アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第22話(第2シリーズ) バッハクラクラニーベルング 感想

※2018/10/04 画像を削除しました。

 

最終回に向けてのクライマックスシリーズが始まります。ワーグナーの野望は一体どうなるの?いまだ帰らぬバッハ様に日芽歌さん、音羽響吾博士は今いずこ?そして今回はチャイコフスキーバダジェフスカによるアイドルユニット・クラスキークラスキーの新曲が来る!情報過多におぼれそうになってもきっと大丈夫。だって『クラシカロイド』だから!

第22話(第2シリーズ) バッハクラクラニーベルング (2018/03/10 放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
わかってはいたけど、メインストーリーの展開がつらい。色々な意味でつらい。ここまで来たからには最後まで見届けたいと思いますが、正直言うと私はもっとみんなが笑っている楽しいお話が好きなんです。でも第2シリーズは「ワーグナーの革命」を軸に進めてきた以上、最終回までには回収しないといけないんですよね。わかっています。そして基本はコメディ作品だと思うので、きっと哀しい結末にはならないと信じています。シリアスな今回だって、ヒメちゃんに翻弄されるバッハちゃんが楽しいし、クラクラの新曲と衣装がカワイイし、音羽館ロイドたちのセッションも見られたしで、結局25分間それなりに楽しかったです。そんなわけで、下がったテンションをなんとか上向き修正しながらレビューします。そんなの読みたくないというかたは、どうぞそっとページを閉じて下さい。

ワー君のこじらせについて私が思うことは以前書いた通りです(『クラシカロイド』第18話(第2シリーズ) さよなら、姉さん 感想)。順調にこじらせてますな。他ロイド達のムジークを奪ったのも想定の範囲内。ワー君に関しては語り出せば色々ありますが、今回はまあ置いておくとして。それよりも、歌苗ちゃんが一人で悩んでいるのがつらい。いきいきとタクトを振る指揮者なんでしょ?「みんな注目ー!」って音羽館にいるロイド達に呼びかけてさ、「ケンカはやめて。話し合うの!」とか元気に言ってほしい。しかし、今回はずっと一人で思い悩んで「仲良くしてよ…」といった嘆きを小声でつぶやくだけ。身近な奏助や海月さえ彼女の気持ちを察してあげないなんて哀しい。歌苗ちゃんを苦悩させるのはこの先の展開を盛り上げるためなんですよね、わかっています。ただ私はこんな「らしくない」歌苗ちゃんを見たくないだけ。

ジークを奪われたロイド達が動じないのはなぜ?は深読みできそうな部分ではあるのですが、「そのほうがサマになるから」以上の意味はない気もしています。「計算通り」ってあれですよ、戦隊の悪組織がよく言う「なんとなく格好が付く」便利な台詞。小物臭がしてどうも説得力に欠けるんですよね。また、「ムジークとは?」を考え出すと、バッハちゃんがムジークを失った後に旅に出た理由も気になり始めますが、これだって「バッハをしばらく欠席させたい」という制作側の大人の事情が正解なんでしょうし。理由はいくらでも後付けできるけど、制作上の都合でそうなった部分を論じても詮無きことというか。なんとか物語をまとめようとギリギリの現段階においては、「ムジークとは?詰まるところ音楽とは?」という大きな問いの答えを出すのはまだ早いのでは。そして個人的には、一つの正解を出すのではなく各人の価値観に委ねて欲しい部分でもあります。でもね、一つだけ。ソルクラを「黒歴史」と言うのはダメぜったい。うちの娘5歳は今回の新生クラクラを喜んでいますが、ソルクラだって大好きなんですよ。新しいものが出たからといって、過去を全否定するのは違うと思います。それに曲を作ったアーティストにも失礼です。ソルテソルティは、今期からご参加のムジークPによるアイドル曲です。クレジットを確認する限り、作詞も編曲もすべてご自身で行っておられます。ごく短期間でワーグナージークを3曲作ったのに加えてですよ。音楽アニメである以上、音楽と音楽を生み出すアーティストは大事に扱ってほしいと切に願います。

