『クラシカロイド』第7話 やまのおう 感想
※2018/05/27 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。
今回はモーツァルトのムジーク2曲目です。予告でUMAなんて怪しげな言葉が出たので、コワイ話なの?と少し身構えてしまいます(私だけ?)。でも良くも悪くも「クラシカロイド」ですからね。コメディなんですから!それにムジークは間違いなく良いわけですから!おそれることはありません。初回からここまで来た猛者であれば、大丈夫です。うん。
では早速本題に入りましょう。相変わらずベト歌バイアスかかっていますよ、はい。
第7話 やまのおう (2017/05/21 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。
♪感想(レビュー)
今回の主役は間違いなくモツ。その一方で他のメンバーも大活躍しているんですよね。モツを探しに行った歌苗・奏助に、おいしいところを持っていったベト。それだけじゃなく、タイムリーにネット情報をリスト経由で教えてくれるショパン(※ただ今回は一言も話さない)、歌苗のそばで気持ちの代弁者になるリスト。そしてモツにギョーザーを奪われただけでなく、前世からの積年の恨みを晴らすべく武装して山に登るシューベルト。クラクラの二人までハマゴン探索に乗り出すし、レギュラーじゃない一般人もたくさん出演している。山の頂上から麓まで広範囲にわたって影響力があるムジークは初めてですし、関係者は大勢いた方がよりインパクトありますね。
子供が見ているEテレのアニメですから、死ネタは取り上げ方が難しいと思います。母親との死別はきっと誰もが悲しいと思いますし、子鹿も気絶していただけで元気に独り立ちしたし、無理なく受け入れられる展開だったのでは(※偉そうにスミマセン)。
以下は思ったことメモ。
- シューベルトはベートーヴェン先輩さえいればどんな場所でも天国なんですね、わかります。
- シュー「おやちん?」歌苗「あいつもか…」また家賃未払いの住人が増えたね…。
- ハマゴンのテレビ中継に出てきたカップルの彼女のほう。泣くと鼻水でキタナイ顔になるのはクラシカロイドの決まりか何か?
- 「おならぷぅ」って、モツのお下品はママンの影響だったの!? Eテレ的に、下品な表現はどこまで許されるのかが気になります。
- ハマゴン化したモツは「ママン」とばかり言っているのに、歌苗が想像する捕獲後のモツは「歌苗ー!」って。頼られている実感あるのね?
- ベトは部屋に籠もって何を考えていたの?ヒッヒッフーってラマーズ法の呼吸よ。文字通り産みの苦しみ!?
- 先輩への差し入れにとギョーザーを買うシュー。焼くのは得意だから半生タイプね。ハマゴンに襲われても死守しようとして、よく頑張った!感動した!
- 街で騒ぎになって、いよいよ山にモツを迎えに行くと決意する歌苗。まだ16歳のJKなのにこんなに苦労して…。
- チャイコ、かわいいよかわいい。水鉄砲で戦う気!?
- バダ「チャイコちゃん、ついていけないよ…」。視聴者の声代表ですね。
- チャイコフスキーのキノコ好きは地味に史実ネタだったんですね。他にも気付かず見逃しているネタはたくさんあるんだろうな…。
- 「ママ」だけでハマゴン(モツ)と会話しようとする奏助、本当にイイ奴。
- シューがアンティークショップで入手した鎧、かなり重たいんじゃないかと思うんです。でもブリッジするし(「あっぶねー」ww)走って逃げるし、身軽です。「生きててスミマセーン」って、言わせないであげてお気の毒。
- シカはギョーザーは食べないのでは…?
- モツ「死んじゃった…」の表情が哀しい。個人的には、天才でも親子の情は当たり前にあるんだなって、少しホッとしました。
- ベト「またヴォルフか」の「また」って何なの?常習犯なの?
- あんなに強力なムジークなのに、ベトのゲンコツ一発で終わるって一体…。
- あんなに愛情をかけた子鹿なのに、恩人のモツの顔を踏みつけて行っちゃった。「きっと親離れの時期なのよ!」ってすぐフォローする歌苗優しい。
- 「ハマッシー」がどうなったか気になります。次回乞うご期待(※続きません)。
♪ムジーク
炎のレクイエム
アーティスト:tofubeats(Vocal:松岡ななせ)
作詞:tofubeats 作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 編曲:tofubeats
♪ムジーク効果(私見)
がしゃ髑髏を召喚し、放たれた青いネガティブファイヤーにあたった人は自分の罪を懺悔する。影響範囲は山の頂上から麓までとかなり広範囲にわたります。モツには珍しい、相手にダメージを与える攻撃に適したムジークです。今後もよく登場します。
♪今回(第7話)のマイベスト・ベト
「ベスト」って言ってるくせに複数枚なんですよ、ええ。
部屋にこもるベトさんの瞑想顔、好きよ。
「はりつめた、なだらかな…」BGMが運命のギターアレンジなのがまた良い。サントラに「ベト 渾然一体となって奏でられるハーモニー」として収録されている曲ですね。
「俺に悔い改めることは、一つも無い!」
さすがベートーヴェン先輩。敵わないなあ、もう。歌苗の「いや、あるだろ」の冷静なツッコミまでセット。ベトより歌苗のほうが強い。
♪今回(第7話)のベト歌
歌苗をネガティブファイヤーから守るベト。男は黙って…ですね。カッコ良すぎだから。
「これが原因か」「みたい」
この二人の並びは何なの?もう既に夫婦なの?(※違います)
そして、モツをフォローする歌苗をそっと見守るベト。岩に腰掛けていたはずが、立ち上がっているもんね。何かあれば(?)すぐ動けるように。やっぱりベト歌は公式様が最大手!
ムジコレ1と原曲集1には、第1話からこの第7話までに出てきた曲が収録されています。
※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c