アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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札響の第9(1日目)(2017/12/16) レポート

札幌交響楽団 Sapporo Symphony Orchestra-「札響」

 12/16はベートーヴェンの誕生日と言われているそうですね。今年2017年はちょうど12月16日と17日に札幌交響楽団による第九の演奏会が札幌コンサートホールKitaraで催されており、行ってまいりました。その簡単なレポートを書きます。例によって私は音楽の素人ですので、子供の作文クオリティにて失礼します。

今回は私の札響デビューに加え、我が家の小6の息子を連れていくのが目的でもありました。息子は11月に先生の引率で学年全員で行った「Kitaraファースト・コンサート」を良かったと言っていて、「札響の本物のコンサート聴いてみる?」と声かけしたところノッてきたのです。

 

Kitaraファースト・コンサート | 札幌コンサートホール Kitara

 同級生のみんなと同じ贅沢な音楽の時間を共有できるこの企画、本当にありがたいです。良いホールとプロの楽団がいて、早い段階で本物の音に触れる経験が出来る子供達がうらやましい。プログラムは有名な曲の一部を少しずつ演奏する形式のようですが、最初はそれでいいんだと思います。聴くだけでなく、演奏に合わせて児童達が『翼をください』を歌ったコーナーもあったそう。

話を戻します。12月はちょうど日本のクラシック音楽の年末恒例行事とも言える第九のコンサートがあるし、ほら『クラシカロイド』のベトさんのムジークになった曲だよ?ということで、第九のコンサートを選びました。チケット購入時は既に開演2週間前で、席はほぼ埋まっている状態。U25という若い人向けの割引チケットはBP席に限ることもあり、B席の並びを確保しました。息子と2人きりでのデートで、年中の娘はパパと家でお留守番です。

指定席なので慌てる必要も無いのですが、早めに会場入り。人の多さにビックリ。トイレに長時間並ぶし早めに来て正解だったかも。チケットをもぎってもらいプログラムを受け取ってから席に着きます。対訳付きの「歓喜の歌」のドイツ語が読めなくて親子で悔しがっていましたが。

 

開演。はじめは「モーツァルト 交響曲第9番 ハ長調」です。12分ほどの短めの交響曲。私は初めて聴く曲でしたが、明るく伸びやかで安心できます。後で調べたところ、モーツアルトがローティーンの頃に作曲した曲のようです。そうですよね。ムジークにもなった25番が17歳の頃の作品なのだから、シンプルに考えてそれより前に24曲もあるわけで。ということを、15分の休憩時間に息子と話していました。

休憩後はメインイベントの第九。クラシック音楽好きの父が何度も聴いていたのでよく知っている曲なのですが、当たり前だけど生演奏は違う。音が塊じゃなく、それぞれ一つ一つの楽器から空気振動も伝わってくる。真空管アンプの音は奥行きがあって低音もよく響きはするのですが、録音とライブは違う。惜しいのはやはり席。せめて真ん中の方に座りたかった…左右の耳に入ってくる音のバランスが微妙に違うためか、または覚えていたレコードの音との差に酔ったのか、第1楽章は鑑賞する以前に少し気分が悪くなって(※演奏のせいではありません!あくまで私自身のコンディションの問題)、ちょっと慌てました。少し余裕が出てきたのは第2楽章から。あ、同じメロディを楽器ごとにリレーしていくのねとか、そのメインで演奏する楽器でない人たちの動きも見ることができるように。

第3楽章の前にソリストのかたたちが入ってきて(合唱団の皆さんは最初から着席している)、楽章の合間ですが拍手がありました。そして第3楽章。私、実はこの第3楽章が好きで、気付いたら涙が出ていました。音楽に感激したら自然に涙が出てしまうのは、『クラシカロイド』のワー君だけじゃないから。おばちゃんもそうだから。そして第4楽章。聞き覚えのあるメロディで気のせいか隣の息子が少し身を乗り出したようでした。そして合唱。私は最初は対訳付きの歌詞を追いかけていたものの、それは早々にやめて耳に神経集中させることにしました。まずバリトンソロで圧倒され、合唱も重なり、次はソロ四重唱、また合唱も重なり…楽器の音とはまた違う歌声の美しさにまた自然に涙が。でもクライマックスは第4楽章だけでは成り立たない、その前の1から3楽章があるのは意味があると素人ながら思いました。

拍手は鳴り止まず、指揮者のかたやソリストの皆様も何度か出てきておじぎをされました。アンコールの演奏は特にありませんでした。良い演奏をありがとうございます。そしてベートーヴェンさん、この曲を生み出してくださって感謝です。

 

休憩時間にジュースを飲み損ねた(バーが長蛇の列だった)息子は、何か甘いものが欲しかったらしく、併設のレストランでスイーツを頂いてから帰ることに。いつもは年齢の離れた妹のほうに手がかかるので、息子と2人でいる時間は貴重です。ご飯前にアイス食べるのも今日は特別ね。演奏どうだった?と尋ねたところ、第4楽章は迫力あったけど、途中は寝そうだった、と。うん、長いもんね。でも最初から最後までおとなしく聴くことができたし、中学校で合唱部に入りたいようなことを言っていたから良い経験になったんじゃない?ママも初めて札響の演奏が聴けてよかった。次は少し良い席で、ベートーヴェン以外の曲も聴いてみたいよ。

すっかり暗くなって、寒い雪道の中、地下鉄で帰路につきました。先に作っておいたカレーを温めて家族全員で食事を済ませてから、『クラシカロイド』の今日の分の録画を楽しみいつもの生活に。『クラシカロイド』から本物のクラシック音楽に興味を持ててよかったね。来年は息子は中学生で難しい年頃になっているかもしれない。まだ母親と付き合ってくれる時期は、何とか2人で演奏会に行ければと思いました。ぜ!ひ!

今回も最後までおつきあい頂きありがとうございました。

 

※禁無断転載。この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c