話をストーリー展開に戻します。私が個人的に居心地が悪かったのは、第1シリーズで見覚えのあるカットを組み込んできた演出です。今回のお話でやっていることは、いわば当事者同士で閉じられた狭い世界でのいさかいにすぎないわけです。ワーグナーは世界征服っぽいことを言っていても、意識は「父さん」にしか向いていないし、他ロイド達は「暴走するワーグナーを押さえ込む」という方向性。結局は内輪もめ。そんな中でもクライマックスに向けて盛り上げなきゃいけないのはわかります。でも、第1シリーズのオクトヴァの話題を持ち出して、画面八分割の同時ムジーク発動までやって、「ほら共闘ですよ胸熱でしょ」と見せられるのがもうね。煙に巻かれた感じがしてむずむすします。第1シリーズの成功に乗っかるのが後ろ向きだし、そもそも「宇宙人に音楽を届ける」のと今回の内輪もめは方向性がまるで違うのだから。「作り話なんだよ何も考えずに騙されろ」という声が聞こえてきそうですが。私だって、クラシカロイドという人工生命体がいることや、彼らがムジークという魔法が使えることといった大嘘には喜んで騙されますよ。作り話だと全部わかった上で受け入れている部分だから。そうではなく、大きなストーリーを動かすために都合良く誤魔化されている部分に薄ら寒さを感じるだけです。

個人的には、物語が続くのであればワグドボにも第二の人生を楽しんでもらいたいです。ワー君は学校に通って同年代の子達と遊んでほしいし、ドボちゃんは人間になって周りに人格を認められてほしい。そしてレギュラーメンバーみんなが音羽館でわちゃわちゃ暮らす笑えるお話を永遠に観ていたいんです。いちファンとしては続編を切望しますが、同時に制作スタッフの皆様には少しゆっくりできる時間があってほしいとも願っています。第1シリーズが終わってたったの半年で第2シリーズ放送…これはもしかするとかなり現場の負担が大きかったのかも、と拝察します。過酷なスケジュールの中で、各ムジークPをはじめ多くのスタッフや関連会社のさまざまな事情の調整もあり、見切り発車しなければならない局面は多々あったのでは?そのような中で、作り込んだ番組と妥協のないムジークを私達に見せてくださったことには本当に感謝しています。私は生意気なことを色々と書いていますが、それはいち視聴者の正直な気持ちを書いておきたいと思ったからです。公式様の懐の深さに甘えているのは重々承知の上で、少々辛口の意見でもせめて誠実に申し上げてきたつもりです。きっと次につながると信じて。現段階で続編があるかどうかはわかりませんが、私は第3シリーズが放送されるのを何年でも待ちたいと思っています。むしろじっくり時間をかけて、お話もキャラクター設計も、またムジークもムジーク以外の劇伴やアイドル曲も、良いものを作って頂きたいのです。待っている間は、伝記を読んだり原曲を聴いたりコンサートに出かけたりします。ヒマをしているヒマはありません(笑)。クラシック音楽が趣味になったのは『クラシカロイド』のおかげです。何度でも言います。私は『クラシカロイド』が大好きです。


以下は思ったことメモ。

  • アバン。例のオーロラビジョンがある大通りで路上ライブをするクラクラ。「やってらんない気分」を熱唱するも、観客は一生懸命声援を送る奏助と、黙って見ているドボちゃんの2人だけ。売れっ子アイドルだったはずなのに、世の中ってそんなものなの?
  • 「はあー」とため息ついてベンチに腰掛けるアイドル2人。団扇であおいであげる奏助はやさしいね。バダきゅんは、誰も気付いてくれないどころか無視されている感じがするらしい。チャイコ「それもこれも全部あいつのせいだ。あのがきんちょの!」と指さした大画面には「レボリューション!」ワーグナー

     

  • 塩対応は逆効果だったと思っているクラクラの2人。奏助のポジティブフォローは聞かず、道行く人たちのネガティブひそひそ話は耳に入る。人間ってこんなものよね。彼女たちはクラシカロイドだけど。とにかく、大勢のファンに愛される正当派アイドルに軌道修正したいと思っているらしい。
  • でもね。ソルクラを黒歴史だなんて自分達で言うのはやめようよ。命じられていやいややっていたなんて哀しいよ。その時その時で精一杯やってきたことは全て無駄じゃないと思うの。それに万人受けはしなかった設定になっているけど、これが好きだったファンも確かにいるのよ?心を込めて曲を作ったムジークPにも失礼。
  • 大画面はまだワーグナーを映している。バダ「すっかり手の届かないところまで行っちゃった…」を受けて、「このくらいはやるだろうなとは思ってたけどねオレは。天才は天才を知るって感じ?」とお調子者発言しちゃった奏助。バッド君「奏助はクラクラのお2人よりワーグナーさんの味方ってことですかねー」AIなのになんか悪意を感じる。
  • ラクラのお2人!奏助は大事なファンなんだから、そんな邪険にしないであげて!チャイコちゃん「オラが認めてほしいのは、やっぱし、やっぱし…」バッハ様よね?わかる。
  • そこに「失礼するっす」と三弦登場。お久しぶりっす。クラクラ2人の塩対応はまったく気にしてなさそうっす。「これ、バッハ様からっす」とUSBメモリ的なやつを取り出したっす。うわーん、水面下では連絡を取り合っていたっすね!?
  • Aパート。あばばばば、ばばばバッハ様!いきなり良いお声での語り!「日本を出て、私はいまだ探し求めている人と出会えていない…」音羽響吾博士のことですね?12話のワグ覚醒(『クラシカロイド』第12話(第2シリーズ) ワーグナーの野望 感想)以来だから、随分長い期間旅しているじゃないですか。

