アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ

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『わが祖国チェコの大地よ ドヴォルジャーク物語』黒沼ユリ子(著) 読みました

 

わが祖国チェコの大地よ―ドヴォルジャーク物語

わが祖国チェコの大地よ―ドヴォルジャーク物語

 

 今回は『わが祖国チェコの大地よ ドヴォルジャーク物語』を紹介します。ひのまどかさんによる音楽家の伝記シリーズにおいて、こちらのみ著者は黒沼ユリ子さん。図書館でブラームスの本と同時に借りて読みました。ドヴォルジャークブラームスと関係が深い人なので、読むなら二冊とも読むのがおすすめです。『人はみな草のごとく ブラームス物語』の紹介記事のリンクを貼っておきますね。

 

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クラシカロイド』2期追加キャラの一人(一頭?)で、早速「カバルザーク」とか呼ばれていますね。どんな扱いになるかはまったく予想できないですが、ドヴォルジャークの人生について知っておいても損は無いかなと思います。しかし、チェコ語のムジーク口上を期待したいのに、果たしてコビトカバが人間の言葉を話すの?一体どうなるんだろう…?

伝記ですのでネタバレは気にならないレベルかと思われます。しかし内容に触れる部分は念のため畳みました。続きは「続きを読む」からお進み下さい。

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『クラシカロイド』第18話 ミツルロイドとギョウナくん 感想

※2018/08/12 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

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 さて、ストーリーが進む6の倍数回です。前回のホラーはまるで無かったかのように、本筋に戻ります(※引っ張られても困るけど、私が)。何か企んでいそうな三弦の過去話が!また、仕事が出来て威厳のある大バッハ様が意外な側面を見せてくれます。そして音羽響吾博士お久しぶりです!「オクトヴァ」?「ミツルロイド」って? 新たな言葉も色々出てきて、最終回に向けてようやく動き出した?でも、あまり身構えずに気楽に見ていきましょう。『クラシカロイド』は怖くないですから!ベトモツシュの生まれたての姿を拝めますし、バッハ様のパンチラ(?)もありますよ。

第18話 ミツルロイドとギョウナくん (2017/08/06 再放送
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
今回のテーマ「ミツルロイド」。「ホーメーテー」は奏助ロボの気持ちであると同時に、三弦の心の叫びでもあるというね。少し過去の掘り下げがありましたが、真面目な人なんですよ、きっと。「天才」と呼ばれて一途に頑張ってきた彼女が、響吾に出会って面食らうのは当然でしょう。マイペースでおよそ才能があるようには見えない彼が(失礼)、クラシカロイド(ほぼ人間と同じ)をいともたやすく作ってしまったのは納得いかないと思います。むしろ腹立たしいくらいでは。しかも尊敬するバッハ様は響吾を慕っている。響吾を超えたい、自分が何とかしてクラシカロイド的なモノを作りたいと頑張る三弦は健気。でも「ミツルロイド」はどう見ても機械だし…。そこに越えられない壁がある。切ないなあ。

もう一つのテーマ、「実はバッハはドジっ子だった」の衝撃。あんな隙がなさそうな人が、服破いて着ぐるみ着て子供に襲われ逃げる、ってこれもファンサービス?今回は油断するとシリアスになってしまう回だったので、程よく笑いを入れてくれてよかったです。バッハがドジっ子なのは伏線なのかもしれないけれど。

以下は思ったことメモ。

  • 社の屋上で空を仰ぐバッハ。アバンはこれだけ?珍しく短い。
  • 怪しげなBGMと例の装置「オクトヴァ」。何かやろうとしているのはわかった、けど何を?
  • バッハが響吾の名前を出したのと、潜伏先の情報が入ってきたときの三弦の表情が険しい。あまり良い印象はないのね。

     

  • 三弦の過去の掘り下げ。学生時代から超優秀だったらしい。アルケー社の面接では履歴書が!三弦は苗字っす。名前は亜紀楽っす。

     

  • 音羽博士との出会い。初対面でカップ麺の時間を計らせられるって、ねえ。博士「人間を作ってみようかと思うんだ」って、さらっとタブーに触れることを言いますね。学会に発表しないのは「面倒だから」、むむ。でも本物の天才はこんなものなのかも。
  • お忍びで街の音を探るバッハ。今度はバッハの回想。インキュベーターで眠るベトモツシュの横顔が好き。バッハはネットでエゴサしとる。ひたすら響吾だけが喋って、バッハは無言なのが気になる。

     

  • 奏助の曲にパッド君が厳しい。「神様も忙しいんですよ」なるほどね。それにしても、公園にタコの遊具があるのは「オクトヴァ」と関係あるの?
  • わー、奏助が拉致されてワゴン車で変な場所に連れて行かれちゃった。奏助「急すぎてついていけねーぞ」うん。視聴者もそう思っている。三弦「才能もセンスも謙虚な心すらない素人以下のド度素人」って、なかなかひどい。
  • 学園祭での伝説の奏助ムジーク再び。人形が動き出した。「スゲエイイキョク」んん?でも成功なんだね。
  • バッハ様も公園で作曲中。いかん、ペンキ塗りたてだ!無理矢理立ち上がったら背中とお尻が/// それにしても、上半身は上着とシャツの2枚が破れたのに、体重がかかる下半身はズボンだけ破れてパンツが無事なのはなぜ?

     

  • ギョウナ君の着ぐるみ、奪ったの?それとも交渉して借りたの?長身のバッハでも着られる設計でよかった。
  • どう見ても機械でしょミツルロイド。でも奏助本人として受け入れられちゃった。シューさん手に武器を持っているのが気になるよ。それにしても、天才共は高校生をパシリとしてこき使うんだ。おごりが当たり前なのもモニョる。

     

  • 歌苗まで気付かないの?あと音羽館の洗濯物はタオルしかないの?
  • パッド君の正直な指摘に落ち込む奏助。そこに突然響吾が現れてビックリ。響吾「歌苗は元気かい?」奏助「元気ですよ。毎日怒ってます」響吾「そりゃよかった」。「よかった」で片付けちゃったよ。もう少し気にしてあげてよ実の娘でしょ?

