アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第24話 八音の世界・後編 感想

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基本一話完結型の『クラシカロイド』が初めて前後編になったお話の、今回は後編です。一週間待ち遠しかったですね。それに12話のバッハvsベトモツ再び!?もう最終回間近だから、ベトモツも一方的にやられることはないだろうし、バトルってそれだけでワクワクするし!でも一体どうやってお話をまとめるの?前置きはこのくらいにして、早速本題に入りましょう。

第24話 八音の世界・後編 (2017/09/17 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)

最終回でしょコレ…って本放送のときは本気でそう思いました。今まで登場したムジークほぼ全部出てきて、バッハが音楽で理想の世界を作ろうとして、ハイパーモードまで出たド派手なバトルまであって、夢中になる要素がてんこ盛り。かつ「音楽とは?」のメッセージ性が強く、言いたいことややりたいことは全て盛り込んだ印象です。バッハ「湯水のように消費される楽曲」ね…。言われてみれば人々が音楽を求めるとき、そんなにありがたがってはいないのが現実なのかも。純粋に曲そのものを鑑賞するというよりは、アーティストの個性や曲が作られた背景、タイトルや歌詞にひかれているのかもしれない。もっと言えば、曲の最初から最後まで全部好きというよりはサビやイントロ等の一部が少し印象に残ったレベルの好きなのかもしれない。そんな要求に応えるだけの音楽だらけになってしまったら(※まったく要らないとは私は思わないです)、例えばジャンクフードばかり食べて健康を蝕むのにも似て聴き手はますます弱くなり、ひいては音楽そのものが衰退する…ここまで模範解答。さてどうするか?ベト「誰が何を求めようと知ったことか!俺は俺の情熱のままに音楽を奏でるのみ」うん。自分がベストを尽くしたら、あとは受け手に委ねるのは潔いよね。モツ「気分でしょ気分!スラーってビュイーンって自由にさ!」そうね。そんなに難しく考えることではないのかも。答えは一つじゃ無いことを示してくれたのがよかったです。簡単に正解が導かれる問題ならとうの昔に解決しているハズ。思えば敷居の高い「クラシック音楽」を身近にした『クラシカロイド』は、「音楽」に対して真剣で、聴き手を育ててくれているんだと改めて思いました。

もちろん、今回が最終回でも問題ないクオリティの高さだと思います。でも私は、この回を最終回にしなかった制作陣に拍手を送りたいです。「やはりおまえ達とは気が合わん」って、方向性の違いは再確認したけど、ここで終わるのはちょっと悲しい。もちろん同じ価値観や性質で固まったものは脆いと思うし、無理にどちらかが歩み寄る必要はない。みんなちがってみんないい。でもさ、みんな音楽への思いは純粋な天才音楽家たちなわけだから、きっとお互いが本質的なところでわかりあっていると信じたい。本人達はなんとなく気付いているのかもしれないけれど、私達にもわかる形で見せてもらいたい!そして次回の最終回につながるわけです。本当にありがとうございます!

以下は思ったことメモ。

  • 前回からの続き。バッハ化した一般市民の中にシューさんが混ざっている件について。
  • ベートーヴェン先輩がつかつかと前に出てきて、ぷるぷるしていたかと思ったら後輩に愛の鉄拳。そんな右手で身体が飛ぶ程殴らなくても…。モツのレクイエムのときは左手で頭コツンくらいだったじゃない。そして後輩を怒るときの顔がデカ杉。

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  • 仕切り直し。リスト姐さん「コホン。何とかなるわよ。こっちにはムジークの使い手が7人も揃っているんだから」。みんなそんな顔しないで、締まっていこう。
  • オープニング曲が終わったら、ムジーク祭りだよ!すんごく楽しい!リッちゃんのぶっちゃけムジーク、さなぎがいっぱいですごい。でもさ、売り上げ全部競馬でスッたとか、そんなことまで言っていいの…?

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  • チョっちゃんさんのありがたいお言葉「生半可なコスプレはだめ!」厳しい。みんなスマホ持っているから、伝脳世界に転送するのはお手の物よね。

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  • バダは太陽神だ!凧ラッパー君はラップで人々を壁画に。「劣化コピーで満足すんな」だそうです。チャイコの「愛と再生のムジーク」は、一度で捌ける人数が少ないからちょっと手間がかかるね。
  • 音羽館前はムジークの嵐で奏助「やっぱすげーなこの人達」。でもバッハ化した人達はどんどん押し寄せてくる。モツ「飽きた」うん、わかる。ベト、燃やす(物理)はダメ、ぜったい。
  • チャイコ「バッハ様の偽物っつうことは、この館に踏み込んでクラシカロイド連れ戻すのがこの連中の一番の目的なんだべさ」冴えてる。

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  • そうか、だから響吾さんのアパートにも人々が押し寄せているわけね。電気止められたから、わずかなバッテリーでパッド君を介して交信。「装置を止めて」とか無茶を言うオヤジ殿。「大丈夫、歌苗はしっかりしてるから」そんな簡単に…。

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  • ほら、歌苗ちゃん怒っているよ。握力でパッド君がみしみし鳴ってるよ。でも次の瞬間「やる、装置を止めに行く」って偉すぎる。「この家を守るって決めたんだもん」強いよ美しいよ。
  • 歌苗の手伝って欲しい呼びかけに全員が行こうとするし。館を守るのは「奏助がなんとかするんじゃない?」ってモツそれはちょっと。歌苗の「3人、いや2人でいいから。あとは残って館を守って」に「えー」ってなんなんですか。あなたたちは子供ですか?