     

  • 赤いアロハシャツがお気に入りのようで、世界中どんなところにもアロハで行ったバッハ様。さすがに極寒の地では厳しかったのか、防寒着を着用。でもきっとその下はアロハシャツなんでしょ?

     

  • 山岳民族が暮らすような部落にもインターネッツが普及している昨今、ある人がタブレットワーグナーのアイドルPVを視聴しているのを耳にしたバッハ様。しっかし、白シャツの襟を大きく開けた着こなしと無精ひげにやられましたよ。イケボのイケオジには勝てない。今回はバッハ様の供給過多。

     

  • 音羽博士には出会えていないけど、同じく音羽博士を探す日芽歌さんに偶然出会ったバッハ様。「私はクラシカロイドのバッハ。私はあなたがたの息子のようなもの。父を、音羽響吾を探しているのです」なんか必死。「あらまあ。今度の息子は随分大きいのね」日芽歌ママはお変わりないようで。
  • それにしても。バッハ「それが響吾の妻、音羽日芽歌との出会いだった」がなんともアダルティな雰囲気を醸し出しています。イケオジと人妻が行くあてのない旅をする…確かこれはEテレの夕方の番組。確認ですが、ホテルは同じでも部屋は別ですよね?まさか母親と息子のノリで同室ってことはないですよね??(※食いつきすぎ)
  • 次のシーンは両手に山ほど買い物袋をさげているバッハ様。わかる、日芽歌さんのペースなのよね。わかる。日中はお買い物に振り回されているようだけど、「私が立ち止まれば奴は、ワーグナーは、自分の音楽で世界を満たすという野望を果たしてしまう…」限りなく真面目なバッハ様。
  • 「響吾が見つからずとも、手をこまねいているわけにはいかない」と、ホテルの一室でタブレットを使って作曲するバッハ様。前世では五線紙が足りなくなったら余白に小さな五線を引いて続きを書いていたJSB。今はペーパーレスで良い時代になりました。ネットで瞬時にメールは届くし。「届け!この想い!」の想いは重い。
  • 日芽歌さんには「荷物が重い」と勝手に解釈されちゃった。「大丈夫よ、あなたならまだまだ持てるわ。さあ早くいらっしゃーい」あくまで彼女のペース。こんな低くて良いお声のバッハ様が「はーい」って返事しておとなしくついて行くなんて!この「はーい」で白米2杯くらいは食べられる。
  • 「でぇ、でえバッハ様が、オラたちに新曲を…」チャイコちゃんカワイイよー。三弦は別にワーグナーの味方ではなく、アルケー社社員として働いているだけとのこと。三弦は用が済んだらすぐ社に戻ったけど、なんかやる気なさそうよ?

     

