アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第4話(第2シリーズ) フィーバー!レッツぷーぎー! 感想

※2018/10/03 画像を削除しました。

 

ああ今回は待ちに待ったショパンの新ムジーク!1期10話以来の約10ヵ月ぶり!もちろんチョっちゃんお当番回です。今回は2期の新人・ドヴォちゃんとの友情物語なの?中の人同士はフェロ☆メンというユニットで一緒に歌ってCDを出している仲ですから、2人のやりとりが楽しみ♪そもそも、「ぷーぎー」って何なの?ってタイトルが発表された当初は思いましたよ、ええ。でもお話を見終わってからも何だかよくわからないのがクラシカロイド・クオリティ。あまり気に病まず、気楽に見ていきましょう。

 

第4話(第2シリーズ) フィーバー!レッツぷーぎー! (2017/10/28 放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)
今回2期4話の脚本家さんは、1期7話と1期16話を書かれたかたです。レギュラー陣以外の一般人が混ざるお話をぐいぐい進めることができて、何よりショパンの描き方がうまい。今回は予告時点でドヴォちゃん全面推しの雰囲気を醸し出していたので、お当番のチョっちゃんがドヴォちゃんに喰われる?とちょっとだけ心配していました。確かにCV諏訪部順一のイケボカバのインパクトは強烈。この罪なお声のお説教には魂吸い取られます(※効果には個人差があります)。でもショパン君は全然負けていませんでしたから。少なくとも私はそう感じました。あとショパン(CV鳥海浩輔)の声優さんもエロい声の演技はお得意ですからね。「ああ、ドヴォちゃん…」とか、ヘッドフォンで夜中に一人で聴きたくなる感じ。鳥海浩輔さんと諏訪部順一さんのやりとり、贅沢です。でも私の本能に訴えかけてくるのはやはり諏訪部さんなんですゴメンナサイ!本能と理性の間で苦しんでいるのでございます。ああ、お説教部屋で2人きりになって諏訪部さんにお説教されるとか…新たな扉を開かれそうでコワイ。ちなみに諏訪部さんは愛犬家のようですよ。まさか私が飼い犬になりたいなんて、そんなこと思ってませんから!「おいで」「いい子だ」とか言われてみたいなんて、そんなことは一言も言ってない。私、声優さんにハマるのはキケンかも、って最近はブレーキかけるように心がけているんです。これでも。どうあがいても声だけって、生殺し感が半端じゃないので(真顔)。それにしても、CV諏訪部順一コビトカバの鳴き声やら鼻息やらをさせている上に、人間の言葉を話してもマーキングとか草うめえとか言わせるのがクラシカロイド・クオリティ。

今回もシューさんとアルケー社組はお休み。その良いお声をいつになったら聴けるんでしょうかバッハ様。せっかく日本語を話せるようになったのに、ずっと黙っていたらまた音楽用語だけになっちゃうよ?三弦さんは今でもクラクラのマネージャーをしているの?響吾さんは今どこで何をしているの?

まあ、第1シリーズとは何か雰囲気違うと私もうすうす感じています。私だって、新興宗教みたいな「ぷーぎー」には正直乗れなかったです。でもいいの。最高のムジークが聴けて、愛するキャラたちが楽しそうにいきいきと動いてくれさえすれば、それだけで私は嬉しい。それにきっとね、何度か繰り返し観ているうちに初見ではわからなかったものが見えてきて、もっと楽しめるようになるはず。思えば第1シリーズもそうやって観てきたわけです。半年待たされたから、思い出補正で美化されている側面もあるのでは。比べてうんぬんではなく、第1シリーズになじみすぎているだけ。第2シリーズも慣れればおそらく大丈夫だと個人的には思います。それに1期は後の方になるにつれてどんどん面白くなってきたので、2期だってきっとこれからですよ!不満をあげればキリがない。変なバイアスかけちゃったら、本来見えるものも見えなくなって、そんなのもったいないって。もちろん感じ方は人それぞれですので、あくまでも私の個人的な想いとして。第2シリーズを全面肯定するつもりはないんですよ、念のため。

以下は思ったことメモ。

  • アバン。前回合コンに来ていた海月に詠子・美衣子・椎子がいるよ。ドヴォちゃんの写真撮ってます。歌苗、ちょとだけ「金運アップ」に反応した?ワー君と歌苗姉さんはすっかり兄弟みたい。木の陰から様子をうかがうチョっちゃん。前回合コンで知り合った仲なんだから、出てきてお話すればいいのに。