     

  • 着ぐるみに容赦ない子供達に襲われ、ギョウナくん(中身はバッハ)大ピンチ!何とか隠れたら今度はモツに見つかった!悪い予感しかしない(笑)。でも隠す布を被せて一緒に歩いてくれて、助かったね。「約束だよ」のモツの小指で、またバッハの回想に。

     

  • 「八音」は第12話で少し出てきた。バッハは何か成し遂げたくて響吾に強力を仰いだのに、響吾に裏切られた形で別れちゃったのね…。ここで第6話の目覚めたベトモツにつながった。でも待って!シューが目覚めかけているのに、置いて行っちゃったよ。これが第4話につながるのか…。

     

  • 音羽館では奏助ロボが家事をテキパキ片付けて喜ばれている。でも一度コケたら容赦なく責めるのはどうかと思うよ。「ホーメーテー」と暴走開始。舞台はハママツの街へ。
  • クラシカロイドたちが製造されたインキュベーターの裏にヘソクリを隠していた響吾。たった千円を手に入れるために潜入したの?しかも一週間は食いつなげるって、何を食べるんだろう。
  • 三弦と遭遇。響吾との会話がかみ合っていない。これ、響吾がアルケー社で働いていた時もおそらくそうだったんだろうな。三弦はあくまで真面目に正面から話すけど、響吾はのらりくらりとかわす。自分が重要だと思わないことは「面倒」なのかも。

     

  • 奏助ロボが暴走するハママツの街。「子供をいじめんなよ!」でムジーク発動するモツはステキよ。早速みかんゾンビマーチを活用している。
  • ベトはこんなときはペンギンたちを召喚する「皇帝」で。ボナパルトがお行儀良く出番を待っているのがカワイイ。

     

  • ジークが「ちゃんとしている」のは「たまたま」で片付けちゃうのが、クラシカロイドクオリティ。
  • ベトモツの連係プレイでも抑えきれなかった奏助ロボ。ついにバッハのムジーク登場!一撃必殺ですね。あっという間に何もかも無効化しちゃった。
  • 本物の奏助が音羽館組と合流して、奏助ロボは三弦に回収されて、バッハは歌苗をこっそり見ている。本放送のときは、この後どうなっちゃうのかハラハラしましたよ。
  • バッハ様、おパンツ丸見えで歩いてアルケー社に戻るの?写真撮られてますよ、ネットで晒されちゃうよ。ムジークモードのまま戻るという選択肢はなかったの?偉大なる音楽の父バッハ様のおパンツは青色、覚えた!

     

  • エンディング。よく見ると画面下の方でギョウナくんが歩いているし、ベトモツバハもビルの上にいる!毎回凝ってますね。

     

♪ムジー
魔力のアリア
  アーティスト:つんく♂(Vocal:大橋ヒカル Rap:U.M.E.D.Y.)
  作詞:つんく 作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ 編曲:つんく♂クラシカロイド楽団 with 大久保薫

♪ムジーク効果(私見
他のクラシカロイドおよびミツルロイドのムジーク効果を無効化。クラシカロイドはムジークモード解除まで、ミツルロイドは機能停止まで。強力です。効果は「鼻から牛乳」と似ているかもしれません。

 


♪今回(第18話)のマイベスト・ベト

両目を閉じて考え事をしていた場面からの、この片目だけ開くウィンクの表情が良いです。

 

爆音に耳を塞ぐ。これ、「聞こえている」んだって改めて思うわけです。

 

ジーク発動して高い場所に移動、「カン」と着地の靴音が好きです。

♪今回(第18話)のベト歌
気付いたらいつも隣にいる二人なんですよ。そんなシーンをずらっと。

 

洗濯はベト得意だもんね。

 

ベトのこと見守る歌苗のまなざしが優しい。

 

ブキギレ歌苗をそっと見守るベト。

 

街に出てからも必ず隣に。

 

ジーク終わってからも、当たり前のように隣に戻ってきます。

クラシカロイド Original Sound Track

クラシカロイド Original Sound Track

 

奏助は少しずつ作曲がうまくなっている?4話11話18話のDTMの曲は全てサントラに収録されています。音楽担当の浜渦さんのコメントも必読です。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

『人はみな草のごとく ブラームス物語』ひのまどか(著) 読みました

 

ブラームス―人はみな草のごとく (作曲家の物語シリーズ (7))

ブラームス―人はみな草のごとく (作曲家の物語シリーズ (7))

 

 ひのまどかさんによる音楽家の伝記シリーズの中から今回は『人はみな草のごとく ブラームス物語』を紹介します。こちらも図書館で見つけた本で、実はシューベルトの本と同時に借りて一度読んでいました。今回改めて読み直した上で紹介文を書いています。『孤独な放浪者 シューベルト物語』の紹介記事のリンクも貼っておきますね。

nyaon-c.hatenablog.com
また、こちらも過去記事ですが、伝記マンガの感想記事もリンク貼ります。8巻分のレビューをまとめて一つの記事にしていますので分量が多いです。ブラームスは後ろから2番目、すぐ手前のシューマンもあわせてどうぞ。

nyaon-c.hatenablog.com

なぜ今ブラームス?『クラシカロイド』2期の追加キャラはワーグナードヴォルザークでしょ?はい、そうなんです。2期追加キャラではないので、記事にするのは見送ろうかとも思ったのですがせっかくなので書くことにしました。しかしブラームスはバッハ、ベートーヴェンと並ぶドイツ三大Bであり、ワーグナードヴォルザークとも縁のある人物なんですよ。ですので、たとえ『クラシカロイド』に今後ブラームスが登場しないとしても(個人的にはぜひ出てきて欲しいですが)、知っておいて損はないと思われます。いえ今後出てきますよきっと!(※往生際が悪い!