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  • 2人を選抜するのにジャンケン始める7人のロイド達。11話の家事回みたいに2人ずつとかでやらなきゃ終わらないよ?ハッシーは見てるだけ。この間、バッハ化した人々は待っていてくれたの?
  • 運命が選んだのはベトとモツ。チョやシューの落ち込み方がすごい。軽トラをジャンプする乗り物に変形させてアルケー社の基地に飛ぶ。田園ムジークは超便利。

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  • さてと、お留守番組も「待つのも愛ね」でもう一働き。「ポンコツはひっこんでなさい」「ムジーク使えないんでしょ」って、みんな奏助に厳しい。彼だって学園祭のときのムジークがあるじゃないか。ハッシーの横でベンチウォーマーになったけど。

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  • オクトヴァで拘束されているバッハ。「思ってたんと違う」世界がモニターに映し出されているのを見て、自らのムジークでオクトヴァを一部壊す。つらかっただろうな…。え?素手で拘束を外せた?

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  • いっぱいリボンを付けた乙女なカツラを前に「ついにこの時がやってきたっす」と三弦。ここまでは計画通り、ってことっすね。記念撮影しようとしてたときに警報音が。「オクトヴァが破損?なぜ?」流れが変わってきたようっす。

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  • アルケー社の研究所にベトモツ歌の3名到着。モツはきれいなお顔から着地。歌苗は正座でスライディングとか無茶。三弦は施設を彷徨っているミツルロイド改に侵入者排除の命令。命令には従うように作っているんだもんね。

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  • クラシカロイドベトモツVSミツルロイド改ベトモツ。久々クロイツェルムジークでギター弾いてくれた!ペンギンとメカペンギンもなんだか嬉しそうよ。モツの戦闘向きムジークはやはりレクイエム。がしゃどくろは本物のほうがなんとなくカワイイ。

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  • ベト、このタクトの振り方はもしや「エリーゼのために」!メカベトがなぜかパンダ遊具に乗っていて、本物がイケボで「ハヴァコーヒーブレイク」なんて言うし!思わずコーヒーを頂いたメカベトは壊れたよ?防水機能、大事。

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  • モツはミカンゾンビマーチでキレッキレのダンスだ。メカモツも負けてない。ただし、転ぶと壊れる。ミツルロイド改は存外弱い作りみたい。

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  • あと5体のミツルロイド改もやってきた。ベトモツは2人で戦えばいいのに、2人とも要らぬ譲り合い。足ジャンケンなつかしい。うん、私もなぜあの形がチョキなのか納得いかなかったよ。5体のロボはタクトを構えたまま待ってくれていて、やさしい。
  • 一方、オクトヴァの確認に来た三弦。バッハ様の大きな手が近づいてきて「あっ、ひっ」って、事案発生(違)。
  • まだもめてたベトモツ。メカチャイコが痺れ切らしてメカネズミをけしかけてきたよ。モツ「歌苗!」ベト「小娘!」絶体絶命の危機に流れてきたのはバッハ様の魔力のアリア。バッハ様カッコイイです…。歌苗ちゃん無事でよかった。しかし、ベトモツ形無しだわ。

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  • アイキャッチが入って音羽館。みんな頑張ってる。「ます」はアカン。急いで池に運んであげて奏助!相変わらず太陽神しか無いバダは「一発屋」って言われてる。やめたげて。

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  • またアルケー社の研究所。壊れたミツルロイド改たちを尻目に、オクトヴァへ急ぐベトモツ歌の3名。バッハは三弦のおでこコツン。自分のやりたかったことを台無しにされたのに、優しい。男前!ほれてまうやろー。三弦の「ふえっ」がカワイイ。

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  • バッハ「音楽とは一つの色では成り立たない。さまざまな音が重なり響き合うことで音色となる。8人の天才音楽家たちの奏でる音が音階をつくる時、初めて切れ目無い音色が世界を作り、世界が変わる」。すごい、核心にせまってる!ぞくっとする。
  • 3人がやってきた。バッハ「音楽が音楽として純粋に存在できる世界を創らないか?」に、ベト「断る」モツ「やだ」…けんもほろろだね。少しくらい話し合ってもいいのに。
  • さあここから熱いバトルが!絵もスゴイが飛び交うセリフが深い、深すぎる。バッハ様は身体が大きいのにジャンプでビームをかわすなんて身体能力高い。歌苗はいきいきとタクトを振る指揮者なのか、なるほどね。まずは、住人は家賃を払おうね。