     

  • オープニング曲が終わりAパート。奏助はちやほやされるドヴォちゃんがうらやましいらしい。「俺もコビトカバになりたいな」は捨て置けなかったのねドヴォちゃん。ガブッと頭からいったね。
  • 「婿入り前の男の子の顔に、あとが残ったらどうずんのさ」って、勝手に音羽館に婿入りするつもりでいるの?図々しいよポンコツ。ワー君はなだめるの上手ね。幸運が訪れる、なるほどね。長介よりは近づいたけど、まだちゃんと奏助さんって呼べてないから。いちいち訂正する奏助。

     

  • モツもベトも割り込む。ベト、前回「また籠もるか」って言ってなかったっけ?ドヴォちゃんは「プギ」しか言わないから幸運やら不幸やらおっぱいやら愛やら勝手な解釈。歌苗のお昼ご飯にはドヴォちゃん焦ってる?また割下で煮た果物とか食べさせられる悪寒?2階の陰から様子をうかがうチョっちゃん。もう一緒に暮らして長いんだから、出てきてお話すればいいのに。
  • チョっちゃんの回想。ドヴォちゃんが部屋に来たとき、光の速さでクローゼットに隠れる。速すぎ。部屋を出る前に床に書き置きをするドヴォちゃん。漢字まで使えてカンペキな日本語がわかっているじゃないですか。普段から筆談でコミュニケーションとってはいかがでしょう?それから、床を傷つけるんじゃなくて紙に書こう。とりあえず、「ドヴォちゃんの苦しみがわかる気がした」チョっちゃん、恋の始まり?

     

  • 住人にいじられるドヴォちゃん。リッちゃんは動物を着飾らせる趣味があるみたい。ベトのギューザーは人間の食べ物を頂けるんだから、案外嬉しいのかも。人前ではアイコンタクトのチョっちゃんとドヴォちゃん。部屋に2人でいても、何をするわけでもないのに少しずつチョっちゃんが距離を縮めてくるのがステキ。「心の友よ…」だって。純愛物語。

     

  • 「ドヴォ神さま」に会うためハママツの人々が音羽館に大勢やってくるの巻。動画再生回数8万超えてって、ポンコツやったね!歌苗が否定する前に、おばあさんにピチピチベジタブルを差し出されちゃった。ワー君がありがたく頂戴いたしました。まあ確かにわざわざ否定することはないのかもね。
  • ひらがなで書いた「うけつけ」で既におみやげをわんさか受け取っているベトモツ。ギョーザーの具にしようとしているのは銘菓ひよ○ですか?東京か福岡かが大問題のやつ。モツのスマイル、プライスレス!貢ぎ物の受け取り禁止しようとしたのに、お高い洗剤にときめく歌苗。JKなのに泣ける。

     

  • 人々がドヴォ神様にむらがる。上空をドローンが飛んでいると思ったら、チョっちゃんが飛ばしていたのね。カメラ越しにドヴォちゃんと目が合うと「ぼくが見ているのがわかるんだね」って泣いちゃうくらい感激するって…。「ぼくが君を助ける」決意。
  • めずらしく自宅アパートにいる奏助。パッド君さん、今までの流れの解説ありがとうございます。新曲「カマレタ ココロノウタ」…奏助ソング、1期のやつよりパワーアップしてる?これ、サントラに収録されますよねきっと?「カバは飛ばす。しっぽでフン…」に噛みつく(物理)ドヴォちゃん。お題目の「ぷーぎー」は、フェイスラインがきゅっと引き締まる顔の体操みたい。

     

  • チョっちゃん、ネット上で荒らしを頑張ったけど(顔コワイです・笑)、逆効果でさらに人が集まった。それにしても当のドヴォちゃん、神として担がれても割と平然としているし、テレビ出演中も居眠りしてる大物だし、レコーディングも割とノリノリ?付き人奏助もテレビ出演はガチガチだったのに、レコーディング中はすっかり業界人気取りだよ。稼ぎが音羽館の借金返済の足しになるといいね。

     

  • 「祈る」ことを決めたチョっちゃん。ついに外籠もりパワー発揮して屋外で苦行に励む。ありをりはべりいまそかり再来。和装似合いすぎ問題。滝で打たれる苦行、着物が透けないのはなぜ?流されながら「祈りは無力うー!」って、同郷のバダジェフスカさんに怒られるかもよ?