なお、ひのまどかさんの伝記シリーズにはワーグナードヴォルジャーク(こちらのみ著者は黒沼ユリ子さん)もあるので、それらもいずれ読む予定です。ベートーヴェンは既に読みました(※記事はそのうちに)。

それにしても、ひのまどかさんは音楽家の伝記を本当にたくさん書かれていますね。私が読んだのはほんの数冊ですが、すでにこのシリーズのファンになっています。丁寧な取材をもとにしてありますし、読み物としてもとても面白いんですよ。資料写真も大変充実しています。少し古い記事ですが新聞記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。約30年で20巻!

www.asahi.com

伝記ですのでネタバレは気にならないレベルかと思われます。しかし内容に触れる部分は念のため畳みました。続きは「続きを読む」からお進み下さい。

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『クラシカロイド』第17話 みかん!みかん!焼きみかん?! 感想

※2018/08/05 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

  

nyaon-c.hatenablog.com

 

さて、今回は夏にぴったりのホラー回です。でも安心して下さい、コメディ作品なので基本的には笑えるし楽しいんですよ(たぶん)。ただ、コワイのダメなかたは、無理しないでお休みしましょう。一話完結型ですし、一つぐらい飛ばしたって大きな問題はありませんから、ね。ムジークを聴きたい場合は、CDか音楽配信で楽しむというテもありますし。

第17話 みかん!みかん!焼きみかん?! (2017/07/30 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
リード文が短すぎ?いえね、何を隠そう私自身がコワイのダメな人です。だってEテレの夕方に放送される子供番組にしては難易度高すぎでしょー。この第17話は第13話「ます」と並んで人気がある回というのは百も承知しております。そして我が家では上の子が好きな回なので、録画再生するのを横目で何度か観て慣れてはきました。でも自ら進んで観ることはないです。そのレベルで感想書くので、今回はいつもと様子が違うかもしれません。あしからずご了承ください。
ハママツ(静岡?)名産品ミカンはいずれは取り上げるだろうなとは思っていました。それにしたって、こんなホラーにしちゃうとは、さすがクラシカロイド・クオリティ。でも以前ロイド達の生みの親である響吾パパが「普通の人間と変わらないよ」って言ってたじゃないですか!普通の人間なら焼きミカンの皮を食べてこんなふうにはならないと思います!ミカンの皮を乾燥させれば漢方薬=陳皮?新陳代謝に役立ちそうではありますよね。首がもげて花が咲く程の効果があるかはわかりませんが。

以下は思ったことメモ。

  • 一人行進モツがカワイイ。庭の木のミカンをちょっと食べて「うまうま」言ってるのもかわいい。見ているハッシーがコワイ。

     

  • NHKきょうの料理」っぽいテレビ番組。1個40Kcalって細かい。アナウンサーも後藤さんっぽい?実は甘党の後藤さんファンですよ私(※関係ないですね)。焼いたミカンを皮ごと丸かじり?!
  • fromチョピンさんのメール「歌苗倒れる。瀕死!!」に自転車飛ばして音羽館に向かう奏助はイイ奴。枕元で「死ぬな!」って本気で泣いているし、実の親兄弟よりも肉親らしいよ。
  • それに比べてロイド達ときたら、自分の食事や家事の心配をしとる。うん、私も家庭のこと切り盛りする身分だからわかるよ。病人のお母さんを心配するより先に自分たちのことを心配するんだよ、男どもは。歌苗がただの風邪なのに尋常じゃないやつれ方をしているのは、音羽館の住人のせい。
  • 奏助の説明に「焼きみかん?」4人(モツシューベトチョ)が男声合唱で美しくハモったね。

     

  • 自分の帽子をカゴ代わりにしてミカンを集めるモツがカワイイ。歌苗にハグされるのを想像してフヒヒってなるのもかわいい。見ているハッシーがコワイ。

     

  • 焼きみかん食レポ、あざます!病人・歌苗「さつまいもみたいな優しい味」、ニート代表・ベト「まさに知恵と工夫と愛のハーモニー」。「愛」がリッちゃんの台詞じゃなかったのが意外。チョっちゃんは皮は食べない人だろうなというのはわかる。

     

  • 湯気で何も見えないシャワーシーン。鼻歌歌っているのは歌苗かな?少し体調が良くなって軽くシャワーを浴びたとか?曲は何なのか気になるよ。
  • 台所で食器の片付けをするシューの首に「当番」の札が!これって首に提げなくても普通に持っていればいいのでは?でも似合っているからOK。

     

  • わー、廊下でベトが倒れた!先輩に膝枕しちゃったねシューさん(はあと)。わ、先輩の顔を覆い被せるように倒れちゃ窒息しちゃうよ?ハッシーがコワイよー。
  • ハッシーと会話できちゃうチョっちゃんすごい。みかんのたたりって、怖いよママン…。
  • オーメン!ってお祓いを始めちゃうモツと巻き込まれたチョ。モツの痛めつけ方が容赦ないというか、もはやこれはお祓いではないのでは?「ありをりはべりいまそかり」って古文の授業で聞いた気がするけど、効果の程は?