  • 音羽館。奏助「楽譜と歌詞カードだけ?」。チョっちゃんのPCで読み込んでからパッド君に送信するスタイル、もしかしてバッド君はUSB接続できない?奏助「おれ、楽譜読めねえし」ナーカマ(笑)。モツ「ふーん、なるほどねえ」、リッ「割といい感じじゃない」、たぶんこの人達は日本語より楽譜を読むほうが簡単。
  • バッド君を奪い取って内容を確認するチャイコちゃん。「割とどころじゃねえ。完璧だ。完璧すぎるだバッハ様」大泣きはいいけど、鼻水きちゃないよ。
  • バダ「ひとときの逆境に絶望しないでよかった。車掌さん、今私達の目の前に新たな世界が広がりました!」脳裏に浮かぶのはカバ列車で出会った車掌さん(『クラシカロイド』第14話(第2シリーズ) 恋せよアイドル、旅せよコビトカバ 感想)ですね?ご本人(コビトカバのドボちゃん)が顔赤くして照れてますよ。
  • 歌苗「でもなんで急にバッハさんが曲を?」、チャイコ「決まってんべ。これで戦えってことだ」、歌苗「戦うって、ワー君と?」戦うなんておだやかじゃないよね。バダ「間違いないわ。この曲はまさに正当派アイドルソングワーグナーを倒すにはもう一度原点に戻れというバッハ様からのメッセージだわ!」、歌苗「倒すって…」。
  • 奏助「くーっ、早くどんな曲か聞きてえ!」、誰か歌苗ちゃんの気持ちに気付いてあげてほしい。奏助は楽譜が読めないから誰かに歌って欲しいみたい。「ベトさんシューさん、さっきから黙ってないで!」
  • シュー「そうですね。率直な感想を述べさせて頂ければ、これはなかなか…」続き聞きたかったのに、遮るようにベト「気に入らん!」。リッ「そう言うと思ったわ」、モツ「ルー君バッハ嫌いだもんね」。何も言わずに見ているチョッちゃんももしかして同じ事思っている?

     

  • ベト「曲はともかく、やつの態度が気に入らん」、ブレない。1期23話(『クラシカロイド』第23話 八音の世界・前編 感想)でもそうだったよね。「小僧の増長ぶりに対抗するため、このような…わざわざまどろっこしい」。
  • 人の心が読めるAIパッド君「なるほど。本気で倒すつもりなら、曲だけ送りつけてくるのではなくて、バッハさん自身が戦うべきだと。この前の皆さんのように」。「この前」はすなわち18話(『クラシカロイド』第18話(第2シリーズ) さよなら、姉さん 感想)ね。
  • バダ「それは無理よ。だってもう…」チャイコ「オラは信じねえ、バッハ様があいつにムジークを奪われたなんて!」。ロイド一同「奪われた!?」この縦割りの構図は第1シリーズでよく見た気がする。懐かしい。

     

  • 歌苗「ワー君がバッハさんのムジークを?」、リッ「それって、どういうこと?」。チャイコとバダは真相を話したけど、「なんで今まで黙ってたのよ」(byリッちゃん)。そうよ、水くさいじゃない?「制作上の都合だべ」とは言えないにしてもさ。
  • チャイコ「見たって信じねえ。オラが信じるのはバッハ様だけだ」気持ちはわかった。ぎゅっと抱きしめられたパッド君が「あっ…」って。チャイコ「だから、バッハ様から頂いたこの新曲で、あのがきんちょにぜってえ勝ってやるだ!」ああ不穏な流れ…。歌苗ちゃんの表情が切ない。

     

  • バダ「私達もう一度正当派アイドルに戻って頑張ろう!」ヒシッとチャイコちゃんと抱き合って、間にむぎゅと挟まれたパッド君。おそらく特別な感情はわかないのでは?機械ですから。
  • でも奏助は見逃さない。「パッド君だけいい思いしちゃって!」に、クラクラの2人は「じゃま!」って奏助を押しのける。その後、歌苗ちゃんからもナチュラルに倒される。それでもめげずに曲プロデュースを名乗り出たりして、奏助のメンタルの強さは見習いたい。
  • 一方、歌苗ちゃんは「戦うって、ちょっと待ってよ2人とも」そうよ、ケンカはやめようよ。「ワー君もバッハさんも同じクラシカロイドじゃない。みんな仲良く…」せっかくいいこと言っているのに、全部奏助の声でかき消されちゃった。奏助は歌苗ちゃんの変化には敏感だと勝手に思っていたけど、今は余裕がないらしい。歌苗「お願い、みんな仲良くして…」ああ小声で、切ない。
  • このドームの外観はもしや!?ワグ「サンキュー北海道!シーユーネクストレボリューション!」ええっ!?札○ドームでワーグナーのライブがあったの聞いてないよ!?あーん、知ってたら万難を排して行ったのに!それにしても、持ち歌2曲でどうやってコンサートやるんだろう?カバー曲歌ったりもするの?
  • 移動は自家用チャーター機なの?ワグ「最高だったね。全国ツアーの幕開けとして申し分なしだ」そうか、北から南に日本列島縦断するのね。三弦はマネージャーとして同行。勤め人として職務はまっとうしているものの、服装もヘアスタイルもボロボロっすね。過労が心配っす。
  • とりあえず今のところ予定されている会場ではチケット完売らしいっす。そして日本の次は世界制覇っすか?
  • ワグ「名付けて『プロジェクト・ニーベルング』。このツアーを成功させれば、世界中にボクの音楽が満ちることになる。そうすれば…」この先は三弦が聞いても教えてくれなかった件。「父さんに認められたい」って側近にも明かせないの?飛行機の窓から月を見るワーグナーは孤独だ…。
  • Bパート。再びオーロラビジョンがある大通りで路上ライブをしようとしているクラクラ。観客はやっぱり奏助とドボちゃんだけ。ドボちゃんもノリノリ!?