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  • 歌苗「バッハさんはどんな世界を創るつもりなんですか?」いい質問ですねー。バッハ「音楽がすべての根幹をなす世界。そこでは全ての人々がクラシカロイドとなり人々は音楽によって話し、笑い、生きる。音楽が特別なものではなく空気のように世界を満たす」…崇高だ。バッハ様は純粋に音楽を愛していてその力を信じているのよね、きっと。
  • しかも、バッハが理想とする世界を、あのベートーヴェンモーツァルトに否定させるというね。音楽家に「音楽だけの世界はありえない」と言わせているんだもの。これはすごい。例えがギョーザーと女の子だけど。
  • バッハ「音楽で対話ができれば誤解もすれ違いも無い」…これ、私よくわからないんです。同じ曲を聴いても感じ方はそれこそ十人十色なのでは?どう考えるといいのか、誰か教えてください!
  • 遂にベトとモツが金ぴかのハイパーモードに!絵が超絶カッコイイ。ベトは「偉そうにするなあ」なのに、モツの「おならプー」で現実に引き戻されたよ。
  • 黙って見ていた歌苗が口を開く。家に古いレコードがたくさんあって、それらを聴いてきた思い出…ああせっかくこんな設定があるなら、なぜ今まで23話もあったのに出してこなかった?いきなり感が否めない。

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  • それでも美しい作画と声優さんの迫真の演技で進めますよ。「音楽はいつもあるわけじゃないから、だから特別なのかなって。どんな音楽にもそれぞれに大事な思い出があるから!」。歌苗が神々しい。ハイパーモードベトモツに照らされているんだろうけど、後光がさしているみたい。
  • バッハが思い出したのはクラシカロイドとして目覚めたときのこと。私、このシーンは何度観てもなぜか涙が出てくるんです。J.S.バッハの「主よ人の望みの喜びよ」が流れていたのね。目覚めて初めて会ったのは音羽響吾博士。自分の理想を実現するために彼を待ち続けたのはなぜ?やはり創造主を敬愛するからなの?それとも別の想いが?

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  • ハイパーモードのベトモツが合わせ技で攻撃。龍の背に乗るペンギン、カワイイ。ああっ、バッハさまあー。そして大爆発…。

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  • 音羽館も響吾パパのアパートも、平穏を取り戻した。修理代の請求を心配する歌苗は苦労人。ベト「仕方が無い。小娘がやれというから」モツ「歌苗容赦ないよねー」なんかいつも通りのベトモツで安心したよ。バッハ様、よくぞご無事で。
  • モツ「バッハっておちゃめだよね」うん。前からそんな気がしてた。歌苗「まさか宇宙人とか?アハハ」…ん?UFO?バッハ「ついに来たか」って、え?聞いてないよ、唐突だよ!

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  • 困惑したままエンディングに。次回に出るムジークの先取りで、バッハの「すべては愛から~ブランデンブルク協奏曲より~」が流れました。
  • 次回予告もラストか。「人類存亡の危機である!」いきなりそんなこと言われましても…。

 

♪ムジーク
※新規のものはナシ。
モーツァルトはオバケを出すことができるようです。ハイパーモードでは龍も。モツの既出4曲のうち「疾風怒濤」は使われませんでした。

 

♪今回(第24話)のマイベスト・ベト
例によって「ベスト」って言いながら複数あるんですが、第2シリーズではコーナー名変更するかな…。

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この脚の長さ、タメイキが出るよ。

 

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リスト姐さんの言葉にベトが「うん」って言うところ。

 

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また後ろ姿ですが、この上着の裾がはためくところが好きです。

 

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ハヴァコーヒーブレーク♪
低いお声が良すぎるでしょー!私ベトさんの声、好き。

 

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ギョーザーを熱く語るときのこのアングル、ありがとうございます。

 

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ハイパーモードのスーパーベトに会えるのはこの第24話だけ!

 

♪今回(第24話)のベト歌

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ベト「こいつでひと思いに」歌苗「やめなさい!」
毎度恒例の夫婦漫才。もう最終話間近だと呼吸がぴったりです。

 

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楽聖の後ろに隠れる小娘。頼りにしているのよね。

 

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このベトの表情ですよ。もう歌苗ちゃんのことわかっているんだなって。

 

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予告にもあったこの絵、絶対にわざとだ(好き)。

 

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19話でベト歌カップル成立したのが歌苗の「大切な思い出」の一つなんですよ!ねえ!

 

クラシカロイド・オン・アイス

クラシカロイド・オン・アイス

 

 今度のCDはフィギュアスケートで使われた楽曲だそうです。当然八音以外の作曲家の曲もたくさんあります。描き下ろしのジャケット絵が楽しみ!