アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第1シリーズ第16話 働け!ベト モツ 振り返りレビュー

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クラシカロイド』1期16話の感想(過去記事)は以下のリンクからお進み下さい。なお、画像は次回の振り返りレビュー公開直前に削除します。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 
【感想の感想】
これ書いた人、コミュ障でしょ?はいその通りです。自分で書いておきながらなんですが、この回に限らず読者との距離のとり方が下手すぎて居心地が悪い文章ですねこれ。実は私、一時期ある人から「文章全体が気持ち悪い」趣旨の指摘を受けていました。空リプですが。言われなくても自分でよく分かっているんです。でもどうしようもない…。もちろん書き続けることで「日本語の下手さ」はある程度は改善が見込めると思うのです。しかし、読み手との向き合い方を見極めるのは個人的にかなりの難題。だから私はいまだにツイッターは下手ですよ、はい。特にフォロー外から読まれる可能性を意識し出すと、とたんにクサイセリフをキメてしまったりします。この癖は直せるものなら直したいです。切実に。これはブログだと一人で完結してしまうので、ダイレクトな反応がくるツイッターで経験値を上げるしかないのかも。コミュ障そのものは治せないとしても、文章の癖だけは何とかしたいです。不器用なので時間はかかると思いますが、一歩ずつ改善を目指して努力します。


【新たな気付きポイント】

  • 新規ムジークなし回の突き抜け方
  • 本筋から離れて見てねコスプレ回
  • はじめてのおつかい(違)ベトとモツ
  • みんなが食いつくマーレオポン
  • トリはシューさん&黒ギャル子ちゃん

クラシカロイド』のキモはなんといってもムジーク。なのでいち視聴者としては、毎回新規ムジークを聴きたいのが本音です。でも半年で25話もあって、新規ムジークが複数登場する回もある以上、時には新規ムジークがない回だってあります。寂しいけど耐える?いえいえ、新規ムジークなし回を単なる箸休め回にはしないのが『クラシカロイド』です。今回のバイト回にしても、家事回や第2シリーズのお相撲回…もはや説明不要。お話が突き抜けていてめちゃくちゃ楽しい!むしろ新規ムジークの花道になる必要がなくて、やりたい放題にできるメリットがあるのかもしれません。また既出ムジークの使い方にしても、田園ムジークによる茶畑促成栽培は文句なしの正しい使い方。ではちゃんこがおいしくなるエリーゼジークは?なんて、もちろんいいに決まっているんですよ!もろもろ制約が少なくてのびのびおかしなことができる新規ムジークなし回。深く考えずに乗っかったほうが絶対に楽しい!

第1シリーズでは「お着替え」がほとんどなかったので、様々な職業のコスプレをしてくれる今回はついつい顔がニヤついてしまいます。私、ホストクラブで貢いでシャンパンタワー買いますよ(真顔)。893さんなんて派手なスーツが似合うだけじゃなく声色までなりきって、もう楽しすぎ。マジレスすると、今回のバイト回は時系列がよくわかりません。学校の制服が半袖の時期なのに茶摘み?チョッちゃんの外籠もりが「年に何度か」ってハローワールドしてから1年以上経っているの?と、探せば色々出てきます。しかし、ベン蔵とアル吉がご当地ならではの茶摘みを頑張る様子は見ていて嬉しくなりますし、チョッちゃんの外籠もりウォーカー・ショウペンさんは一度と言わず二度三度会いたいです。時系列よりもっと大事なモノが確かにある。だからマジレスしなくていいのです!バイト回を見るときは、気分を明るくして本筋から離れて見てね♪

はじめてのおつかいもといバイトにチャレンジしたベトとモツ。最初に三弦と話したときも、次にハヤマ音楽教室にきたときも、コンビニ店主に電話を借りようとしたときも、やたら偉そうです。仕事中に余計なことをしちゃうのだって、中身が天才音楽家ベートーヴェンモーツァルトなら無理もないよね…と彼らの正体を知っている人ならそう思えますが、知らなければ「まじちゃんとしてほしいし。大体おじさん達大人じゃん」って当然そうなります。音羽館アルケー社から離れると普通の人以下になってしまうベトとモツ。まじめに仕事しなければ怒られるという当たり前のことが妙におかしいです。ガングロの小娘に正座説教されちゃうとか、楽聖だって恐ろしい小娘の前では形無し。ところでコンビニバイトに入ったら「はいっ!」「すみませんでした!」といきなりハキハキ返事できるようになったのは、最初に黒ギャル子ちゃんが徹底して仕込んだからですよねきっと。ベトとモツは色んな職業を体験してどれも長続きしなかったようですが、最初に基本動作の挨拶をマスターしたからこそどんな仕事でも採用に至ったと思うんです。なので、密かに黒ギャル子ちゃんは大恩人なのかも。色々あった末たどりついた茶摘みバイトではすっかり老夫婦な感じで現地に溶け込み、「働く」という点については有終の美を飾れてよかったのでは?