     

  • 久しぶりにパッド君のカバリンガル発動でドボちゃんの発言内容がわかる。字幕スーパーを出すだけじゃなくパッド君が読み上げてくれる。一つ提案なんですが、ちょっと仕様変更しませんか?読み上げる音声は諏訪部さんのバリトンボイスがいいです!人生にうるおいが欲しいです!起きたまま寝言言ってる、知ってる。
  • 奏助を「ファンの鑑」と言ってくれるドボちゃんは紳士。まーた奏助が調子に乗りすぎ発言してるよ。パッド君の台詞がかぶって全部は聞き取れなかったけど。
  • 歌が始まるよ。新曲「愛だけがすべてじゃない!」アカペラいいじゃない?でも道行く人達の反応はなし。そこにジャーンとギターの音とシャララとタンバリンの音が。奏助「ベトさんシューさん、来てくれたんだ…」うれしいね。

     

  • それだけじゃなかった。奏助「モツさんまで!」通行人も少しずつ反応しはじめる。「ギターいいね」「ベースの人カッコイイ」「タンバリンうける」って。タンバリンはきっと足上げたりする動きを「うける」って言われたんだと思うの。だから大丈夫よシューさん。
  • リスト「当然でしょ。私達を誰だと思っているの?」キーボード抱えてこっちに歩いてくる姿が麗しいです。「クラシカロイドはムジークだけじゃないってとこ見せてあげるわ」ウインクにやられました姐さん…。

     

  • 奏助「チョピンさん!」ミカン箱被ってるショパンもPCによるドラム演奏。みんないいなあ。1期15話(『クラシカロイド』第15話 地獄の学園祭 感想)のセッションを思い出したよ。ジャンプするモツがカッコイイ。

     

  • 観客の反応も良いみたい。歌苗ちゃんもいた。歌苗ちゃんが声かけしたわけじゃなく、ロイド達が自主的に参加してくれたのね。奏助が「やっぱいいとこあるよな」って、第1シリーズのオクトヴァの話なんか持ち出してきた。ああ第2シリーズのまとめに入っているんだ…。
  • 奏助「この調子ならワーグナーに勝てんじゃね?」って、ワー君は歌苗ちゃんの大事な弟だってこと忘れたの奏助!?歌苗ちゃんの表情が曇るのつらい。
  • 奏助とパッド君が動画撮影を始めようとしたら、歌苗「勝つとか負けるとか、そういうことじゃないと思うんだけど…」。奏助「なんか言った?」には返事をするでもなく「これで、これでいいの。お父さん…」って、歌苗ちゃん一人で抱え込まないで。つらい。そして心の中で呼ぶのはお父さん(※クラシカロイドの生みの親である音羽響吾博士)って、つらい。
  • 所変わって、パリのエトワール凱旋門らしき絵。アロハシャツのバッハ様がメール着信を確認。ええっと、カフェで新聞を広げている人はもしかして音羽博士では?いや、ハカタでドボちゃんが人違い(『クラシカロイド』第14話(第2シリーズ) 恋せよアイドル、旅せよコビトカバ 感想)した知らないおじさんかもしれないし、もちつけ私。

     

  • 写真付きで路上ライブの報告をうけて、ふっと微笑むバッハ様。シューさんのタンバリン、足上げててカワイイ。メール差出人が「三弦亜遊夢」さんじゃないっすか(『クラシカロイド』第12話(第2シリーズ) ワーグナーの野望 感想)。三弦亜紀楽さんの弟くん、姉さんと一緒にアルケー社で頑張っているっすね!?

