アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『クラシカロイド』第25話 宇宙(そら)からのアンコール 感想

※2018/10/03 画像を削除しました。

 

泣いても笑っても第1シリーズ最終回です。ここまでついてきた視聴者であれば、何が起きても受け止める覚悟はできていますね?第2シリーズの番宣も始まっていて気持ちが落ち着かない今日この頃ではありますが、最高の第1シリーズ最終回を見届けてから第2シリーズ第1話を迎えましょう。では早速本題に入ります。

第25話 宇宙(そら)からのアンコール (2017/09/24 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP

 

♪感想(レビュー)

何て言えばいいのか、もう月並みな言い方になりますが「最高」。素晴らしい作品をありがとうございます!この最終話はもう何度見たか分からないくらいヘビーローテーションしている私ですが、観るたびに「『クラシカロイド』に出会えてよかった」と再認識します。そりゃあ、いつも通りツッコミどころはあげればキリがない程ありますよ。でもそれらはすべて些細なこと。私、「作り話」でこんなに幸せな気持ちになれたのは初めてかもしれない。もちろん誰しも日々粛々とやるべきことをこなし、人生を生きている。ぶっちゃけ娯楽作品はなくても生きていける。それでも『クラシカロイド』のある人生は、無い人生よりはるかに楽しいよ。私、生きてて良かった!具体的には何も書いてない感想でスミマセン。なんかもう、色々書いてもこの気持ちを完全に表現することは不可能だなって、今開き直っています。それでも本放送からかなり時間が経った今だから、一応冷静に書いているんです。第2シリーズでは初見で感想を書くわけですからね、私一体どうなることやら…いえいえ頑張りますよ。だって私は『クラシカロイド』が大好きだから!

それにしても、第1シリーズの最終回がこれだったら第2シリーズはどうやってまとめるんだろう?と要らぬ心配をしてしまいます。いや大丈夫よね、この制作陣にかかれば想像を遙かに超えるものを見せてくれるはず。そして第3期第4期とずっと続いて欲しい。『クラシカロイド』を見続けるために、私は生きる!

以下は思ったことメモ。

  • アバンでいきなりパッド君の解説。惑星探査機ボイジャーのゴールデンレコードーコードーコードー…(セルフエコー)。教育テレビしてます。唐突の宇宙船襲来はゴールデンレコード絡みなわけですか、なるほどいいネタを持ってきましたね。
  • オープニング曲が終わったら、いつものテレビのアナウンサーが街に中継に出てる。「本当に今日は何という日でしょうか」23話からここまでたった一日での出来事だったのね。宇宙船に吸い込まれる人々。ハママツはパリやニューヨークに並ぶ国際都市。
  • 宇宙船から響吾パパが交信。「さらわれちゃったよー」って暢気だ(笑)。よく見ると屋台も出ているし、楽しそうなところだね。あのでかいのはカラオケマイクか。奏助さすが。

     

  • いきなりバッハ様。宇宙のどこかで自らの作品が聴かれていることを感じ取っていたって、天才ですか!?宇宙人が来そうだったからオクトヴァ起動を急いだの?マントが翻るのが好き。

     

  • オクトヴァを応急修理してヘリで運んできたYO!アルケー社の財力すごい。バッハが一緒にやろうって呼びかけたら、チャイコちゃんが「おら、ひとっつも聞いてねえし!」視聴者代表コメント。バッハをポカポカ叩くのもカワイイし、うわーんって泣くのもカワイイ。バッハ「おまえ達、地球はどうでもいいのか?」…たぶんみんな自分のことで精一杯なんだと思います。

     