でもまあ、そんなにキレイに終わらないのが『クラシカロイド』。なぜかみんなが食いつく(語弊)マーレオポン。ベトとモツが働く動機づけになっただけでなく、お留守番のリッちゃんの創作意欲に火を付け、最後にはよい子のいーてれでモザイクがかかる入れ食い状態に。ベトとモツが職を転々としたのも、リッちゃんがマーレオポンの石像を作るのにしても、自分の理想を追求する芸術家らしさだとは思います。でも本人が納得いくまで理想を追い求めるのって、むしろ一番初めの状態が完成形に近くて最終形は本来の姿からかけ離れてしまうことだってあるんですね?「大きすぎて入らない」リッちゃんのマーレオポンがその後どうなったのかがちょっとだけ気になります。ちょっとだけ。

そしていつだってシューさんはブレません。先輩がいないとひどく落ち込んで、先輩が茶畑で働いていると知ったら電光石火の速さで館を飛びだして。こんなとき大凧が迎えに来て連れて行ってくれたらいいのに、そううまくはいかないのよね…。先輩が見つからなくて大泣きするシューさんのそばにいたのは黒ギャル子ちゃん。おそらく初対面なのに、泣いているシューさんに寄り添い「うちのパイセン」に尋ね人してくれて、もうめちゃくちゃ良い子!「おじさん大人じゃん?」って、中身だけなら黒ギャル子ちゃんのほうがよっぽど大人。モブキャラが大勢登場した今回ですが、とりわけ黒ギャル子ちゃんの存在感が際立っていました。

その他。請求書はシューさんの分も別にあるのよねきっと。大きすぎる数字は「たくさん」になるの、わかる。大きすぎて入らない。光熱費節約「2000円くらいは」の大家さんかわいすぎ。「また」逃げられた…「また」って(涙)。バス代を持たないベトとモツは歩く。「マーレオポンのためにためにために…」エコー効き過ぎ。ハヤマ音楽教室に厄介払いする三弦、彼らが採用されるとは思ってなさそう(推測)。「愛のマーレオポン!」の曲は「おーっぱい」の曲なのか(たぶん違)。二人ともピアノの音の微妙な違いは聞き取っているのね、さすが天才。でも人間性がちょっと(瞬殺)。コンビニでバイト情報誌を読み電話を借りようとした2人、こんな輩を即日採用なんて店長優しすぎ。現場を任されているガングロギャル、人を見かけで判断しちゃいけない。大のオジサン達を正座させて説教、っょぃ。「歌苗」ってもう一度言ってベトさーん!どんなにつらくても「マーレオポンのために!」。仕事遍歴、どれも一枚絵なのに妄想広がりまくり。ヤクザはグラサンに金ピカネックレスに爪やすり…形から入るタイプなのね。ゲースゲスゲスゲス。「~ゼヨ」って語尾は龍馬さんみたいぜよ。本職の皆様の武器は剣玉や灰皿レベルなのに、ムジーク使うとか反則。警察きてますよ?のどかな田舎の風景に落ち着いた語り口が合う…と次の瞬間「ナーウ!」ってテンションおかしいチョッちゃんが出てくるとか聞いてない。動画リストにある「バケモノ屋敷は今」って、次回ガチな展開があるからドンミスイッ。タンスの陰でため息つくシューさんが哀れ。リッちゃんキラキラからの「ウラッ!ウラッ!」、その振り幅がステキです。チョッちゃんはルー語?同居人へのdisりが容赦ない。ベトとモツは茶摘みコス似合いすぎ。田舎の本数少ないバスを見送ってまで、二人と会話を続けたチョッちゃん偉いよ。でも悪口問題はまた別(笑)。どんだけ盛っていても、モツの仕事遍歴話は面白い。殴り合いからの熱い抱擁まではわかるけど、なぜ金ピカバッハ様が現れるの?「お友達も」とナチュラルに言ってくれるおばあさん好きです。「マー」「マー」「っちゃ?」あーあ。でもベトとモツが納得しているならいいか。落ち込んでいたシューさん、先輩を追い求めてターボ付きで飛び出して行ったね。大家さん怒っているよチョッちゃん…。ショパンピアノ曲はあんなに繊細なのに、都合が悪いことではシラをきるこの図太さ。ベトとモツは作務衣が似合う。新芽の成長を促す、田園ムジークの正しい使い方。本当にまじめに働いたね。働いてかいた汗を流すお風呂は格別よね。混浴しているお猿に私はなりたい。骨を埋めるつもりだったのに期間限定バイトはお役ご免。やっぱり帰る場所は音羽館。お家賃分くらいはとっておこうよ…。Eテレの夕方のアニメでモザイクですよ皆様。ちょっぴり赤面している奏助はウブちゃん。歌苗ちゃんは無邪気に「すごいすごい」って言ってるし。「まーっしょい」のかけ声、絶対にわざとだ。泣きじゃくるシューさん、相変わらず鼻水きちゃないよ。大人じゃん?ノクターンジークがエンディングに!雰囲気が超合ってるマジで!

 

www.pmf.or.jp

現在PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の開催期間中で、私もいくつかのコンサートを聴いてきました。レビューは後日まとめてアップする予定です。

最後までおつきあい頂きありがとうございました。


※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c