     

  • ラクラに頑張ってもらっている間に、バッハ様は音羽博士を見つけ出してワーグナーの暴走を止める手立てを講ずるって。やっぱり音羽博士がいないと解決しない問題なの…。今いる人達だけで穏やかに話し合いはできないの?
  • バッハ「世界をやつの音楽だけで満たすわけにはいかない。多様性こそ音楽の根幹。自由こそ音楽の神髄!」もっと言って言って!と期待したのに、日芽歌「いたーバッハちゃん」 バ ッ ハ ち ゃ ん ! ああこのおかたには敵わない…。
  • お買い物はまだまだ終わらないみたい。それにしても、パリの街中ってこんなに人通りが少ないものなの?日芽歌「なんか響吾さんがもうすぐそばまで近づいている気がするのよねー」きっとニアミスしているよ。早く見つけて!
  • さっきの新聞読んでた人は、いつの間にかカップ脇にチップを置いて姿を消している…。いや仮に響吾さんご本人だとしたら、「バッハ、お代は頼んだよ 響吾」って書き置きがあるかもしれない。あんなに目立つバッハちゃんだもの、響吾さんならいくらなんでも気付く気がする…。
  • また別のドームでコンサートのワーグナー。観客の中に、例の「新世界」で会ったおばちゃんが混ざっていた気がする(『クラシカロイド』第14話(第2シリーズ) 恋せよアイドル、旅せよコビトカバ 感想)。いや、あんな柄の上着を着ているおばちゃんはごまんといるのかもしれない。飴ちゃん食べるー?
  • ワグ「おおきに大阪。ほなまたネクストレボリューションやでー!」うわ、ネイティブちゃう人のエセ関西弁やで(苦笑)。そいやったら福岡のライブじゃ九州弁ばしゃべってくれると?おみやげはチロリアn(ry
  • 移動はやっぱり専用機。最終公演のチケットが売れ残っている報告を受けたワーグナー。ハママツドームのこけら落としでもあるんだ。三弦「あー、同じ日にクラクラのコンサートがあるからっすかねー?」いつもの口調なのに、結構あおるっすね?(笑)
  • ワグ「たった350人でも、ボク以外の音楽に民衆がなびくなんて…」きっとワーグナーは何度転生しても同じように考えるんだろうな…。「父さんにぼくを認めさせるには、すべてが完全でなきゃだめなんだ!」がきんちょの考えではあるけれど、認め「させる」と思うあたりがやはりワーグナー
  • ワーグナーの命令で、チケット売り切り大作戦の巻。わ、また会えたね馬男と牛子!もう立派な準レギュラーじゃないですか!歌苗ちゃんが見ている。カレー買う気満々よね?チケット当たるといいね。

     

  • ワーグナーカート2」「ワグナミンW」「ワーグナーヌードル」…何か商品と抱き合わせでチケットをさばくやり方らしい。でも最初の方は抽選や優勝者対象だったのに、どんどん投げ売り状態になってカワイソス。
  • ABC子らしき声も確認できたし、レギュラー陣が声色を変えてモブキャラを演じるのはよくあること。で、「見逃すな!この世紀のファーストコンサート。このビッグウェーブに乗り遅れるな!」って台詞は諏訪部さんですよね!?「ザッツ・ミミクリーズ・ショウ! クイズ・クラシカ・ドン!」と同じノリだったもの。きっとそう(※必死)。
  • ハママツドームの外観、ピアノの鍵盤みたいな模様があってカワイイ。ついにコンサート当日を迎えたらしい。そして結局チケットは売れ残っているらしい。三弦「あとはチケットを無料で配るくらいしか…」、ワグ「そんなのできるもんか。カレーやゲームの景品も本当はいやだったのに!」いやだったんだ…。

     

  • それにしても三弦、服装は適当だし足元はトイレのスリッパみたいなやつっすね。髪ボサボサで、激務なのがうかがえるっす。身体大事にしてほしいっす。ワグ「こうなったら、僕自身の手でケリをつけてやる…」。
  • こちらはハママツ文化会館。「CLASKEY:KLASKY(クラスキークラスキー) 復活コンサート」って垂れ幕がかかっている。350席がぎっしり!よかった。チャイバダはバッハ様のおかげだと思っているけど、ベトもモツも自分の協力のおかげと言い出す。ロイド達はやっぱりこうでなくっちゃ。
  • シューさんのタンバリンはいつのまにか3連のやつにグレードアップしてる。「先輩のギターと私の3連タンバリンこそがあの曲のキモに決まっている!」って、先輩が一緒じゃなきゃダメらしい。
  • リスト「あら心外。私とチョっちゃんは添え物ってわけ?」、ショパン「ボクの機材があればタンバリンいらないし…」それは言わないお約束よ。シュー「私がこのタンバリンの一打一打に、どれほど魂を込めているか!」また足あげたりしてカワイイ。大丈夫、シューさんは存在丸ごと必要だから。
  • 奏助がみんなを「まあまあ」となだめながら、これは歌苗ちゃんの役回りだと気付いたみたい。そうか、クラクラのコンサート会場には来ていないのね。さびしい。
  • 一方、歌苗ちゃんはハママツドームの前にいた。カレー買ったらチケットが当たったらしい。たぶんほぼ全員が当たる仕様になっていると思うの。
  • ワグネリアン海月が後ろから声かけてきた。詠子・美衣子・椎子もいっしょ。例のTシャツを色違いで着ていて、みんなファンの鑑だね。友人達の盛り上がりをよそに、「無事に終わってくれればいいけど…」不安な歌苗ちゃん。