     

  • 耳なし芳一?顔一面にお経を書いたね。耳を忘れてますよ!わ、リストさんまで具合が悪くなっちゃった。モツを一人で残したらロクなことしないな。顔に落書きして遊びだした。ベト「これも運命だ」って…。

     

  • あーもうコワい。BGMまで怖すぎる。奏助が戻ったらベトシュの顔がミカンになってる。落書きで笑えるよう演出されているけど、首がゴロンと落ちたらもう無理!追い打ちで花が咲くとか無理、絶対無理(むり)。

     

  • こんなミカン星人に追いかけられたら逃げるよね。廊下で会ったリストまでミカン首が落ちて花が咲き「愛よ!」なんて、もうどうすれば…。
  • 一人おいてけぼりになった奏助が不憫。ゾンビたちはうちわ太鼓が欲しかっただけ?この太鼓の音がまた恐ろしげなんですが。「うんめーい」「せーんぱい」「あいよー」って、らしいセリフだけどコワイよー。
  • もう嫌だ…。顔を踏みつけたらベトゾンビの口からなにやら液体が吐き出した。ぎゃああぁぁー!オレンジジュースだからっておいしそうに飲むモツが信じられない。
  • 今回はひきこもりのチョっちゃんが本当に良く頑張っている。「鬼さんこちら、手の鳴る方へ!」とゾンビたちをおびき出すんだけど、足が速くてもうコワー!団子になってもリビングまで出てきてエライよ…。
  • まてまてまて。モツなぜ火炎放射器で焼く(物理)判断になるの?ついさっきまで仲良くしていた同居人じゃないですか。「危ないよ、どいて!」はチョっちゃんとパッドくんに対して言ってる?

     

  • 幸か不幸か(?)管が詰まっていて不発。リビングはひどいことになったけど、みんな無事でよかったね。そしてトルコ行進曲を「思い出したー!」
  • モツとゾンビ3体のダンスがキレッキレ。でも熟睡している歌苗に「キミの唇は禁断の果実。早くその味を確かめたい」と低い声でささやくモツがひそかにコワイ。
  • ジークは「楽しかった」けど、問題解決にはならなかった件。ターゲットはなぜかパッド君に。機械なのに恐怖心があるあたり優れたAIなんでしょうが、こんな時はお気の毒。
  • 恐怖の一夜は長かったけど、やっと明るい朝がきた♪しかもゾンビだった皆さんはお肌がとぅるっとぅるっのぷるっぷるになってよかったね。新陳代謝?「うん、意味わかんない」by奏助
  • 館はボロッボロになったけど、歌苗は体調が回復してよかったね。一件落着のはずが、モツの頭がパイナップルに!そして振り出しに戻るの巻。それにしても、みかんとパイナップルが同時に実る音羽館の庭はすごい。


♪ムジー
みかんゾンビマーチ ~トルコ行進曲より~
  アーティスト:tofubeats(Vocal:天月)
  作詞:tofubeats 作曲:ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト 編曲:tofubeats

♪ムジーク効果(私見
人々(ゾンビ?)を曲に合わせて踊らせる肉体への作用。ただし、次回では車も動かしているので、対象は生命体とは限らないようです。
それにしても、脚本を渡されて「トルコ行進曲をス○ラーっぽいアレンジで」とオーダーされたムジークPには心底同情いたします。結果、誰も聴いたことの無いトルコ行進曲に仕上げた仕事ぶりはお見事です。※偉そうにスミマセン。

 


♪今回(第17話)のマイベスト・ベト
あんまりじっくり選んでないんですが(画面を凝視できませぬ!)、今回は勘弁してやってください。

 

チョっちゃんの頭の上に乗っているお尻!

 

ダンスでのこのポーズ!でもお顔はミカンの花なんですよ。

♪今回(第17話)のベト歌

 

ベト「何としても早く治ってもらわねば」
ご飯や掃除のことを言わなかったベト、きっと歌苗の体調を心配していたのよね?うむ、我ながら曲解しとる。

 

歌「ベートー」ベ「お、俺じゃ無い。ヴォルフだ。」
歌苗ちゃん、すぐにベトの名前が出るあたり、愛だわー。そして、ママに怒られそうで必死に弁明する子供のようなベトさんがまた良いです。どんな表情だったのかが気になります。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

『クラシカロイド』第16話 働け!ベト モツ 感想

※2018/07/29 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

 

待っていましたコスプレ回(?)。全部で25話もあるんだもの、一度くらいはこんな回があるって信じてましたよ。いつも同じ服で舞台もほぼ音羽館のみだから、たまには広い世界に出て色んな経験をして欲しいなって思っていたのは私だけじゃないはず。願いを叶えてくださりありがとうございます公式様!そして今回、主役ベトモツはもちろんのこと、チョっちゃんとリッちゃんも意外な側面を見せてくれるから油断できません。本編のストーリーはちっとも進まないし時系列はおかしいけど、それがどうした。いつもサプライズ(ぶっとんでいるだけ?)を用意してくれるクラシカロイド、大好きです!

第16話 働け!ベト モツ (2017/07/23 再放送)
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
まだ家賃を払っていなかったのねベトとモツ…。やっと働く気になったきっかけは「マーレオポン」って、マー!それにしても、この二人ならストリートライブをやれば儲かるのでは?それこそお風呂場のリフォームだけじゃなくて音羽館をまるごと再建できるでしょ?とまあ誰でも思いつくツッコミはこの際忘れて、初めての労働にアタフタする二人を見て癒やされましょう。何と言っても生まれた時からずっとニコイチだったベトとモツが、おそらく今までで一番仲良しなのですよ今回。見ているだけで頬が緩みますよね。あ、ごめんなさい私はBLがよくわからない人です(※嫌悪はしてません念のため)。きっとそんな需要はあるんだろうなと思いつつ、仲良しの二人が楽しそうであれば、私はシンプルに嬉しい。

しかし、実にたくさんの職業を経験しましたねベトモツ。しかも贅沢にワンカットだけの絵がいっぱい出てきて、あー全部紙媒体で欲しいよって思いました。何の仕事を取り上げるかとか、その時の服装はどうだとか、きっと制作会議で話し合うんですよね。おそらく尺の都合で没ネタもあるんでしょ?もったいないからラフ案でそれらも全部見せて欲しいです。そして二期でまたバイトネタやってくださいよお願いします。そのときは、お給料は絶対お家賃にしてね。

以下は思ったことメモ。

  • 請求書の30万円って、一体何ヶ月分の家賃なんだろう?単に部屋代だけじゃなくて食費や水道光熱費もあるはずだし、気になる。

     