     

  • Bパート。唐突に諏訪部劇場のはじまりはじまり。んんん、私やっぱり諏訪部さんのバリトンボイスが好きです/// 「それが今のわたシュッ」って鼻声が発言に混ざってます。「ああ、つらいつらいつらい」が1話のときより深刻みを増してる。カバの本能のせいで浴びたくもないドロを浴びるとか、マーキングとか、人間の理性を持っているならつらすぎませんか?看板持ってほっぺ赤いドヴォちゃんカワイイ。

     

  • いつも寝ているのが「瞑想」だった件について。本人の与り知らぬとこれで、「神」として崇められるって、忌々しき事態では!?先頭に立つ奏助もだけど、一緒に「プーギー」って言ってる民衆も、なんだか恐ろしい。宗教ネタって笑えない。
  • モツベトリスまで洗脳されているよ。丁寧語のドヴォちゃんの見方が好き。モツを「天真爛漫」って、私も同じように書いた経験あるから地味に嬉しい。どうでもいいけど、当ブログの1期20話の記事はなぜかアクセス数が多いです。
  • たくさんの貢ぎ物に舞い上がる歌苗に、「僕は姉さんが幸せならいいんだ」って言うワタルはもうすっかり弟だね。ドヴォちゃんにサムズアップして、姉さんの想いに関してはウソはなさそう。

     

  • 独自の呼吸法で機関車トー○スになるドヴォちゃん。のぼりの陰からチョっちゃんが見ている。ああこの恋する乙女な瞳。ドキッとしそうなものなのに、ドヴォちゃんは至って冷静。「言いたいことがあれば言えばよろしいのに」。次の瞬間「身体の芯からぞわぞわと」え?マーキングですか?鼻息荒くなってきた。

     

  • 動揺しても出て行けないチョっちゃん。奏助の指揮でモツベトリスは神輿をまーっしょいわーっしょいって担ぎ出して、ついにチョっちゃんの手にタクトが!ポーランド語のムジーク口上、久しぶりだあ!
  • ジーク発動。「イッツ・ショータイム!」そこにいた人達はみんな犬にされちゃったけど、ワー君がいないのはなぜ?それにしても犬になった皆さん曲芸が上手。ドヴォちゃんの想いは「腹減ったー!(一番低い諏訪部ボイス)」だったよ。マーキングじゃなかったよ。

     

  • ドヴォちゃん「あーうまいうまい。草うまーい」コビトカバの本能のターン。ドヴォちゃんを追って外に出たチョっちゃんを見たら、「ショパン君、私を心配してくれていたのでございますね?」人間の理性のターン。切り替え早い。
  • 2人の対話、最高!「ドヴォちゃん」「ショパン君」って、何かが始まりそうでドキドキする。ショパン「言葉を交わさなくても、僕たちは心が通じ合っていたんだね」。ドヴォルザーク「いいえ」。え?ってなったチョっちゃん気の毒だけどカワイイ。それにしても、チョっちゃんの一途な想いが片思いだったの切ない。ちょっとだけフェロ☆メンの今後が心配になるレベル。ちょっとだけ。

     

  • 唐突にお説教タイム。正論だし丁寧語だし諏訪部ボイスだし刺さる。1つめ「あなたは喋れるのですから、もっときちんとコミュニケーションをとるべきでございますよ」わ、わかりますでもコミュ障にはつらいです。2つめ「趣味はやるべきことをやった上で」は、はいごもっとも。3つめ「前髪を少しお切りになった方がよろしい」なんて、チョっちゃんには誰も言えなかったのに遂に言ったね。もうやめたげてチョっちゃんのライフはゼロよ!でも全部で28あるなら、残り25個の内容も知りたい。
  • しかし、ドヴォちゃんがまともな大人で面食らう。クラシカロイドって、人間性がちょっとな人ばっかりだったから。コビトカバが一番人間性がまともって、どゆこと?
  • お?ドボ神ブームが去ってハッシーご帰還。今までどこに潜んでいたの?床にドヴォちゃんが書いた文章を彫刻刀で消そうとしているチョっちゃんコワイ。大家さんが乗り込んできても、黙ってないで言葉でコミュニケーションとるチョっちゃん、ドヴォちゃんの忠告受け入れてるじゃないですか。「くせにさ?」の言い方が好き。窓の目張りをちょっとだけはがした大家さんの言い方がコワイ。
  • 窓から外を見るとそこには草を食むドヴォちゃん。チョっちゃん「おのれドヴォちゃん!」って逆恨みだよ。「おやショパン君」って当の本人は大人の余裕だけど。そうよね、少しくらい日光浴びないと。イケボ解説が「ビ」で切られちゃったけど、「ビタミンD」だよきっと。よい子のみんなは勉強になったね。