     

  • スポットライトが点灯してクラクラライブ開始。新しい衣装がめちゃくちゃカワイイ!観客大盛り上がり。奏助は「オレの応援のおかげだ!」とか言ってる。うん、奏助は一人でも応援続けてきたからね。これくらいのことは言ってもいいと思うよ。


  • あれ?ワーグナーが三弦と一緒にクラクラの会場にいた!自分のライブはどうなるの?三弦「ここからネット中継を!?ハママツドームはどうするっすか?」、なんかワーグナーには考えがあるみたい。
  • 新曲「愛だけがすべてじゃない!」が始まる!と次の瞬間、暗雲たちこめるハママツドームでは大画面にクラクラのライブ映像が。ABC子と海月はサプライズ演出だと思っているみたいだけど、歌苗ちゃんは胸騒ぎがするみたい。見ていてつらい。
  • ラクラの2人の歌と踊りを堪能したいし、音羽館ロイド5人の伴奏も楽しいし、もっとしっかりライブ映像観たかったよママン…。でもお話はもう次の段階に。
  • ここからは、ワーグナーのターン?首の指輪の飾りが光って、ドイツ語のムジーク口上!ムジークは「革命賛歌」、すぐ暴走モードに入ってワー君の片側の目は赤くなり、ミニウインナーのピコピコハンマー持ったちっちゃい騎士達が攻撃開始する。これ、意図的に制御できてるの?
  • 他のロイド達は戦闘モードに入る。もうやだ。「お仕置き」って言葉がモツから出た。これをギリギリ言っていいのは前世で色々あったリストさんだけだと思うの。全員に台詞を割り当てなきゃいけないなら、リッちゃんとモツの台詞を入れ替えて欲しかった。
  • シュー「これもすべて先輩の計算通り」、チョ「作戦開始」、ベト「つまり、運命だ」、ドボ「プギプギ」。何か考えがあるらしい。あの、ドボちゃんの台詞をカバリンガルで訳してくださいパッド君。
  • ああ、八分割された枠でムジーク発動は第1シリーズ最終話(『クラシカロイド』第25話 宇宙(そら)からのアンコール 感想)の構図じゃないですか。あの時は「宇宙人にムジークを届ける」展開で胸熱だったけど、今回はワグ以外の8人のロイドがよってかかってワグをお仕置きする図だなんて…。
  • みんなのムジークが次々と。チャイコ「白鳥の湖」、ドボ「新世界より第4楽章」、シュー「ザ・グレート」、チョ「小犬のワルツ」、リッ「愛の夢」マッチョ天使さんお久しぶり♪
  • わーわー!ベトはまさかの「月光」で月の使者(餅をかえすウサギ)を出してきた。両方の拳をあげてやる気満々じゃないですか!一体なにをするつもりなのコワイ…。モツ「レクイエム」のがしゃどくろと重なる図であやしさ倍増…。

     

  • バダ「乙女の祈り」はまたソーセージをフランベして、相変わらずエグい。ワグネリアン海月と詠子・美衣子・椎子は、すごい迫力に戸惑いながらもまだ演出だと信じているっぽい。
  • 歌苗「もうほんとに…みんな仲良くしてよ。ワー君もベトたちも…」なぜに皆はここまで歌苗ちゃんを放っておくの?奏助でも海月でも、この際誰でもいいから気付いてあげてほしい。
  • ワグ「何が計算通りだ。むしろぼくの計算通り。きみたちがムジークを発動するこの時を待っていたんだ」「奪い取ってやる!バッハのようにきみたちからも、ムジークを!」で、他ロイド達のムジークを吸い取る。ロイド達が手に持っていたタクトが消える。
  • でもチョっちゃんやバダきゅんやシューさんみたいに、自分自身が別のモノに変化している人達の場合はどうなのかが気になる。いったん人型に戻してからタクトを奪うの?