  • お風呂のリフォームを夢見る歌苗が泣ける。「年間1500円、いや2000円くらいいっちゃうかも!」光熱費は塵も積もれば山となる、よね。そして唐突に「マーレオポン」?逃げ出したベトモツも「マーレオポンのために」働く気になってるし。そこは歌苗のためって言って欲しい。
  • 一番初めにアルケー社にいくあたり、頭いいのかそうじゃないのかわからんよ。えっと三弦はロイド達を回収したかったのでは?「間に合ってるっす」って、追い返すのはバッハ様の指示?「うちなんかよりもっといい職場があるっすよ」とは?ベトモツもうれしそうだし、いいか。
  • わー「ハヤマ」音楽教室よ!ヤ○ハさんは確かハママツが本拠地。モツが試しに弾いた「おーっぱいー」の曲は、JAS○ACさんに使用料請求されたりしないオリジナル?ピアノの音程が乱れているのをベトは「調律師を呼べ!」で、モツは「個性の範囲」って捉えるのね。大の大人が子供のケンカを展開。噛みついちゃいかんよベト。

     

  • 柔和そうな音楽教室の室長が「人間性がちょっと」のパワーフレーズで断るのがすごい。でも彼らはベートーヴェンモーツァルトですよ。人間性はともかく、ピアノ教わりたいよ。
  • うすうす気付いてはいたけれど「人間性について考えることはなかった」のね、ベト。「面白くてラクチンでたくさんお金が貰える」ってモツ!そんな仕事があれば私が知りたいよ。偶然通りかかった奏助、「マー!」に「マー!」で応戦するいいやつ。

     

  • コンビニにバイト情報誌を見に来たベトモツ。電話かける小銭もないらしく、店長を困らせとる。それに狙っている仕事はきっとあやしいお仕事よ。でもコンビニで雇ってもらえてよかったね。名札の名前のカタカナが長杉。

     

     

  • 先輩バイトのガングロギャルに正座説教される楽聖二名。こんなギャルは最近見ない気がするけど、中身はおじさんたちより常識人。ベトモツは自分が焦がしたカラアゲを食べながら、やはり目的は「マーレオポンのために」!

     

  • ベトモツ二人で手を出して、今日のお給料を「くーださい」ってハモるのがかわいい。お給料が安いからって、一日で「さよなら」はどうかと思うよ。
  • 道路工事にホストに新聞配達にビルの窓清掃…。色々やったのね。どうやらどれも長続きしなかったようだけど。ところで、ベトモツがバイトしているホストクラブはどこにありますか?私、通うから。貢ぐからシャンパンタワー買うから!

     

  • えー!カタギを捨てて893になっちゃったの!?似合っているのがまた。飾ってあるお習字の無自以苦って、夜露死苦みたいじゃないか。本職の皆様の攻撃準備が剣玉とかで、なんかほほえましいんですが。反撃がムジークって反則だよ(笑)。

     

  • 「我らの目的は金ではなく、マーレオポン!」ジャケットを脱いだベトの腕も気になるけど、893事務所にパトカーが来ているのが気になって仕方が無いよ。

     

  • Bパートはいきなりショパンの語り(落ち着いた声がステキ)で始まったのに、いきなり「ナーウ!」って超テンション高いチョっちゃんェ…。「フリーダーム、フォッフォー!」じゃないよ、一体何があったの?リッちゃんの「外籠もり」って説明もイマイチ飲み込めないけど、納得するしか無い。

     

  • シューが先輩ロスで落ち込んでおられる。彼も家賃未払いよね?歌苗「そういえば最近ベトもモツも見ないわね」って、割と長期間なのにそんなものなの?
  • マーレオポンに食いついたリッちゃん(語弊)。「ウラッ!ウラッ!」って自分で石を彫るところが芸術家たるゆえん。一回目でできちゃったやつ、上手だったのに「愛が足りない」って空手チョップで破壊しちゃう姐さんっょぃ。

     

  • カテキン混声合唱の中でノビノビしているチョっちゃん。同居人になかなか辛辣だわ。「精神的にも物理的にも距離が近すぎるお化粧オバケ」って、親友(リスト)をそんなふうに言うんじゃないよ…。「頑固で理屈っぽいモジャ毛野郎」「ロン毛下ネタKY男」って、ちょうどベトモツをdisっているときにご本人登場あるある。老夫婦みたいよベトモツ。
  • すっかりベン蔵とアル吉になって、過去のことを忘れちゃっているベトモツ。チョっちゃん「外籠もりウォーカー・ショウペンさあー」と最初のうちは誤魔化していたのに、不安になったのか「ショパンだよ思い出してよ!」って名乗っちゃった。
  • バス停のベンチで休憩する3人がイイ。そのバスを見送ったら次のバスは2時間後とかじゃないのチョっちゃん?ベトは「色々あったのだ」としか言わないのに、モツが話を盛ってくれる。え?交通整理にヒーローショーに西部劇(?)にスペースデブリ回収…。

     

     

  • モツがホラ話を展開してくれて楽しい。巨大なワシにさらわれ、冒険の旅で次々と迫り来るピンチ、そして出会いと別れ(なぜに船旅?)。雨の中で二人が殴り合った末に抱擁する図だけでもすごいのに、なぜに金ピカのバッハが敵として現れるの!?