  • 奏助が謎のやる気を出してチャリで宇宙船に向かうの巻。歌苗にわざわざ実況するあたりが律儀。パッド君は全力で止めるも、再生されたらおとなしく再生するしか無いらしい。バッハ「見よ兄弟たち。未熟なコミュニケーションの哀れな結末を…」そんな良いお声で言われましても…。
  • 奏助渾身のムジークは鐘一つでおしまい。ソレジャナイロボ。こんなに宇宙人を怒らせて、奏助ムジークの威力はジャイアンリタイサルの比じゃない。バッハ「人類は完全に誤解された」そんな良いお声で(2回目)。
  • さあ、指揮者の出番だよ。クラシカロイドたちを集合させて演説する歌苗。モツ「ピンとこない」ベト「その男の企みには乗らん」と、あくまでもバッハに協力するのはイヤという姿勢。
  • でも音羽館にひびが入って思わず涙した歌苗が「助けて下さい」って言ったら、音羽館組はあっさりOK。リッちゃん「最初から子猫ちゃんがお願いすれば良かったのに、ねえ」って、わしもそう思うけど、バッハとしては我が兄弟達には長男の自分が言うべきと思っていたのでは?
  • ラクラの二人はバッハの目力に負ける。これで全員揃ったね。歌苗「地球のついでに父のこともお願いします」が良きかな。大丈夫、バッハは頼まれなくても創造主の響吾は助けるよ。音楽用語で「アンダンテ」って返事したのが、よかったなあ。
  • さあ胸熱の八音同時ムジーク発動だ!一人ずつ「らしい」セリフ言うのも本当にうれしい。返事の顔文字は全宇宙の共通語なの?ここでのトリはバッハよね。「友よ、ようこそ地球へ」…全部は書き起こさなかったけれど、他の7人もみんな友好的なことを言っているのが良い。そして人々は宇宙船から解放されて、いい流れじゃないですか?
  • でも爆発オチだった。バッハ「間に合わせの修理ではここまでか」に7人「はあ?」と言うときの表情が好きです。しかも宇宙船は次々と音羽館上空に集合してくるし。「モウイッカイ、モウイッカイ」って言ってるし。それにしても日本語を話すのはなぜなんだろう?

     

  • さっきまで白目むいて倒れていたロイドたちが、アイキャッチが終わったら元気に音羽館の展望台にいる。奏助が自転車で帰ってきて、いいこといっぱい言う。「きっとカネ節約して、親説得してここまで聴きに来たんだ」「気合いだよ気合い!」なんかもう、さっき鐘一つの歌を歌った人物とは思えない。
  • やっぱりこの2人、ベトとモツがアンコールに協力してくれるって。モツが奏助とパッド君を変身させてくれた!ムジークってすごい。奏助もパッド君も、とっても似合っているよ。

     

  • 歌苗の「わかった、私が行くから」で、変身させてくれたのはベト!まさかの展開だったよ。タクトを持つ手がアップになる絵がイイ。ベト好みの衣装なの?カワイイよ。水面につま先が少し触れた演出がキレイ。大型ハッシーを乗りこなしているのがカッコイイよ!
  • ベト「最後に宇宙人をもてなすべきは断じてクラシカロイドではない。平凡な地球人でなければならん」。うわー鳥肌。平凡な高校生2人に花を持たせて、そのサポートに徹する姿勢は男前じゃないですか!
  • チョっちゃん「レベル1のキャラをラスボス戦に行かせる鬼プレイ」…ゲームに例えるのがうまいね。シュー「無茶だYO!」わしもそう思う。でもさ、ここはもう2人に行かせてあげたいよ。みんなでサポートすれば大丈夫だよ。
  • モツのムジーク超楽しい!この曲に乗って宇宙船まで飛んでいくのね。ベトモツはちゃんと影として寄り添ってくれてありがとう。宇宙船からのビームをよけながら飛ぶ絵が楽しい!奏助が言うように、ネット中継していれば「アクセス数稼ぎまくりじゃねー」。

     

  • モツ「ルー君突っ込むよ」ベト「いいぞヴォルフ」ここでニコイチのベトとモツが協力するのも好き。あの、突っ込んだ先の宇宙船がなんだか日本の一般的な家屋にそっくりなんですが?和式トイレまで?

     

  • さあ、いよいよアンコールに応えるよ。ベトだけじゃなく、八音全員が揃ったのがうれしい。奏でる前の静寂が効いている。ああ、ベトのムジークは第九だ!すごい、すごい…。エンディングの絵と同じカットがあったり、人型パッド君やジョリー2もいたり、カワイイ宇宙人がペンライト振ってノリノリだったり、ここの動画は本当に素晴らしい。ここはもう実際に動画を観ましょう。
  • 曲が終わったらムジークモードも解除されて、普段着の歌苗と奏助。でっかい色紙とペンが出てきたよ。「サインください」だって。勝手にささっと書いた奏助、割とお習字が上手。

     

  • 宇宙船から開放されたのはよかったけど、大気圏より外にいたなんて!それでいて落ちるのはちゃんと音羽館。歌苗はリッちゃんが抱き留めてくれたけど、奏助は誰も受け止めてくれなかったね。でもあとでチョっちゃんが心配してくれていたからヨシとしますか。

     

  • エンディングはナシで物語はプロローグに。響吾パパは今度は一体ドコにいるの!?テレビでゴールデンレコードを見たときの回想、おばあさまだけじゃなくお母さんもいるよね!