     

  • タクトが消えたことに驚く奏歌ロイド達。ワグ「ははは、ここだよ」と彼の周りに全員のタクト。「これでぼくはすべてのクラシカロイドの力を手に入れた。それはすなわち、世界を支配するニーベルングの指輪を手に入れたようなもの」。確か「ニーベルングの指輪」って、富と権力を手にするかわりに愛を失うんじゃなかったっけ?

     

  • ワグ「見てる父さん。ぼくはついになったんだ。ベストオブクラシカロイドに。世界で唯一のクラシカロイド!」もう痛々しい。ワーグナーの高笑いに観客もロイド達もただ呆然。歌苗「ワー君…」見ていられない。
  • 音羽館。ロイド達がわざとムジークを奪わせたと知って驚く奏助と歌苗ちゃん。ベト「真実を明らかにするには何事も実践だ」。シュー「おかげで、彼には確かにそういう力があるということが証明されました」。お言葉ですが、確かめるだけなら全員でやらなくても代表一人でよかったのでは?お得意のジャンケンで決めるとかさ。
  • リスト「まー昔から得意だったけどね。人の物を奪うの」含蓄あるお言葉!前世でリストは「貸したお金」も「信頼する弟子に嫁がせた愛娘」もワーグナーにとられちゃったものね…。
  • ジークが使えなくなったことは「それも運命」というベト。チャイコ「けどバッハ様から頂いた曲はムジークじゃねえし」、バダ「うん、アイドル活動には問題ないよね」。ドボ「プギプギ」。あの、ドボちゃんの台詞をカバリンガルで訳してくださいパッド君(n回目)。
  • 歌苗ちゃん心の声「でも奪ったってことは、ワー君がみんなの力を…どうしたらいいの、お父さん…」。響吾パパらしき後ろ姿が見えたところで、Attacca。
  • エンディング。文字がクラクラの2人の色である水色と赤紫になってる。新曲ライブはここでたっぷりと。衣装と振り付けカワイイしバックミュージシャンたちが超一流。バッハちゃんはただひたすら歩く。
  • 次回予告。ああ音羽響吾博士!「かわいいなあみんな」なんですね。「大きくなったねワーグナー。さ、話をしよう」ぜひお願いします!ワグと歌苗ちゃんのキーホルダー、カワイイ。ほしい…。


♪挿入歌 ※ムジークではありません。
愛だけがすべてじゃない!
アーティスト:CLASKEY:KLASKY(矢田喜多&月元しょうこ)
作詞・作曲:つんく 編曲:鈴木俊介


♪今回(第22話)のマイベスト・ベト
今回は特に「運命」と言っていたような気がします。

 

「気に入らん!」ブレない。あくまで「曲はともかく」、バッハちゃんの態度が気に入らないようです。

 

このギター弾きながら後ろから歩いてくる姿。

 

「いや、やつの曲だけではこうはいかん。オレのギターアレンジがあってこそ多くの客の心を掴んだのだ」さすが先輩。

 

「つまり、運命だ!」キメ台詞はギターとともに。

 

ジーク時、縮尺おかしいけどザ・グレートのシューさんと一緒なのがうれしい。


♪今回(第22話)のベト歌
さて、どうしよう。

 

モツ「いつもは歌苗だよねー。ケンカ止める役」と言ったとき、ベトが気難しい顔して黙っているのが気になる。もしかして、この場に歌苗ちゃんがいないのを気にしてる?(※妄想です)

 

歌苗「もうほんとに…みんな仲良くしてよ。ワー君もベトたちも…」。音羽館代表として「ベト」の名前が自然に出るあたりがさすが。


ムジコレ6のジャケット絵が公開されました。ワグドボ、2人ともめちゃくちゃイイ!また、公式twitterのツイートによると、ボーカル曲は6曲でムジークPは5名とのこと。ベトとモツのムジークが入ることは確定として、あと1曲ムジークがあるはず。個人的にはバッハちゃんかチャイコちゃんを希望します!

 

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 一つ前の記事で「第21回リスト音楽院セミナー 特別レクチャー&公開レッスンおよび受講生コンサート(2018年2月) ざっくりレポート」を書きました。コンサートに足を運ぶようになったのは『クラシカロイド』のおかげです。本当に感謝しています


※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c