     

  • ゆっくりお茶を飲むチョっちゃん。こんな展開には慣れてるのね。バイト先のおばあさんがおにぎりのお昼ご飯を持ってきてくれたとき、「ほらお友達も」って言ってくれたのが地味に良い。
  • ベト「マー」モツ「マー」チョ「まーっちゃ」。あーあ、マーレオポンがまーっちゃになっちゃったよ。本人達が納得しているならそれでいいか。「過去は捨てる」と言いながら、「ま、飽きたら帰るかもしれないけど」って言うのがモツらしい。
  • 動画の実況で音羽館と大家を散々disったチョっちゃん。歌苗に追求されたのに「なんのことかわからない」と言い切る図太さ。この人はあれですね、仮に浮気の証拠を押さえられてもシラを切るタイプの人ですよね。電光石火でシューが飛び出して行ったし、住人の減った音羽館のソファはハッシーの寝床になっておる。

     

  • エルニーニョの影響でお茶の新芽の育ちが悪いことを聞いたベトモツ。ベトが「田園」ムジーク発動で促成栽培しちゃった。「田園」の正しい使用例。忙しくなった茶畑で額に汗して働く二人、ステキよ。
  • 「骨をうずめる」つもりだったのに、期間限定バイトはシーズンが終わるとお払い箱。やはり帰る場所は音羽館なのね。あんなに働いたのに、お給料が残っていないってどゆこと!?一体何に使ったの…。
  • あ、あのう。リスト作のマーレオポンにモザイク処理がされているのはナゼ?夕方のEテレの子供向けアニメですよ。JKに「無理!こんな大きいの絶対入らない!」って言わせてるし。

     

  • 先輩が見つからないシューはあのベンチで泣いておる。フォローしているのはコンビニバイトの黒ギャル子ちゃんじゃないですか!「大人じゃん?」が口癖なのね。若いのにしっかりしてる。

     

  • エンディングは大好きノクターン。茶葉が舞う中、車窓からの風景が動くさまや、チョやシューが横切るのとかイイなあ。

♪ムジー
※新規はナシ。

♪今回(第16話)のマイベスト・ベト
今回コスプレ回で職業衣装を全部選びたいところですが、上でたくさんあげたのでここではあえて何も着ていない絵にしましょうね。

 

温泉最高です!二人の体格差がまたイイ。第6話で"Hello World!"の生まれたての裸は拝んだけれど、温泉でリラックスしている表情は嬉しいなあ。でも欲を言えば、映す時間が一瞬すぎやしませんか?もう少し、こう、湯に出たり入ったりするところとか、時間をかけてじっくりとお願いしますよ! ※私は決して欲求不満女ではありません。

 

あ、でもこの眉間にしわ寄せた表情も好きです。「そこのところは譲歩できぬ」うんうん。

 

ジーク衣装、後ろ姿のこの背中!夜空に黒が映えて美しい!
結局「ベスト」な一枚には絞れない私…。

♪今回(第16話)のベト歌
今回はベトモツの回だし、シューの先輩への片思いもあるからお腹いっぱい?それでもベト歌は公式ですから!

 

ベト「一桁減らすというのはどうか?」随分強気な交渉だなオイ。歌苗「そんな事言うなら一桁増やすって考えもあるでしょ!」全然負けてないよ。二人のあうんの呼吸が既に夫婦。

 

「歌苗よりおそろしい小娘が存在するとは」。
ベトが「歌苗」って言ったよ!本人には「小娘」ってしか言えないのに、彼の中では大家さんは「歌苗」なんだよ!早く本人に面と向かって名前呼びしてあげてください、お願いします。

 

「捨てたがまた拾った」。
うん。帰る場所はやっぱり歌苗のところよね。わかっていました。

るるぶ浜松 浜名湖 三河'18 (国内シリーズ)

るるぶ浜松 浜名湖 三河'18 (国内シリーズ)

 

いつかハママツに聖地巡礼しに行きたいって思っていますが、もう少し広げて静岡の茶畑がある場所にも行ってみましょうかね。まーっちゃバラダイスをこの目で確かめてみたいし、ネイティブのかたによるリアル「だら」も聞いてみたいです。

※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

『クラシカロイド』第15話 地獄の学園祭 感想

※2018/07/22 画像を削除しました。なお、この記事を約1年後に見直した「振り返りレビュー」もあわせてお読み下さい。以下のリンクからどうぞ。

 

nyaon-c.hatenablog.com

何はともあれ「学園祭」って良いよね。青春!なんかそれだけでおばさんはうれしい。メインキャラクターに高校生が二人もいる以上、文化祭的なことはどこかでやってくれると期待していました。「あの奏助」が本気出す!?しかし「地獄の」って?一抹の不安を感じつつ、今回も気楽に観ていきましょう。大丈夫、あの第11話の家事回を担当した脚本家さんですから。きっと楽しいよ。少なくとも悪いようにはしないはず!

第15話 地獄の学園祭 (2017/07/16 再放送
あらすじは公式サイトでご確認下さい。

ストーリー | アニメ「クラシカロイド」HP


♪感想(レビュー)
何度かお話していますが、第1話でいったん離れた後に私が再び視聴開始したのがこの第15話なんです。良いお話で復帰できました。ぶっ飛んだ展開が多い『クラシカロイド』の中で、今回は比較的初心者向けかなと思います。一般人の高校生(奏助)がメインしかも舞台が学校なので、コアな視聴者層(Eテレを観る子供達とその親)が感情移入しやすい。またムジークがないこともあり、今回どの場面も実際にあってもおかしくない、すなわち「ついていけない」展開はない。あとは若者へのまなざしが優しいなと個人的には感じました。オチはまあアレですけれど、「挫折した平凡な男子高校生が、自分の力で目標を達成する」ってステキよ。世の中は天才ではない人がほとんどなわけで、凡人が何も出来ないなんてカナシイもの。頑張ったね、奏助。

そして、天才音楽家たち。初めて訪れた学校であっという間に人気者になってしまう魅力がある上に、当たり前とはいえ即興セッションで素晴らしい演奏を聴かせてくれる彼らはやはり天才。平凡な高校生と比べては酷だと思うくらいに。ただ、どうなんでしょうね。常に周りの期待に応えていかなくてはならない生き方は、それはそれで険しい道なのかも(※「天才」の気持ちは私にはわからんよ)。例えば物心つく前から神童と呼ばれたモーツァルトは、もちろん天賦の才はあったのでしょうが本人も相当努力してきたはず。だからこそ奏助へのアドバイスは説得力があるわけで。才能の有無はともかく、努力って大事。うん。今回はちゃんと「教育番組」をしていた気がします。

