     

  • ラクラの2人の反発は何ともないけど、歌苗姉さんには弱いワー君。でも「やい小僧!」と流れを変えたのはベトだったよ。ベトが出てこなくてもワー君は引き下がりそうな雰囲気だったけど、ここはベトが自分で何とかしたいと思ったのだろうから、お任せしましょう!
  • ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ボン出身)初出場。小僧に聴かせるためのムジークはやはり2期2話から「無敵のソナタ交響曲第7番より~」。動画も曲も神編集ではあるけど、うーむやっぱり全部フルで聴きたいよー!ムジコレでフルサイズを聴いてからはなおさらそう思うよ。

     

  • 「そんなこともあったね。でも今のボクはもうあの頃のボクとは違う」「いずれ思い知らせてあげる。このリヒャルト・ワーグナーがね」…あまり意識したことなかったけど、ワー君ももしかしてイケボじゃない?
  • こんなトラブルにもうろたえずしっかり司会進行する歌苗ちゃんは司会に向いているのかも。でも紅組はもう3人とも出ちゃったからネタ切れ!?女子の皆さん、ステージ上でモメるのはやめましょう。
  • 「大丈夫だよ歌苗。ぼくはいつでも歌苗の味方さ!」ああ赤いムジーク衣装のモツありがとう!ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトザルツブルク出身)初出場で曲は2期3話から「ラブゲーム大作戦 ~フィガロの結婚より~」。

     

  • え?お話が続いてた。ワー君は革命のお姉さんのこと忘れていなかったし、当の海月ちゃんも顔真っ赤にしちゃってまあ。「やめい!」って歌苗姉さんは当然黙ってない。チューがどうのこうのって話しているときに、こたつみかんでテレビを見ていたハッシーにカメラが移動して「後半へ続く」。第2シリーズはプラカードを積極的に使っていくスタイル。

  • アイキャッチ動画まで紅白の色使いで華やか。Bパート。なんかアナウンサーがしゃべっている天気予報の画面が出とる。そうそう、本家紅白も前半と後半の間にはニュースと天気予報が入るもんね。全国的にハッシーが降る異常気象はともかく、芸が細かいなあ。

     

  • お?司会も着替えてくれたのね。白の紋付き袴の奏助、あくびしてるけどカメラ回ってますよ?でも天気も白組の味方をしているって言うあたり、奏助は機転が利くね。ただ、降るのは雪じゃなくてハッシーみたいだけど。

     

  • クラシカルシューさんが白組から出場する気満々で奏助のそばにいたのに、「真っ赤な太陽」のジャマイカからの応援メッセージが紅組を応援しているからという理由で紅組へ。ザ・グレートのファンクラブが存在して、しかもわざわざハガキをくれたのはうれしいよね。
    フランツ・シューベルト(ウィーン出身)初出場、もちろん曲は2期5話で登場の「Life is beautiful ~ザ・グレートより~」。わ、でっかくなったザ・グレートはNHKホールの屋根を突き破ったんじゃ?歌苗ちゃん赤い振袖お似合いよ。ザ・グレートが調子に乗っているならまたベトが出てくるかな?と思ったらそうじゃなかった。ヘリの音ということは、あのお方が!?

     

  • バッハ様やっぱり来てくれたのね!ワーグナーにムジーク取られちゃったのは気のせいだったと思ってイイの?ヨハン・セバスティアン・バッハアイゼナハ出身)初出場、ムジーク口上もありがとうございます。曲は1期12話から「How to Win! ~トッカータとフーガより~」。えっと、寒い時期なのになんでまたシューさんは裸なの?今回はバッハ様がお盆の役目なの?生放送に100%は不可能なの?

     

  • せっかくクラクラの2人が駆け寄ってきたのに、「フィーネ」の一言を残しヘリで去っていくバッハ様しょっぺえ。あら三弦さんいつの間に客席に?「雑音」発言頂きました。ワー君はかつての八音計画に三弦がかかわっていたのを知ってたんすか?いつの間にか、自分の意志でムジーク出せるようになってるし。
  • リヒャルト・ワーグナーライプチヒ出身)初出場。曲は前回2期12話で出たばかりの「make the revolution ~ワルキューレの騎行より~」。会場はポカンとなってる。そうよね、前回このムジークを目の当たりにしたのはバッハだけだったんだから。

     

  • 「大事なかたを一人お忘れですよ」バッド君さん、やっと総合司会らしいことしてくれました。アントニン・ドヴォルザーク(ネラホゼヴェス出身)初出場。2期1話から「出発進行!!伝説へ ~新世界から第4楽章より~」。ああっ、ドヴォちゃんは「プギ」がデフォルトだから、ムジーク発動時の諏訪部ボイスが貴重だわっ!ドヴォちゃんもっとしゃべってほしいですって初詣でお願いしようそうしよう。

     

  • 進行が押しているのか、有無を言わさずエンディングの「蛍の光」合唱に入っとる。ちゃんと「野鳥の会」の皆様を呼んできて、会場でリアルに鳥の数を数えてる。ハッシーは身体の色が変えられるんだね。赤か白かになっていてわかりやすい。
  • 「音楽に勝ち負けなどない!」待ったをかけたのはベト。そうだよ年末といえば「第九」、フィナーレを飾る曲は1期最終話で登場の「大宇宙音楽讃歌No.9 ~交響曲第9番より~」。大歓声の中、一転して静かな雰囲気の後番組へ。除夜の鐘が聞こえる、もう年が変わる…おなじみの番組は「GO年COME年」って、アルファベットまでお習字で縦書きしてるよ。

     

  • おや、響吾パパはおそば屋さんで年越しソバを頂いてるのね。「きっと、この先もとんでもないことになると思うけど…」はい、視聴者としては大歓迎ですよ。歌苗ちゃんはパパにいっぱいいっぱいって訴えてるよ。おっぱいがいっぱいでもいいけどね。歌「来年が思いやられる…」って、泣ける。せめて大家さんの苦労が報われる年になりますように。

     

  • エンディング。第九、ありがとうございます!ハッシーがこたつみかんで一人の年越し。カレンダーの絵柄が、第2シリーズのエンディングで使っている絵の紙芝居になってる。テレビの映像が、第1シリーズの総集編になっているのがすごい。もう一度第1シリーズを通しで見てみたくなったよ。

     

  • 次回予告。ドヴォちゃん回は「プギ」で済ますんじゃないかって予測が当たったよママン…。でもすぐにパッド君が通訳してくれた。「お互いパートナーには苦労させられますね」って、奏助のこと言ってるのよね?パッド君はカバ語がわかる優秀な機械。シンカンセンでどこまでいくのお二方?


♪ムジー
※新規のものはナシ。

 

♪今回(第13話)のマイベスト・ベト
今回は全員参加だったので必然的に出番は少ないわけですが。

「音楽に勝ち負けなどない!」やっぱりこのセリフは先輩が言うと思っていましたよ。運命に屈しない男ベトだからこそ、予定調和の流れを変えられるわけですよね。

「今こそ声を高らかに歌え、歓喜の歌を!」会場大盛り上がり。この曲を生み出したあなたはやはりカッコイイです!


♪今回(第13話)のベト歌
出番が少なくても必ず。

登場してすぐ隣にいるから。ほら、第1シリーズ最終話でもそうだったように、奏助にはモツが、歌苗ちゃんにはベトが寄り添うのよ。

 

小僧のせいで歌苗ちゃんの司会進行が邪魔されたと思ったから、呼ばれてないのにジャジャジャジャーンと出てきたベト。「大人の真の力」とはすなわち愛だわー。


※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c