     

  • エンディング。早くムジークのフルバージョンが聴きたい。最後にまた看板持って出てきたコビトカバ。カワイイよドヴォちゃん。

     

  • 次回予告。やっっっとシューさん戻ってくる!大丈夫、視聴者はみんなあなたのことを忘れていなかったから。そしてベトさんが小僧の頭をポンとしているのとか、歌苗ちゃんのビキニ姿とか、とっても気になるよ。次週が待ち遠しい!

 

♪ムジー
小犬のカーニバル ~小犬のワルツより~
アーティスト:EHAMIC
作詞:EHAMIC 作曲:フレデリック・ショパン 編曲:EHAMIC

♪ムジーク効果(私見
人や人型クラシカロイドを犬に変え、人間の言葉を話せなくする。さらにその犬たちに曲芸をさせる効果。カバ型のドヴォルザークに関しては姿は変化なしですが、人間の言葉をイケボ(※重要)で話せるようになります。うちの息子12歳は「ショパンジークは状況をひっくりかえす」的なことをのたもうておりました。

 

私、エハミックさんのアレンジが大好きです。あの短い原曲をどう料理してくれるのかなと思っていたら、今回も良いです!主旋律をきちんと活かした上で、ちゃんと今風になっているのが素晴らしい。それにボーカロイドを50人も使っているのに自然な歌になっている!早くフルバージョンを聴きたい。歌詞も知りたい。ムジコレ4待ちですね。イヌイヌイヌイヌイヌイヌ…。

https://twitter.com/EHAMIC/status/924215490146320384

 

♪今回(第4話)のマイベスト・ベト
今回は出番少なかったですが、大丈夫です。ベートーヴェンはキャストクレジット一番目なわけですから。


小僧になんか難しいこと言ってるベトさん。叫ぶけどね、表情が良いのです。

 

ドヴォちゃんにギョーザーを試食させる先輩。お尻のラインが()。M字開脚に慣れちゃうのがコワイ。

 

ベトの股の間からチョっちゃんにアイコンタクトできるんだもの。ベト、脚長すぎ。

 

銘菓ひ○子をギョーザーの具にしようと考えるのも、ブレなくて好きです。

 
「ドヴォ神さまへの供物はここへ。俺へのプレゼントも受け付ける!」…「俺へのプレゼント」があると思うあたり、さすが先輩♪

 

イヌになったとき。小さめのフレンチブル(?で合ってる?)なのが、カワイイがすぎます。


♪今回(第4話)のベト歌
今回は2人とも出番少なかったからね。でもさ、出ているときは必ずそばにいるんですよ。

 

ソファに腰掛ける歌苗の背後に回るベトが、ナチュラルに近すぎる問題。本人達、違和感ないんですよね?

 

歌「なに勝手に受け取ってるの?」ベ「くれるというものを貰って何が悪い?」
はいはい。夫婦喧嘩は犬も食わぬ。

 

歌苗、お高い洗剤を喜んだり勝手に貰うなと言ったり。ここ、動画で観るとわかりますが、ベトは歌苗の動きをずっと目で追ってますからね。洗濯はベトの仕事でもあるし、ね。

 

columbia.jp

鳥海浩輔さんと諏訪部順一さんのユニット、フェロ☆メン 6thシングル「オペラ」(2017/11/29発売)を全国のアニメイトで購入すると、ステキ特典があるそうですよ。ご興味のあるかたはぜひ!

今回大活躍だったショパン(CV鳥海浩輔)とドヴォルザーク(CV諏訪部順一)。中の人の良いお声を堪能できるドラマCD「月刊音楽家図鑑」をおすすめします。鳥海浩輔さんがベートーヴェン諏訪部順一さんがブラームスを演じておられます。テンションおかしい紹介記事は、以下のリンクからお進みください。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c