     

  • バッハ様は燃え尽き症候群から立ち直ったそう。クラクラの2人のご褒美は三弦さんだったのね。しばらくしたら研究職に戻してあげて欲しい。音羽館のロイド達は世界旅行。寂しい…ところで費用はアルケー社持ち?
  • 奏助は「趣味じゃ無い」って言っていた路上ライブをやろうとしている。成長したね!でも声を発する前にチョリスシューに見つかって歌えずじまい。やはり帰る場所は音羽館。せっかく大家さんがきれいに片付けていただろうに、散らかしちゃってまあ…。

     

  • ベトとモツも帰ってきた!いつも通りの音羽館だようれしいよ!歌苗の「出て行けー」もお約束。ああよかった。でも住人は家賃を払おうね。

     

  • そして「第2シリーズ放送決定」の告知絵が!もう本当にうれしいです。ありがとうございます!

     

♪ムジーク および ムジーク効果(私見
すべては愛から ~ブランデンブルク協奏曲より~
バッハ
アーティスト:つんく♂(Vocal:あゆべえ、針尾ありさ、久岡めるも&つんく♂クラシカロイド混声合唱団)
作詞:つんく 作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 鈴木俊介
→オクトヴァを介して上空のUFOにいる宇宙人達にムジークを届ける。バッハのムジークですが、他の7人のロイド達もムジーク発動しているので、包括するベースになっているのかも。

世界はMUSIC!!! ~魔笛より~
モーツァルト
アーティスト:tofubeats(Vocal:上花楓裏)
作詞:tofubeats 作曲:ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト 編曲:tofubeats
→変身した奏助と歌苗をUFOに送り届ける。ベトとモツは生身ではなく影(生霊?)として付き添っていましたが、これもムジーク効果に含まれる?

大宇宙音楽讃歌No.9 ~交響曲第9番より~
ベートーヴェン
アーティスト:布袋寅泰(Vocal:岸祐二
作詞:森雪之丞 作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 編曲:布袋寅泰
→地球の音楽を宇宙人たちに聴いてもらうのが一番の目的。曲が流れる間は地球上の生命体(魚とか)や自然光などが彩ったので、これらを映し出すこともムジーク効果に含まれるのかもしれません。

 

 

♪今回(第25話)のマイベスト・ベト
最初から最後まで全部ベストでは?それでも行きましょう!

 

オクトヴァでのタクトを振る動きがいちいちツボです。

 

 

この白目むいた表情は貴重。

 

 

「アンコール、か」の前の横顔、まつげがあるんですよ。

 

 

大トリがベトの第九だもんね!それだけでもじゅうぶんカッコイイのに、宇宙船に最初に現れた後ろ姿も、タクトの構えも最初に振るのも、全部が良い!


♪今回(第25話)のベト歌
最初から最後まで全部ベト歌です?それでも!

 

音羽館に帰ってきたときに、さりげなく後ろから守っている感じがしますよね。

 

 

オクトヴァに乗り込むとき、一度歌苗ちゃんのそばで立ち止まっているんですよ。「ハママツのためすなわちギョーザーのため」とか言っているけどさ、一番はやっぱり歌苗ちゃんのためなんじゃないかなと。

 

まさかの歌苗ちゃん変身シーン!自分好みの衣装を着せて、口紅まで塗ってあげて、公式でここまでやってくれるなんて夢にも思わなかったです。

 

 

そして宇宙船に飛ぶときは影としてつきそう。「ほう、強くなったな」がなんとも言えず良い。歌苗ちゃんは全然意識していなさそうなところも良い。二人が仲良しなのは嬉しいけれど、そんなに簡単にはくっついてほしくない複雑な想いもあるのです。

 

「今夜は久しぶりにおまえの具の無い味噌汁と、わが究極のギョーザーで」…はいプロポーズ。公式でここまでやってくれるなんて(2回目)。最後は安定の「出て行けー」なのが、また良い。


クラシカロイド』第1シリーズの各話感想、全25話すべて完走することができました。読者の皆様のおかげです。最後までおつきあい頂きありがとうございました。第2シリーズも引き続きよろしくお願いいたします。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c