以下は思ったことメモ。

  • ビジュアル系の皆さんがバンドやるからってちやほやされている図。うらやましいよね、奏助。自分だってモテたいよね。しかし、曲ないのに「バンドやる」って宣言しちゃったよ。さっといなくなる周りが冷たい。もしかして奏助は「口だけ番長」の前科あり?
  • でも奏助、天才音楽家たちとバンド組むなんて他力本願だよ。とはいえ土下座までしているにもかかわらず、みんな「人生ゲーム」に夢中で話を聞いてないし。歌苗の「少しは家事も手伝ってもらえません?」もスルーだったから、別に奏助だから無視したわけではないのよね、きっと。
  • それにしても人生ゲームが面白すぎ。おいしい史実ネタを色々とありがとうございます。結婚できないことにあせるベト。リストは子供が生まれたのね。ショパンは大失恋に落ち込みすぎでしょ。しかし、食事中のダイニングテーブルに持ち込むのはやめよう。お行儀が悪いですよ。しかもそのボードはさっきは土足の床に置いていたし。
  • 歌苗、ゲームなのに10億円が手に入って大喜び(なんか哀しみ…)。外は暗くなって食事が済んだ時間にもかかわらず、自宅に戻らず制服のママでお願いを続けていた奏助が哀れ。やっとバンドの話になったよ。
  • モツの「ギレドル」発言。前回第14話からひっぱる。でも歌苗の逆鱗に触れちゃってゲームのコマを投げられちゃったよ。モツは「モテる」に反応。男が女にモテたいのは天才も凡人も変わらないみたい。

     

  • モツくんのコスプレだよ!魔法使いも女装もうなぎもイカス。女子高校生(JK)たちの黄色い声援を受けるモツは女の子にモテているんじゃ?ひょっとしてベトのバラ柄エプロンも、コスプレかもしれぬ。

     

  • 出ました。久々の正座説教!大の大人の口答えに微動だにしない歌苗っょぃ。リッちゃんは恋に悩む女子と、チョっちゃんはノリについていけない男子と、「ひしっひしっ」と抱き合う。それぞれが自分の得意分野を活かしているね。
  • それにしても、学校にいる許可が出たロイド達のうれしそうな顔ときたら。普段よっぽどヒマなんでしょ?少しはバイトなりしてお家賃を入れてはいかがでしょう?

     

  • シューさんは運営委員たちのもめ事をスマートに諫める。で、校長教頭にまでお墨付きを頂けて、もうコワイものなしだ。早く辞めたかった教師経験だって無駄じゃ無かったよね、シュー先生。

     

  • すっかり校内の人気者になったロイド達。「ショパン兄さーん」のみんながみんなミカン箱を被っているのがなんかすごい。

     

  • 5人の人気に便乗する形になったけれど、ようやくバンドやることが公に受け入れられた奏助。でももう後には引けないよ。
  • 曲作りを始めたものの、サボってばかりの奏助。なかなかやる気は出ないよね、うん。わかるけどさ、自分で決めた以上はやらなきゃ。時々見に来る歌苗が、息子の勉強チェックするママンみたい。

     

  • 夕方の音楽室。みんなきちんとスリッパ履いている図がなんというか。そして奏助の曲、ダンボール箱が崩れたり風船が割れたり校長が腹痛を起こしたりという奇怪現象が起きるという。これはこれで才能なのでは?

     

  • 心の中での会話。「しょ、正直な意見ですって。誰か言ってあげて」ってリストだけがまともなコミュニケーションを図ろうと努力している。ベト「今夜は鍋がいいな」「そうだキムチ鍋はどうだろう?」逃避しないの(笑)。シューは先輩に合わせるし、ショパンは寝たふりとは卑怯な(笑)。

     

  • 沈黙を破ったモツ「何この曲、ひどすぎ。とても聞いていられないんだけど」「ちゃんと勉強した?」「それとこの曲、何かのまねしたでしょ?」。ぐう正論。いちいちごもっともなんですが、プリーズ・デリカシー!

     

  • これはさすがにへこむよね。音楽室を出て行こうとした奏助に追い打ちをかけたのが、天才達の即興セッション。モツのウィンクがカワイイよ。この演奏はとてもよかったなあ。演奏終わってからも大勢の生徒達が寄ってくるし。

     

  • 奏助、ついに飛び出していなくなってしまう。関係ないけど音楽室の壁には音楽家肖像画が並んでいたね。遠目でよく見えないけど誰かな?

     

  • 奏助の気持ちに寄り添うパッド君がやさしい。機械なのに。誰も言ってくれない「今年はあきらめましょう」とも。でも逃げなかった奏助エライ。

     

  • 探しに行くのを渋っていたモツが、奏助の本気出した態度を見てニッと笑うのが良い。なんだかんだで奏助のことを応援しているのよね。

     

  • 「元クラクラ」のチャイコちゃん、学園祭で焼き芋売ってるよ。三弦の小脇に抱えられ回収。「んだコラ(オヤジモード)」と「みなさーん、いたいけな少女がさらわれようとするっぺー(美少女モード)」の声色が違う。でもチャイコちゃんはおそらく有名人よね?誰も寄ってこないのはナゼ?

     

  • ベトシューにショパンそしてハッシーも焼きそばを食べておる。シューは箸の使い方が上手になったね。モツはうなぎコスプレのまま来たのね。ここまでどうやって歩いてきたの?
  • ひどくやつれた奏助が舞台に登場。「誰の力も借りず誰のまねもせず作ったんで。歌います」よくやった!聴くよー。

     

  • 曲が流れてからは、もうアニメらしい世界というか。物陰にいたバッハ様まで苦しんでおられる。ベト「これが少年のムジーク…」。シュー先生は涙を流してサムズアップしてから倒れた、さすが元教師。

     

  • ついには救急車が多数出動する地獄絵図に。一話で一瞬登場した奏助の妹が、うなされてタンカで運ばれていったよ…。

     

  • 文化祭が終わってからも生徒達に囲まれる奏助。「とりあえず本気出してみた」うん、頑張ったよね。たとえポンコツと呼ばれても、キミはカッコイイとおばさんは思うよ。

     

  • 音羽館メンバーも最後は笑ってくれて、青春の一ページは無事にしめくくり。よかった。

     

♪挿入歌
ぼくフツウ
  作詞:松原秀 作曲・編曲:浜渦正志 歌:神楽奏助(CV島﨑信長)
※本放送時は「ぼくは奏助」というタイトルでした。歌詞の「ぼーくーはー奏助」も「ぼーくーはールルララー」に差し替えられています。

ジークではありません。したがって「効果」ではないのでしょうが、聴いた人にかなりのダメージを与えるようです。ジャ○アンのリタイサルと似ているのかも?ただ、奏助は歌うまいし(ジャイ○ンもね)、そこまでひどくはないですよね。まあ、これはアニメだから大袈裟にやるところなんでしょう、きっと。

♪今回(第15話)のマイベスト・ベト

「ギョーザーの屋台を手伝え」
借り物のバラ柄のエプロンがお似合いです。

 

「ベトさーん」男子高校生たちの黒い声援…。
若いJKのみんなは覚えていてね、男にモテる男こそ本物なんだから。

 

「奏助。おまえはそれでいいのか」
いつもは「少年」と呼んでいるのに、ここでは初めて名前を呼ぶんですよね。ベトは我が道を行く人ではあるけれど、人の気持ちもわかる人。

♪今回(第15話)のベト歌

人生ゲームで「結婚」に過剰反応するベト。歌苗を並べた図は絶対にわざとだ。

 

歌苗がゲームに途中参加するときは、やっぱりベトの隣よね。席を譲って床に座るシューさんエライ。

 

「そろそろ(グーとお腹が鳴る音)」無言でお腹すいたアピールするベトがなんか甘えていてほほえましい。

 

奏助のライブ中でも、ナチュラルにやっぱり隣にいるんですよ。

クラシカロイド Original Sound Track

クラシカロイド Original Sound Track

 

 劇中に登場した奏助ムジークも音楽室でのDTMの曲も天才たちのセッション(初見のときに私は何と言っても即興セッションに惚れたんですよ!)も、すべてサウンドトラックに収録されています。ジャケットの絵もまさに音楽室のあの場面!この第15話は、音楽担当の浜渦さんがさまざまなオーダー(無茶ぶりとも言う)に応えてくださった回でもあります。


※この記事は「アニメ『クラシカロイド』のことを書くブログ(http://nyaon-c.hatenablog.com/)」のブロガー・にゃおん(nyaon_c)が書いたものです。他サイトに全部または一部を転載されているのを見つけたかたは、お手数ですがお知らせ下さいませ。ツイッターID:@nyaon_c

 

2017年7月 お目当てのコンサートに行けなかった件

タイトルの通り、ご報告のみです。長くはしません、さっぱりと。

 

nyaon-c.hatenablog.com

先月、7月のミニコンサートに絶対に行くと宣言したわけですが、残念ながら行けませんでした。好きなツイッター断ちまでしなければならない程、在宅仕事が忙しくて街に出るどころではありませんでした。ちょうど息子が修学旅行の代休だったので連れて行きたかったのですが、仕方がありません。レポートをお待ちくださっていた皆様にもお詫びいたします、申し訳ありません。

www.pmf.or.jp

また、毎年7月に札幌ではPMFという音楽祭が大々的に開催されていまして、こちらにも興味がありました。様々な演奏会やそのリハーサルまでよりどりみどり、しかも演奏者の勉強を兼ねているためか、費用は格安で中には無料のイベントまであるのです。しかし、こちらも結局一つも行けておらず、残りの日程もおそらく無理です。イベントはたいてい週末の昼間か平日であれば夕方から。小さい子供がいる以上、家族に留守番を頼む必要がありその都合がつけられませんでした。リハーサルは平日午前にもありますが、こちらはリハーサルなだけに終了時間は読めず幼稚園バスのお迎え時間が微妙…。それに幼稚園はこれから夏休みに入ってしまいます。有料の託児サービスを利用してまで行きたいかとなると、正直そこまでではありませんでした。演目を見たら知らない曲が多かったですし、案外玄人向けなのかもしれないなとも思ったり。言い訳を探せばキリがないのでこの辺で。要は「まだ私には早い」という結論に達しました。

なんだか暗い話になっちゃいましたね。いえ、落ち込んでいませんから!これから参加するチャンスはいくらでもあるさ。私は札幌在住12年になりますが、今までこういったイベントにはまったく興味がなかったわけです。それが『クラシカロイド』にハマったのをきっかけに「クラシックの生演奏を聴きに行こう」となったのですから、驚くべき変化ですよ。まだまだ私は初心者。まずはCD等でたくさん曲を聴いてから、そして小さなホールでピアノリサイタルや弦楽や声楽に慣れ親しんでから、大きなホールでオーケストラの演奏を聴きに行けるようになりたいと思います。焦らずに、無理はしない。いずれは、札響の定期演奏会に会員になって通うようになるかも!?実はKitaraの大ホールには一度だけ歌と朗読のコンサートを聴きに行ったことがあります。さすがの音響でしたが、残念ながらこの時の伴奏が録音音源だったのです。なので、管弦楽の生演奏をぜひとも聴いてみたいです。ご近所に良い会場やイベントがあることに感謝します。チャンスはいくらでもあるのだから、あとは自分次第。「頑張る」のは違うけれど、小さな目標があることを楽しみに暮らしていきたいと思います。